810: 名無しさん :2019/12/13(金) 20:20:24 HOST:opt-115-30-204-189.client.pikara.ne.jp
インド洋作戦の終盤、ハーミズ攻撃の為に97式艦攻が魚雷換装作業中に
ブレニム爆撃機が奇襲攻撃を仕掛けてきた。
この攻撃は史実だと赤城を狙いは至近弾となるも被害はなかった攻撃であったが
この世界では、たまたま対空砲火の被弾によって編隊からそれてしまった1機のブレニムが
翔鶴を狙い、運の悪い一発が翔鶴に命中したのであった。
幸いにも、命中した個所は前部格納庫で、ほぼ空状態でそれほど大きな被害を受けなかったが
飛行甲板が盛り上がり、発艦不能状態にへと陥ってしまった。
そこで、インド洋作戦後に予定されたMO作戦には予定された
五航戦コンビではなく、瑞鶴とパラオで座礁から復帰した加賀と組むこととなった。
この二艦がトラックで合流し、暫く、合同演習した後に
MO機動艦隊として珊瑚海入りすることとなった。
大本営から
アメリカ機動艦隊が出現する可能性があるという情報に基づき
97式艦攻による索敵を放っていたが、加賀が修理中に
練度向上に努めた加賀飛行隊は伊達ではなく、正確に輸送船ネオショーと報告し
同時にヨークタウン型及びレキシントン型空母の2隻を発見し、
五航戦司令官は攻撃を決意し、攻撃隊を発艦する。
瑞鶴・加賀が発艦し、目指すべき
アメリカ機動艦隊は第17任務部隊で
ヨークタウン・レキシントンを編成し、こちらも空母を発見し攻撃隊を発艦していたが
こちらはMO機動艦隊ではなく、攻略部隊を発見し、その部隊に所属していた空母
祥鳳を目標に攻撃隊が殺到し、奮闘むなしく撃沈されるも
その敵撃ちするかのように瑞鶴・加賀の攻撃隊が
第17任務部隊に殺到したのである。
特に加賀隊の艦攻は見事の一言で
ヨークタウンを左右挟み撃ち雷撃に成功し、魚雷を8本も命中させたのである
その後は99式艦爆の急降下爆撃による追い打ちにより、ヨークタウンは数時間後波間に消えゆくのであった。
瑞鶴隊も負けてはいない。
左右雷撃と急降下爆撃による同時攻撃により
レキシントンに25番爆弾3発、魚雷2本命中させる
この攻撃は当初、巡洋戦艦譲りの強靭な船体によって
軽微だと考えられていたが、実は少しずつガソリンタンクが漏れ
必至のダメコンの甲斐もなく、気化したガソリンに電気のスパーク火花に触れて
一気に大爆発へと起こし、救う手立てを無くし、総員退艦し、雷撃処分することとなった。
こうして、敵機動艦隊を壊滅させることに成功した瑞鶴・加賀の航空隊であった。
損害機は零戦が完封したこと、対空砲火も、この時期はまだ後のと比べて激しくなかったこともあって
以外にも少なかったのである。(全種合わせても10機以下)
MO機動艦隊は引き続き、主目標であるポートモレスビーへ針路をとったのであるが
彼女たちを狙う牙にまだ気づかなかったのである・・・・・
811: 名無しさん :2019/12/13(金) 20:21:04 HOST:opt-115-30-204-189.client.pikara.ne.jp
終わり。
続きは皆さんの反応次第。
最終更新:2019年12月22日 11:20