892: 弥次郎 :2020/02/12(水) 22:20:31 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
憂鬱SRW IF マブラヴ世界編SS「Zone Of Twilight」外伝 欧州連合戦術機設定集2




EF-1500 サイクロン(Cyclone)

《諸元》
設計・開発:欧州連合 オーメル・サイエンス・テクノロジー
世代:第2.5世代戦術機
生産体制:量産型機
装甲材:強化スーパーカーボン材
OS:XM-3亜種型OS(イギリス試作型)
搭乗員:1名

《固定火器》
Mk-1 12.7mm頭部機銃×2
強化カーボンブレード

《基本武装》
GWS-9突撃砲/GWS-98複合突撃砲
BWS-8 近接ハルバード型長刀/BWS-3 直刀型長刀
GWS-11SG 84mmショットガン
対小型種跳躍地雷発射管×4(腰部2連装×2)

《追加兵装》
Mk-57中隊支援砲
肩部・腰部追加スラスターユニット
GWS-311 肩部複合カノン砲
プロペラントタンク

《概要》
 欧州連合、特に英国が中心となって開発した戦術機。
 本機はEF-2000B タイフーンType-Bで得られた知見と技術をライセンス契約を経て国産化し、可能な限り再現したものと言える戦術機である。
タイフーンType-Bの性能は欧州連合の要求を十分に満たすものであり、連合への技術協力を申し出た派閥としては満足な結果を得られた。
しかしながら、β世界の技術レベルからすると高レベルの技術を元に作られたためにコストや整備性など点において問題が残っており、全軍配備にはいましばらくの時間が必要であると判断されていた。
 そこで、Hi-Low構想に基づいてタイフーンType-Bの廉価版にして、欧州連合の技術でできるレベルまでダウングレードした繋ぎの開発計画が立ち上がり、オーメル・サイエンスのオブザーバー参加の元で開発がスタートした。グレートダウンについては一部の反応系や操縦系の簡略化、整備性などで問題視された機体の空力学的な構造の一部省略、武装の国産化など多岐にわたって行われている。全体的な性能は落ちているものの、コストはEF-2000よりも安く仕上げることに成功し、また、これまでの運用されてきた第二世代戦術機の更新問題の解決にもつながると期待されている。
 区分上は第2.5世代となっているが、OSの更新などによる基礎スペックの大幅向上により、旧い区分における第三世代相当の性能を有している。


EF-2500A 先行配備型テンペスト

《諸元》
設計・開発:欧州連合 オーメル・サイエンス・テクノロジー
世代:第3世代戦術機
生産体制:量産型機(先行配備型)
装甲材:強化スーパーカーボン材
OS:XM-3亜種型OS(イギリス試作型)
搭乗員:1名

《武装》
EF-1500に準じる

《概要》
 イギリスを主体とする欧州連合がEF-2000Bを国産化し、制式化した戦術機。
 基本構造はEF-2000をほぼそのままとしているが、量産化・国産化にあたって改修元であるオーメルの協力も得てマイナーチェンジを図り、より迅速な前線配備と量産化を行うための工夫がなされている。コンペティションにも出た本機であるが、実際は先行量産型であり、本機の運用で初期不良の洗い出しやデータを得ることで、本当の意味での制式配備型へフィードバックを行う計画となっている。

893: 弥次郎 :2020/02/12(水) 22:21:33 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp

FSA-03 トーネードFDS4

《諸元》
設計・開発:西ドイツ アルゼブラ BFF
世代:第2.5世代戦術機
生産体制:試作量産機
装甲材:強化スーパーカーボン材
OS:BFF製試作XM-3亜種型OS
搭乗員:2名

《固定火器》
Mk-1 12.7mm頭部機銃×2
胸部ブロック40mmガトリング砲×2
Mk-4 180mmロングレンジカノン砲×2

《基本武装》
Mk-23 肩部多連装支援ミサイルポッド
AMWS-21 戦闘システム/GWS-9突撃砲×2
対小型種跳躍地雷発射管×4(2連装×2)
BWS-12 近接ナイフ×2

