523: ホワイトベアー :2019/10/27(日) 16:31:04 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
ドイツ帝国空軍の主力戦闘機の考察ができたのでとりあえず投下させていただきます。

Ta186 「フッケバイン」
乗員:2名
全長:11.68m
全幅:11.10m
全高:3.86 m
エンジン:ハインケル BMW 005ターボジェットエンジン(24,93kN):1基
    :ハインケル HeS 011ターボジェットエンジン(26.3kN(C型以降))
実用上昇限度:実用上昇限度:12,000m
最大速度  :1,060km/h
      :1,105km/h(C型以降)
航続距離  :920km
      :1,690km(C型以降)
武装
MK 108 30mm機関砲×2
IR60短距離空対空ミサイル×4
爆弾:最大900kg

524: ホワイトベアー :2019/10/27(日) 16:31:57 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
Ta186 フッケバインはドイツ帝国の航空機メーカーであるメッサーシュミット社が開発を担当し、1945年のドイツ帝国空軍への正式採用を皮切りにイタリア空軍やスペイン空軍、北欧諸国など欧州連合各国にも採用された亜音速ジェット戦闘機である。

本機の開発の源流は第一次世界大戦末期まで遡る事ができる。

この大戦で日米が実施した《迎撃できない高高度》からの戦略爆撃と言う戦術は、同戦術によって主要な国内インフラを破壊されたドイツ帝国に大きな衝撃や恐怖、屈辱感を与えた。
ヴルサイユ条約が結ばれ、戦争が終結したあともこの感情はしこりの様にドイツ国民の心に残り、彼らに高高度で作戦行動が可能な戦闘機の開発を決意させた。

高性能で迎撃が極めて困難な高高度爆撃機の存在はドイツを革新的な戦闘機の新規開発を余儀なくし、同じく日本の戦略爆撃の脅威にさらされたソビエト連邦と協力してベルサイユ条約によって禁止されていた戦闘機の研究および開発を開始していく。幸いな事にソビエト連邦がロシア帝国から接収した日本製航空機が少なくない数存在しており、研究は順調に進んでいった。そして、1924年にドイツ初のターボジェット機であるMe112の飛行実験に成功すると高速ジェット機の将来性に確信を抱いたドイツ軍はレシプロ機の開発と同時平行でだが次世代の技術としてジェットの開発にも注力していく。この頃には日本軍やアメリカ軍が次々とジェット戦闘機を実用化していった事もドイツ空軍の判断に影響していた。
1935年にドイツ帝国が再軍備を宣言するのと同時期にジェット戦闘機の開発がドイツ帝国本土でも開始される。

設計を担当したのはMe112の開発および製造をおこなった事により、ドイツで唯一ジェット機のノウハウをゆうしいているメッサーシュミット社である。

本機の特徴は徹底した軽量化と40度の後退翼を装備し、機首に空気取り入れ口があり、高推進ジェットエンジンを胴体後部に収納していることが挙げられる。

こうした先進的な構造をとった事により機体の運動性はエンジン配置が双発レシプロ戦闘機と同様の古めかしいスタイルであったMe210を上回る結果となり、そこに新型のジェットエンジンであるハインケル BMW 005ターボジェットエンジンの強力な推力が合わさり、それまで配備されていたMe210とは比べものにならないほどの高い性能と運動性を発揮した。

もう1つの特徴がその量産性である。本機はドイツ製としては極めて異例な事に大量量産を前提としたシンプルな設計となっており、機体には複雑な機構を用いず簡素なもの採用している。

武装としてはドイツ空軍の主要な迎撃戦闘機に搭載されているラインメタル・ボルジッヒ社のMK108 30mm機関砲を固定武装として搭載している他に有線誘導式の空対空ミサイルであるIR60を4発もしくは最大で800kgまで爆弾やロケット弾を搭載することができる。

1945年からHe180の後継機としてドイツ帝国空軍への正式採用を皮切りにイタリア空軍やスペイン空軍、北欧諸国など欧州連合各国にも早期にライセンス生産が認められたことから、超音速ジェット戦闘機であるBf140やダッソー・ミステールなどが登場するまではジェットエンジンの換装などの逐次改良を施されながら欧州主力戦闘機の座にとどまり続けた

525: ホワイトベアー :2019/10/27(日) 16:35:14 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
以上になります。

一応モデルはフランスのミステールとアルゼンチンのFMA I.Ae. 33 プルキー IIで考えましたけど、初心者なんで数値におかしいところがある可能性が大きいです。なのでつっこみどころがありましたら是非教えてください。

526: 名無しさん :2019/10/27(日) 19:46:59 HOST:p1278072-ipngn201003fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp
523
乙。
設計を担当したのはHe112の開発および製造をおこなった事により、ドイツで唯一ジェット機のノウハウをゆうしいているメッサーシュミット社である。
この部Heてことはハインケルではないのか?Meの間違い?どっちだ。

533: ホワイトベアー :2019/10/28(月) 12:15:32 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
826
あ、本当ですね。
HeじゃなくてMeが正解です
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最終更新:2023年10月11日 21:03