402: 名無しさん :2019/11/12(火) 00:59:34 HOST:175017014222.ppp-oct.au-hikari.ne.jp
遅れました。第4弾です。色々と詰め込んでいたらさすがに長くなりすぎたので
ぶった切ることにしました。そしたらこんな感じになりました。

しばらくは、皆様の想像にお任せして、戦争を始めますね! そして、第4弾まで続いちゃった訳で
最低でも第5弾まではやりますね


 ―― 1946年12月 ――
 高慢なる小王国、クウェートを表す適当な単語と言えばきっとそんな感じだろう。
中東、ペルシャ湾(アラビア湾とも)に面した小さな国……というより都市国家と言って良いこの国の歴史は
21世紀から見ればここ約150年程度でしかない。
元々ここには、小さな漁村があった。そこにアラビア半島方面から3つの敗残兵的勢力が流れてきた。
交易部族としてそれなりに儲けていた3つの遊牧民系部族が競争や闘争に敗北し、財産をありったけ積み込んで
この辺に逃げてきたのだ。そして、彼らは小さな漁村の立地環境に目を付ける。
その地政学的立地がもたらす経済的恩恵をすぐさま把握した彼らはその地に定住した。
そして、3つの部族による自治を滞りなく行うために、一種の『議会』のようなモノを作り
何時しか、その議会の中で一番有力な氏族を3部族の連立政権としての国王、すなわち都市国家クウェートの統治者として
1人の国王を頂く国となった。
最も、その後の歴史の推移から最終的に議会は自然消滅し、一時絶対王政となったが。

でだ、この有様を後にイラクと呼ばれる国家になる、バグダットの権力者たちから見ればどういう状況か?
辺境の吹けば飛ぶような漁村にある日、ヨソ者が現れ、最後には勝手に独立国だーなどと抜かしている。
つまりは、侵略である。吹けば飛ぶような小さな辺境の漁村であるが故にそれまで注目されていなかっただけで
彼らからすれば、一応は立派な領土なので有る。それを勝手にヨソ者が占領して『王』とやらを排出している。

許せんよなあ? 侵略者風情を調子に乗らせるなんて……。なお、ソレまでの管理責任はポイッ。
最もクウェート側もそれを承知しているので対策はぬかりない。オスマン帝国に即臣従、バグダットの領土では無いが、
オスマン帝国の一部であると言う今までの流れを死守。さらには、直接的な武力として、大英帝国に目を付け
すかさず、大英帝国にも臣従。こうして翻るユニオンフラッグとオスマン帝国の行政文書によって守られたクウェートに
バグダットの権力者といえども簡単には手を出せなくなった。
状況が変化したのはドイツのお騒がせ坊や事、ヴィルヘルム2世がベルリン、イスタンブール、バグダットを結ぶ大鉄道をつくろう!
と、思いつきで行動した3B政策だ。
コレによりイラクシリア方面で様々な部族が鉄道の利益・利権に預かろうと群雄割拠の戦国時代になったことがある。
クウェート王国もこのビッグウェーブに乗ることにした。目指せ大クウェート帝国の建設!
そして、クウェートにはこの野望を実現させる大きな切り札があった! 故にいけるぅ!!

と、暴走した挙げ句、この野望を抱いた第1の人物である2代目クウェート国王は平時の内政においては名君であったが
乱世においてはただの凡君でしか無かった事を示すかのように総崩れ。

403: 名無しさん :2019/11/12(火) 01:00:20 HOST:175017014222.ppp-oct.au-hikari.ne.jp

挙げ句の果てにクウェート本国に向けて、準備万全のバグダット軍が進撃を開始すると言う有様を招く。
ちなみに、この危機を助けたのが、切り札であり、切り札はその直後にクウェートの制御から完全に離れた。
切り札とは人物であり、名前をイブン・サウードって言うんですけど。

