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なんか出来上がったもの
神崎島鎮守府首都警察特別機動警備隊
神崎島鎮守府首都警察特別機動警備隊は神崎島鎮守府の首都たる神崎市の警察組織、首都警察内の一部門である。
神崎島の警察組織は純粋な文官組織ではなく、旧陸軍の憲兵隊なども起源に持つ一般警察機関と軍隊内の法執行機関の機能を併せ持つ所謂国家憲兵の一つであり準軍事組織の一種でもある。
そして首都警察特別機動警備隊、通称特機警は日本のSATや米国のSWAT、独国GSG-9のような警察系特殊部隊の一種であるが他の特殊部隊とは大きな違いがある。
実験部隊としての側面があることである。
深海大戦中の特機隊は通常警察業務の他は戦時の避難誘導、深海棲艦より奪取した地域の治安維持などが主な仕事であり、現実にあるような対テロの状況が発生することはなかった。
そんな比較的暇を持て余していた特機隊であるがある任務が与えられることとなった。
それは深海大戦でも流用可能であった民生技術の軍事への応用であった。
その一つが現実でも普及が進みつつあるロボットスーツであった。
輸送、介護などの民生分野において普及が進むロボットスーツは次世代の歩兵装備として現実でも研究が進んでいる。
そして妖精達は民間型ロボットスーツを生産し特機隊において運用試験されたのであるが問題が発生した。
民生型ロボットスーツは走る、跳ぶ、匍匐前進といった歩兵としての動作、俊敏な行動が全く出来ないのである。
そもそも激しい動作を想定していないのだからしょうがない。
これに対して特機隊は重量物を持てるというロボットスーツの利点を活かす方向で運用法の構築した。
強力な制圧力を持つ機関銃を一人で装備、運用し、3人一組の分隊で行動することで死角を無くすことで反撃の機会を与えないという運用である。
細かいの行動が無理なら火力で勝負という真に脳筋な運用法であった。
ついでに技術者達もこの運用法に適する形でロボットスーツを改良、防御力はあるが重い民生型防弾プレートや動きにくく熱い防弾衣を標準装備とした。
重く動きにくいのはロボットスーツと火力で、熱いのは防弾衣の空調服化でどうにかなってしまった。
ついでに民間でも調達可能なので神崎島でも入手可能な赤い第二世代型暗視装置を装備、後に赤い眼鏡と恐怖と共に呼ばれることになるロボットスーツはここに完成した。
なお同装備を運用する特機隊は深海大戦中は全くと言っていいほど活躍の機会がなかったが現実への神崎島の復帰後にその活動を本格化、
対テロ、対セクト特殊部隊としてテロリズムと戦っていくこととなる。
現実復帰後もロボットスーツの改良は継続され民生品の集合体から最新軍事技術使用した正規軍仕様へと改良、
後々はティ連技術も導入されテロリスト、セクト達を恐怖に陥れることとなる。
最終更新:2024年03月23日 02:35