4: 名無しさん :2020/08/18(火) 12:55:58 HOST:p420159-ipbf308imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
【時系列無視】OGクロス会話集・融合惑星編1 改訂版


「「「えっ 今日は全員カレーライス食っていいのか!!」」」

「ああ、しっかり食え。おかわりもいいぞ!」

 連合の支援を受けたいくつかの融合惑星の小学校での光景。



「殺せ、ミヤイリガイだ」

「こっちで終息宣言出たのが西暦1996年だから、そりゃ残ってるよな地方病」

「BETAとの戦いで手が回るわけないよなぁ」

 日本帝国へ連合から来た支援組織の会話。


「で、いつ日本帝国に国籍を移すんだ?」

「喧嘩なら買うぞ、タダで」

 日本帝国が重婚法を成立させた直後のアルトとミシェルの会話。


「サガラさん! 日本帝国に国籍変更しませんか!?」

「た、大佐殿!? いや、テッサ、それはさすがに――」

「テッサ! あんたね!!」

 某所の痴話げんか。


「あんた、重婚法と同時に男女ともに15歳以上の結婚が許可されたのを知ってる?」

「ニュースで流れてましたね。男が17歳で女が15歳だったのを改定して、保護者の許可があれば両方とも15歳で結婚出来るとか」

「というわけで、社が15歳になったらよろしくね」

「はいいいいいいい!?」

香月博士の研究室でのやり取り。


「うわっ、うわっ」

「これは……」

「はうあうわあ」

「す、すごいよこれ……」

「だ、誰よ!? こんなの置いたの!」

「け、けしからん! 実にけしからん!」

「そんなこと言いつつ、榊も御剣も読むのをやめないね……」

ロンド・ベル所属艦に誰かが持ち込んだふたり〇ッチ全巻を、食い入るように読みふける純夏たち。



「ほい、プレゼントだ白銀」

「いい加減にしてくださいよ……亜鉛サプリとか、マカとか、マムシドリンクとか」

ロンド・ベル内でいじられる武。


「俺と純夏の家を改築するだけじゃ駄目だったんですか?」

「武家には格式というものがある。安心しろ、地価は下落しているので安く済んだぞ」

「はあ、そうですか。……しかしこの屋敷をまた見ることになるとはなぁ」

「何の話だ?」

 新居の前での白銀武と月詠真那のやりとり。



「初めまして、こんにちは! 君たちを迎えに来たイワン・イワノフ少佐だ!」

「あ……はい、初めまして……」

「よ、よろしくお願いします……」

「少佐、その髭つき鼻眼鏡……すべってます。それどころかドン引きされてます」

「緊張しているみたいだからほぐしてやろうと思ったんだが、大失敗だったようだな! あっはっは!」

第三計画の遺児たちと引き取りに来た大洋の軍人の初顔合わせ。

5: 名無しさん :2020/08/18(火) 12:56:33 HOST:p420159-ipbf308imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「うがあぁぁぁ!! 休みをくれー!!」

「隊の規模がでかくなっても、事件が増えすぎなんだよ!!」

「俺たちだって人間なんだー!!」

「警察庁襲撃とか各党の事務所襲撃とかもうどうでもいい!!」

「我慢しろ!! 自衛隊みたいにヴォルガーラとガチンコするよりましだろうが!!」

 特車二課の修羅場。



「ほ、本当に異星人が来るなんて!」

「ア、アメリカは!? アメリカの援軍はまだなのか!?」

「自国の防衛で手一杯のようです!」

 今までのツケを払う羽目になったパトレイバー日本。



「パト日ですけど、各国に支援要請を求めて断られているそうです。特にPRTO からは門前払いだそうで」

「え? 国交結ぶつもりはないと宣言したPRTO にもか?」

「はい」

「自ら戦う意思を示さないなら、滅ぶだけなんだぞ!」

 パトレイバー日本の情けない態度に怒りを募らせる夢幻会


「ひどい機体だなぁ……まるで武家の自己顕示欲が形になったかのようだ」

「貴様ぁッ!! この武御雷を――」

「殿下対して貴様とはなんだ!!」

「殿下だと?」

「こちらは天川宮慶仁殿下にあらせられる!!」


 機体開発現場に押し入ってきた反将軍派の武家と、大洋の追加人員である天川宮慶仁の顔合わせ。



「天川宮で――少佐の言うとおりこいつはダメだ」

「……ほう?」

「生産コストと運用コストは高い、整備製劣悪。作った費用に見合っただけ性能は無いときた。白装束に税金を投入しているようなものだ」

「お言葉ですが、建御雷は日本帝国が心血を注いで――」

「武者は――犬ともいへ、畜生ともいへ、勝つ事が本にて候」

「そ、それは宗滴公の――」

「情熱を否定するつもりはない。だが機体開発は勝つために行うものだ。
 まずはどんな形であれ勝つこと。勝たなければ何も始まらない」

 太洋の追加人員である芹沢少将の厳しい指摘。



おまけキャラ設定

天川宮 慶仁

 太洋日本の今上帝末子として生を受けた転生者。
 臣籍降下するつもりだったが、説得され新しく作られた天川宮家の当主となり妻を本来なら断絶している閑院宮家から迎えた。
 外見は漫画版の榎木津礼二郎似。
 生まれ変わってからはシュウ・シラカワと論議できるレベルの頭脳を持つようになった。
 学生時代に戦場の絆の世界大会の改造機部門で優勝し、殿堂入りという名の出入り禁止を受けている。
 ネオ・ジオングのハルユニットのほか、同じく転生者の異能者に魔術、召喚術を学んで超力戦艦のいくつかを設計した。
 β日本への出向は、クーデターの可能性などの話を聞いたうえで自分から志願した。


 芹沢 達也

 転生者で芹沢伯爵家当主。
 太洋軍技術少将で現在融合惑星の日本帝国へ出向中。
 ひねくれている上に他人を正論で殴りつけるような性格のため、あまり他人に好かれない。
 しかしその能力は高く、仕事ぶりは真摯である。
 連合標準操縦席を作ったのは彼。
 数少ない友人から名前と顔立ちのせいで、ハゲてもいないのにラーメンハゲとういあだ名をつけられた。

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最終更新:2020年08月22日 09:39