ちなみに、サウジアラビア王国初代国王の名前もイブン・サウードである。…………あっ(察し
ネタバレをすると、アラビア半島での戦いに敗れた名門サウード一族の幼い王子はクウェートに保護され
息子同然に育てられた。その時に備えて、切り札として。そしてその際、少数精鋭の王子専用の軍隊ですら
クウェートは編成してあげたのである。で、平時内政の名君にして、乱世の凡君である2代目クウェート国王を
最後には見限り、行きがけの駄賃とばかりに、ソレまでの恩を返すべく、200にも満たない騎兵だけでクウェートに迫り来る
バグダットの軍を撤退に追い込むと、そのまま二度とクウェートには戻らずアラビア半島へと旅だった。
そして、サウジアラビアを建国する事になる。言っておくが、この話は全部史実である。

故に、クウェートとサウジアラビアには、特殊な関係がある。何時途切れるかは分からない縁だが、切れない限りは
お互いの王族同士の話し合いですべてを決める事が出来るような縁が。

「まもなく湾岸が荒れますぞ……」
クウェートからの特使の言葉にサウジアラビアの国王はただ一言だけ、「そうか」と返したと言う。
とはいえ、それだけでサウード王家の皆が疑心暗鬼となった。クウェートがわざわざ何かを警告しに来た。
だが、その何かがなんなのか全く分からない。そのさなか、特使が帰って翌日、オマーンから急報が入る。
『オマーンでクーデターが勃発。王族はかろうじて脱出、サウジアラビアに援軍求む』
これにサウード王家は一安心。オマーンは文化的・宗教的に共和制が大好きで大好きでたまらない土地だ。
にもかかわらず絶対王政になっている。そりゃ、王権の正当性を武力以外で肯定できない。
そして、その武力に問題が発生したらこうなる。
だから、なーんだ、荒れると言ってもオマーンかー。と援軍の用意をしてたところでオマーンはもとより
アラビア半島沿岸部周辺の部族、小国から次々と舞い込む援軍要請に真っ青になった。

404: 名無しさん :2019/11/12(火) 01:01:05 HOST:175017014222.ppp-oct.au-hikari.ne.jp

 ―― 同年同月、ロンドンにて ――
「……つまり、何だ、我が大英帝国の裏庭が荒れ果てようとしているという事か?」  「……そうなります。サウジアラビアが動き、周辺に軍を動かして」
「アメリカの陰謀か?」  「そんな事はどうでも良い。ペルシャ湾が荒れるのはあってはならぬ事だ!」
「「「艦隊を送り込め。大英帝国の裏庭たるペルシャ湾岸地帯を安定化してみせろ」」」
湾岸地帯。そこはかつて大英帝国がラクダの代わりに船に乗って荒ぶる遊牧民に『海賊やめろー!』と怒鳴り声を上げて何とか
沈静化した場所だ。大英帝国は彼らの王族や有力部族の族長に一つの条約を結ばせた。
この条約により、海の上は少なくとも公的には安全地帯となった。そして、王族や族長たちは自分たちの地位を大英帝国の武威によって
保障されることになり、海上の戦国時代は終了し、陸上での略奪専門小競り合いに移行することになる。
逆に言えば、湾岸諸国が荒れることは大英帝国の武威が、条約が、つばを吐かれているという事である。

