167: 名無しさん :2019/11/18(月) 20:57:45 HOST:opt-115-30-204-189.client.pikara.ne.jp
愛媛県のしまなみ海道に浮かぶ島の一つ、大三島
そこには大山祇神社という、古代からある神社で
山の神・海の神・戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集め。
大山積神を祀る代表的な神社ということもあり、山神社の総本社とされることもある。
また、源氏・平氏をはじめ多くの武将が武具を奉納して武運長久を祈ったため、
国宝・重要文化財の指定をうけた日本の甲冑の約4割がこの神社に集まっている。
海軍にも深いかかわりがあり、現代でも海上自衛隊による参拝がある。
その神社には秋祭りに全国的にも珍しい行事
一人角力
と呼ばれる行事があり
「稲の精霊」と「一力山」による三本勝負で行われ、稲の精霊が2勝1敗で勝つことで
豊富を祈願する行事でもある。
例年であれば、力士による一人相撲であっただろうが
今年は違った。
進行役の行司役が名乗りを上げながら、力士を呼び
そして、そのまま、反対側を向けると
「東ー。てんりゅうー!!」
「おう!俺が天龍だ!!ふふっ!怖いか?」
そう、天龍が参加することになった。
そもそもきっかけは、金剛型四姉妹が霧島山鎮守のために
働きかけたことによって、全国的に艦娘さんを呼ぼうというブームとなり
ここの大山祇神社の艦内神社として奉納されたこともある天龍に
神様役として、相撲をお願いしたことが始まりだった。
天龍は、相撲と聞いて、よっしゃあ!やったらあ!!とノリノリで
こうして特別な相撲が始まったのであった。
天龍は普段の格好の上にふんどしみたいなまわしを巻いており
裸足でドスン!ドスン!と四股を踏みしめる。
そして、塩を振りまき、行司がはっけよーいの合図と共に構え
のこった!!
と合図と共に、天龍は突進し相手を吹き飛ばす
相手は虚を突かれたのかそのまま吹き飛ばされ
天龍一勝ー。と行司の声がかかる
しかし、二回目は天龍の突進を読んでたのか
がっしりと待ち構え、逆にまわしをつかんで投げ飛ばされ
天龍は一勝一敗になる
最後の試合には、合図と共に
天龍と力士は体を衝突しながら、まわしをつかみあって
前に後ろにじりじりと一進一退の展開となる
これには、地元の力士を応援するもの、天龍を応援する野良提督たちも
大盛り上がりで、力士頑張れー!!、天龍頑張れーー!!の応援合戦となる
やがて、天龍がだあらっしゃあああ!!と気合十分な掛け声と共に
力士を投げ飛ばし、力士を土俵につけたのである。
この瞬間に大きな声と拍手が鳴り響き
天龍は周りに向けて笑顔と共に手を振り続けたのであった
この後、天龍は全員と記念写真を撮り
大漁の店で、大トロ握りなど、絶賛料理をたくさん食べて
帰って行ったのであった・・・・・
168: 名無しさん :2019/11/18(月) 20:58:41 HOST:opt-115-30-204-189.client.pikara.ne.jp
終わり
大三島の大山祇神社のすぐそばにある、蒸し牡蠣屋とか大漁の店旨いよ。
皆さんもぜひ来てみてはいかが?
最終更新:2019年11月26日 11:47