249: 名無しさん :2020/06/05(金) 22:12:50 HOST:p373066-ipbf408imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
【ネタ】OGクロス会話集2 【融合惑星篇・時系列無視】改定版


「『産業廃棄物』、『マーキン・ベルガー社からの刺客』、『マーキン・ベルガー社の怠惰の無能の象徴』、『Tフォードでも20年。なんでこんな化石を使ってるんだ?』、『万のパイロットを殺し、億の市民を見殺しにしたOS』、『製作者の漆黒の殺意』、『君に明日の朝日を拝ませないOS』、『お前の死に場所はここだOS』……というのがうちのパイロットたちの感想です」

「……そこまで言うかね」

「子供を戦場に出さないのは道理ですが……そうも行かないことは多々あります。ならば送り出す側は、できる限りのことはしなければならない。であるにもかかわらず何の改善もされていないのでは、良い感情は抱けないでしょ?」

「採用し続けた我々にも責任があるな……」


 太洋技術者と、巌谷中佐の会話。


「遊びではなく、訓練では駄目なのかね?」

「子供の自由な発想を奪ってはいけませんよ。訓練として大人の先入観を押し付けていたら、いくつかのテクニックは生まれなかったでしょう。体力や規律は軍に入ってから身につければいい。まずは人型の機械を動かすことが楽しいと教えるんです。そうすれば自分でお金を払ってゲームを――シミュレーターをやりこんでくれる。週に5時間としても1年で約260時間。5年やり続けてくれれば1300時間ですよ。末期戦で徴兵されて、実機搭乗時間が300時間で戦場に送り出されてもこの蓄積は大きい」

「これを知る者はこれを好む者にしかず、これを好む者はこれを楽しむ者にしかず……か」

「さらに興味を持ってもらうためにアニメでロボット物を流したり、賞金付きの大会なんかもやってましたね。
『成人してから週に数万円を○○歳まで』とか……まあ上限を決めて、それ以上になると殿堂入りで大会に出られなくなりますが。
 本当に流出できない所以外は内部もいじれるようにしてますね。技術者や整備員の育成のために。
 あと人型の建設機械も造って広めましたね。
 自動車が金持ちのおもちゃのような国でまともな機甲部隊なんて作れない。だから人型機動兵器部隊を作るために、人型の機械があふれている世界にしようと」

「そこまでやったのか……」

「戦いが待ってるんです……負けたら死ぬんです。死なないために、死なせないために、死ぬほど準備するなんて当たり前のことじゃないですか?」

 太洋技術者と、巌谷中佐の会話その二。


「どうにかならんのか!?」

「厳しいでしょうな。こちらが訴訟を起こした場合、各国に管制システムのOSのバックドアの存在を公表されるのでは……」

「おのれ、連合!!」

 マーキン・ベルガー社の重役会議……のようなもの

250: 名無しさん :2020/06/05(金) 22:13:27 HOST:p373066-ipbf408imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「融合惑星で例の売春島の事件が知れ渡るのは、時間の問題のようです」

「あの事件が発覚するのは、21世紀だったはずだが……これも因果の流入かね?」

「あきれてる場合じゃないですよ。これが連鎖的に引き起こす、様々な事象に対応しないと」

 全てのBETAを排除した後の大洋情報部の会話。


「……はぁ」

「PXに甘味がこれほどあふれているなんて……」

「ティラミス……チュロス……ナタデココ……聞いたこともないようなお菓子もある」

 ホワイトファング中隊隊員たち、連合の支援物資に墜とされる。



「な……なに? なんなのよあのバケモノは?!」

「あれと……戦うの?」

「ええ、あれが鑑少尉のために貸与されたグレート・ジオング。今回あなた方、A-01部隊と模擬戦を行う相手です」

 国連軍横浜基地演習場でのやり取り。


「……3分しか持たなかった」

「3分も……よ。このシミュレーションを1分以上持ちこたえた者は、あんただけよ白銀」

「こんなやつ……居るのか?」

 アムロ・レイのデータとシミュレーションで戦った白銀武。



「つまり創意工夫して使えと?」

「その通りです」

「ここまで認識に差があるとはな。いいか、兵器とは勝利を得るための道具だ。道具というのは人間が楽をするためにあるものだ。にも関わらずユーザーである少年兵たちに、創意工夫しなければ使い物にならない欠陥品を使えと?」

「そ、それは……」

「話にならん! 本来なら勉学にいそしみ友人たちとの友情をはぐくんでいるはず時間を徴兵で奪い、さらには本来の訓練時間まで削ってすらいる! それなのにお前たちはやれ米国製の機体の速度だの、ソ連製の機体の出力だの――本当にパイロットを生かして帰す気があるのか!?」


 日本帝国軍に怒りを露わにする芹沢少将。

おまけ
人物設定

藤田 圭

 夢幻会所属の転生者。
 軍属、階級は中佐。
 工業系大学経て、エリオット・レムの下でザクⅠの技術者兼テストパイロットを務める。
 その後もいくつものMS設計に携わり、ついにはギラ・ドーガ、ギラ・ズールの設計主任の椅子をもぎ取った。
 現在は融合惑星、β世界の日本へ出向中。
 某銀髪ショタ並みにロボットオタクだが、ロボット兵器は一兵科だからこそ意味があるという方向性の違いがある。
 某漫画の登場人物に似た外見から『浦原さん』、『喜助さん』というあだ名がある。

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最終更新:2020年06月07日 16:04