「インドの艦隊は?」  「動かせる……が、正直インドでは不穏な動きが強く」
「……何とか都合が付いた艦艇をかき集めて、艦隊を編成するのが一番か」
「……この事態にアメリカの裏工作はどの程度関わっている? 或いはこれから関わる可能性は?」  「分かりません」
サウジアラビアはアメリカの庭だ。オスマン帝国がWW1で崩壊した後、列強諸国で帝国跡地をどうするかと言う事が
議題になったことがある。一度は軽い範囲とはいえ、現地の人に任せて見るが、コレが最悪の結果を生み出す。誰もが帝国の遺産を奪い合い
挙げ句の果てに帝国の後継者になることを拒絶し、ただ、自分たちの思うがままに戦乱と虐殺を繰り返したのだ。
ヨーロッパの列強諸国は慌てて介入し、最終的に列強の都合ばかりを考慮した、サイクス・ピコ協定を結んだ。
アレは史実21世紀で文句が多い協定だが、実は彼の地域に平和をもたらした協定でもある。そうでもしないと抑えきれなかった。
が、それだけでは無い。彼らはサイクスピコとは別にレッドライン協定を結んだ。レッドライン協定とは、オスマン帝国の領域に存在した
石油資源に関する協定だ。コレによりヨーロッパ列強諸国によって中東の石油資源は独占される事になる。
そんな有様の場所に、スタンダード・オイルは何も知らずに入ってきた。アメリカ生まれの世界初となる巨大オイルメジャーだ。
で、当然排斥される。スタンダード激怒して、アメリカ政府に泣きつく。アメリカ政府は次の合い言葉を縦に中東石油市場に殴り込みを始める。
曰く『門戸解放!』である。どっかで聞いたフレーズや。

で、連中はレッドライン協定を外から破壊するために、サウード王家と手を組んだ。レッドライン協定関係のアメリカのあくどい手やら何やらは
色々省くが、よってサウジアラビアとアメリカには特別な繋がりがある。サウジアラビアで何かがあれば如何にモンロー主義な
アメリカといえど何らかの形で動かざる得ない。スタンダード・オイルがぶち切れたら怖いし……。

「どのみち、アメリカは何らかの形で動くでしょう。むしろサウジアラビアとアメリカとの繋がりを切る工作活動の良い機会では?」
「…………やるか」
大英帝国は湾岸世界に工作活動をする事を決めると同時に、その世界に向かわせる艦隊の編成に取りかかった。
問題は、大英帝国の行動すら、ドミノ倒しのドミノでしか無かった事だろう。
或いは、一見一枚岩に見えた帝国は決して一枚岩では無いのだと言うことを大英帝国の当人自身が忘れていた事か。

405: 名無しさん :2019/11/12(火) 01:02:39 HOST:175017014222.ppp-oct.au-hikari.ne.jp

ロンドンのとあるホテルの一室にて――
「――とのことです。ケインズ卿」  「……まぁ、許容範囲でしょう」
大英帝国の財政を司る高級官僚として任命された、経済学者……いや、政治家ケインズ。
史実において、アメリカのハリー・デクスター・ホワイトに敗北し、失意の内に無くなった彼は、まだ生きている。

「チャーチル卿にも困ったモノだ」  「ケインズどの……例の構想の件ですが、本当にやるおつもりで?」
「もちろんです。チャーチル卿は、大英帝国とは鋼鉄の武威によって築かれ、これからも鋼鉄の武威によって続いていくと勘違いしている」
そんなモノはケインズにとって、歴史を知らない脳筋の戯れ言だ。大英帝国とは金融工学による金融工学の為の金融工学の帝国だった。
人間の命はもとより、その土地の歴史、文化、国家に人間、資源から伝統工芸にこの世のあらゆるモノを帝国の金融商品、金融資産と見なし無数の商取引により
その欲望とカネ転がしの融合炉によって莫大な黄金を生産する帝国。

「大英帝国とはそうあって、生まれ、そうあって発展し、カネ稼ぎの真っ最中の片手間で軍隊を編成した。そういう帝国です。
にもかかわらず、軍隊が帝国を作ったと、思い込み第1に軍事力を第2に軍事力を第3に軍事力を。非常に愚かだ。ソレでは逆に衰退してしまう」
故に、ケインズにとって、大英帝国を守る、立て直すとは軍隊を立て直す事では無く――

「――『大英帝国勢力圏(スターリング・ブロック)』の完全なる完成。軍隊はそのために必要な商品に過ぎない」
ケインズの手元にある資料。そのタイトルは『クリアリング・アライアンス――バンコール計画』と記載されていた。


―― 同年、イタリア王国 ――
「イギリスが大艦隊を率いてやってくるか……」  「ドゥーチェ、いかが致しましょうか?」
ローマの病院の一室にて、やせ細った男がベットの上から様々な報告を聞く。

「……私の所にくるとは。ロベルトではダメか?」  「……閣下は聡明な方です。あなたさえいなければ」
「……そうか」
ムッソリーニはただ、小さな声を紡ぐ口に水のコップを運び、口に含むと目を閉じる。
それを報告をしに来た男はただ、見るだけだ。1人の偉人の決断を。そして、その口が開かれる。
だが、その最初の言葉は、決断では無く、懺悔に聞こえる声だった。

「何故……何故、エチオピアだったのだろうな……今になってそのことを後悔する。どうせ狙うなら……ナイル川を狙うべきだった!!」
少しずつ、強まっていく言葉。弱音に聞こえてきた懺悔の声が、徐々に力強く変貌していく。特に最後の言葉の力強さ! 

「やるからには、徹底するべきだった!」
そして、心からの懺悔の声。
ヨーロッパ最大の活火山とされるエトナ火山はイタリアの火山だ。すなわち、イタリアは暗黒時代(物理)のお膝元である。
北アフリカのうまい土地は全部フランスやイギリスがすでに押さえている。イタリアが必死の思いで確保したリビア、エチオピアなんぞ
沿岸部を除けば砂漠が広がってるか、山が広がってるの違いしか無い。
一応、エチオピアは旧約聖書から続く穀倉地帯ではある物のナイルの恵みと比較すればよくもその程度で穀倉地帯を名乗ると言いたくなる。
おまけにそのエチオピアから食料を運ぶのには凄まじい手間暇がかかる。

406: 名無しさん :2019/11/12(火) 01:03:43 HOST:175017014222.ppp-oct.au-hikari.ne.jp

「…………イギリスの艦隊がスエズを抜けたら、爆撃せよ。スエズを」  「――!」
「ああ、その前にこの病室を爆破しなければならんな」  「ドゥーチェ……?」
「イギリスの工作員が私の暗殺を謀り、病室を爆破。幸い私は難を逃れており、報復として軍がスエズを爆撃。なお、工作員は証拠隠滅を図って
自決、当局はイギリスと断定したが、アメリカの可能性も十分にある。
それと、どうせイギリスの事だ。スエズはすぐ復旧する。奴らがスエズの復旧作業に忙しい間に本命を実施せよ。本命はスエズの地中海側を
機雷で封鎖することだ。それと平行して、ビラでも空から投下しなさい。別にビラに効果が無くても構わない。イギリスを焦らせるのが目的だからね。
ビラの内容は『イギリスはアラブ人を弾圧するためにスエズに艦隊を通した。アラブの同胞を救いたいと思うエジプト人よ立ち上がれ』とね」
使いの男がその内容に唖然としてる中、ドゥーチェは思いついたようにさらに何かを付け足す。

「いや、この病室が爆破される前に発表するべき事があったな。エチオピアに世界最大のダムを造る計画を本格始動させる。
これで、イギリスが工作員を送り込んだ正当性が成り立つというモノだ」
「ドゥーチェ……そ、そのあなたの深謀遠慮にはか、感服しますが、そ、ソレはいかなる意味で?」
「何だ、我が国の植民地だぞ? 簡略でいいから頭の中に地図を作りたまえ。ナイルの水資源、その出所、半分近くはエチオピアだ」
「――――!?」  「すべてがイタリアの都合のいいようにうまくいけば、ナイルの水資源の半分は我がイタリアがどうとでも出来る。そう思わせろ」
やせ細ったハズの男の覇気が止まらない。ただ、圧倒されるばかり。そして、その男もまた止まらない。

「ああ、アメリカの可能性についてだが、そこは……サウジアラビアに手を出そう。遠くのアメリカより近くのローマ人どもの方が
こういう面倒な事件が起きている時には頼りになると見せつけたまえ。見せるだけで良い。それだけで、アメリカは慌てふためくさ。実際に暗殺者を送り付けてくるかもな!」
「ど、ドゥーチェ、そ、それで……お、落としどころはど、どうするのですか!?」
「……地中海をローマ帝国の水瓶に変えるのだ。今、地中海には海賊が出没するような事態になっている。コレはローマ帝国の後継者たる
我ら、イタリア王国がその責務を果たしてはいないからである。その責務を果たすのさ、何。その責務を果たす一貫として多少なりとも
保護料金を列国から受け取るのは仕方ない事だろ? フランスさえ頷いてくれれば、この企みは成功するだろう。最もイギリスとフランスが
手を組んで攻め込んでくる可能性がある事だけは警戒せねばならんがね」
「!……ど、ドゥーチェ……つまり、ソレは……ち、地中海を通るすべての船舶から保護料金をとる……と」
「さすがに小さな漁船やら個人のボートまで徴収するつもりは無い。海賊掃海を行うから、各国政府はその予算の一部を提供せよと言うだけさ。フランスさえ頷けば
後は金額交渉になる。まちがいなく。そしてそれに介入するつもりのイギリスもスエズが封鎖されてる以上、口やかましく言う以上の事は出来ない。
何、工作員の件は、最終的にこの私が和解を飲み、機雷をイタリアが全責任もって掃海すると言う事にすればいい。あちらもそれで最低限メンツが立つさ
何だったら、裏取引でもして、全部ソ連の陰謀だったのだよ! 口裏でも合わせればいい」
「ソ連……ですか?」  「我が国にはロシアの亡命貴族が多いからな…………」
(それに何より、今の情勢はある意味で都合が良すぎる。いきなり湾岸が荒れ果ててイギリスとアメリカが慌てふためく? ポーランドとドイツがいがみ合う今?)
やせ細ったハズの男は感じ取っていた。何者かの意思を。

「ああ、ソレと……人を呼び……いや、集めてくれないか? ロシアの亡命貴族の皆さんと、トルコ人だ」
(ボリジェビキか、或いはケマルか……どちらかであってもこのままやられっぱなしなのは気に食わん)
ファシズムをこの世に作り出した男は未だ、君臨者である。

そして、世界は動く。1947年2月。後の世に第2次世界大戦はその時に始まったと言われている。
無数のドミノ倒しと想定外の連鎖の結果、フランスがドイツ侵攻に向けて大規模に動員開始。そこに、ドイツの先制攻撃が始まった。
フランスにとって不本意なことに。そして、陰謀を仕掛けたハズのソ連にとっても……。

407: 名無しさん :2019/11/12(火) 01:05:15 HOST:175017014222.ppp-oct.au-hikari.ne.jp

―― 同年同月、大日本帝国 ――
「何故、こうなっている……」  「……よく分かりません。何がなにやら、情報機関に色々と調べさせてますが、分かっているのは……」
ソ連、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、アメリカ、すべての国が何らかの陰謀を企み、工作活動にせいをだした結果、
彼ら自身も想定外の化学反応を起こしたという事だ。
まもなく、戦争は世界規模に拡大するだろう。

「……アルゼンチンが大英帝国に反旗を翻しており、我が国やアメリカなどに手当たり次第に同盟交渉を持ちかけています」
「中華民国が……アメリカ人と虐殺したという情報が……」  「ペルシャ帝国とサウジアラビアが戦争状態に入りました」
「ソ連が対トルコ戦争を開始。トルコ側にイタリアが尽きました。……紙の上の同盟であった、枢軸が機能を初め、ドイツが参戦する構えを見せており……」
アメリカが明らかに我が国への開戦を目的とした軍事行動を……」

全球を戦火に照らす大戦争が始まるまで……あと…………。



と言うわけで終わりです。最低でも次回までは続くよー

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最終更新:2019年11月16日 13:07