《概要》
 西ドイツがBFFおよびアルゼブラの協力の下で開発を行った初の四脚型戦術機。
 形式番号のFSAはFire-Support-Attackerの略であり、名称のFDS4はFire-Dominance-Support-4Legを意味している。
即ち、本機の特徴にして役目でである火力支援四脚型戦術機ということである。
 コンペティションに出す戦術機の開発という課題に対して、西ドイツは供与されたタイフーンType-Bの様な改修機はどう考えても不可能と判断していた。
 そこで、Type-Cを参考にして安価に仕上げられる支援戦術機の開発を画策し、これを連合傘下の企業に協力を申し出て開発がスタートした。
まず本機は前衛機ではなく後方に位置する支援機であり、今後タイフーンType-Bの配備で旧式化する戦術機を土台とすることが定められた。
また、ロングレンジカノン砲を問題なく運用できる積載量と安定性、さらに一定以上の機動性などを実現するという目標も定められた。
 こうした要求に対し、アルゼブラ及びBFFはACで磨かれた技術を基にした四脚型脚部パーツの実装を提案した。
二足歩行が基本である戦術機では初の試みではあったが要求を満たしやすく、尚且つ必要となる戦術機適性も抑えられるというメリットが存在した。
よって、東ドイツはイギリスの後押しもあって四脚型戦術機の採用に踏み切ることになった。
 本機の上半身については既存戦術機からの流用であり、頭部のセンサー系統を高精度のものに換装し、180mmロングレンジカノン砲を搭載している。
下半身については新規設計の四脚を採用している。脚部にはそれぞれアンカーと接地プレートを搭載し、またスタビライザーの追加によって安定性を増している。
 武装に関してはType-Cをほぼそのまま踏襲しているほか、大型のミサイルコンテナを肩部に搭載、遠距離からの重火力支援にリソースを割いた。
 総合的な性能としては、Type-C並の火力を安価にそろえられる支援機ということで一定評価を受けた。しかしながら、やはり四脚型機という未知の分野に対する不安や警戒感は一定程度存在しており、Type-C廉価版と共に量産が進められることとなる。

《武装解説》
  • Mk-23 肩部多連装支援ミサイルポッド
 GA傘下のMSACインターナショナルの技術提供の元で開発された多連装ミサイルポッド。単純な誘導しか効かないが、装弾数が多く弾幕支援という役割には合致する。使用後にはパージすることで機体の軽量化と機動性の向上を行うことが可能。
 弾頭自体に臨界半透膜によるコーティングがなされており、レーザー級による迎撃を突破して一気にBETAの数を減らすことにも向いている。
 弾頭にもアンチレーザー爆雷や通常爆雷、クラスター弾頭など複数種が用意されている。




Mig-27FⅡ アリゲートルF2型 

《諸元》
設計・開発:ミコヤム・グルビッチ設計局 東ドイツ
世代:第2.5世代戦術機
装甲材:強化スーパーカーボン材
搭乗員:1名
OS:ユーラシア連邦製XM-3亜種型OS

《固定武装》
Mk-1 12.7mm頭部機銃×2
前腕部モーターブレード×2
頭部ワイヤーカッター

《基本武装》
GWS-9突撃砲/GWS-98複合突撃砲
BWS-8 近接ハルバード型長刀/BWS-3 直刀型長刀
GWS-11SG 84mmショットガン
肩部ショットガンサブアームユニット×2
腰部対小型種跳躍地雷発射管ポッド×6(3連装×2)

《概要》
 東ドイツがオーメル・サイエンスとユーラシアの監修のもとで自国向けに再設計を行ったMig-27F。
新型の戦術機開発の余力をあまり持っていなかった東ドイツは、ユーラシアから提供されていたMig-27Fに希望を見出していた。
とはいえ、新設計の武装を盛り込むなどの余裕はなく、主に行われたのは東側戦術機と西側戦術機の武装両方への適合能力を持たせること、全体的な設計や機構の簡略化、あるいは低コスト化で、国情に合わせた設計の変更といっていいレベルの改修であった。
 ほぼMig-27Fを踏襲しているとはいえ、運用コストや調達コストに関してはかなり改善されているほか、万が一の際には関係の深いソ連ではなく、連合からの大々的な支援で急速に回復を見せる欧州連合側の助力の元、自国領土奪還作戦を展開することを前提としていることがうかがい知れる。

894: 弥次郎 :2020/02/12(水) 22:22:53 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp

ダッスオー ラファールⅡ

《諸元》
設計・開発:フランス ダッスオー社
世代:第3世代戦術機
生産体制:試作量産機
装甲材:強化スーパーカーボン材
OS:オーメル製試作XM-3亜種型OS
搭乗員:1名

《固定火器》
SLG-1 12.7mm頭部機銃×2
強化カーボンブレード

《基本武装》
GWS-9突撃砲/GWS-98複合突撃砲
BWS-8 近接ハルバード型長刀/BWS-3 直刀型長刀
DSG-11 74mmショットガン
対小型種跳躍地雷発射管×4(腰部2連装×2)

《追加兵装》
Mk-57中隊支援砲
肩部・腰部追加スラスターユニット
GWS-311 肩部複合カノン砲
プロペラントタンク

《概要》
 フランスがダッスオー社とともに送り出したラファールの改修型。
 ベース機はラファールであるが、その各所にはEF-2000Bで実装された新概念をフランス流にアレンジして盛り込んでおり、また新規設計の火器についても国産化と運用に合わせたマイナーチェンジによってより現場での運用に即したものとして完成を見ている。
全体的に見ても国産化率は高く、また、これまでのラファールとの性能面での互換性も高い仕上がりとなっている。
OSに関してもXM-3亜種型のOSを実装し、またそれに合わせたコクピットレイアウトやシステム面の調整を行うことで性能を発揮しやすくし、これらをもってラファールを超える第三世代戦術器として完成を見た。



 ……と、ここまでがフランス側の喧伝である。イギリスにおいて開催された欧州連合における次期主力戦術機および戦闘支援兵器のコンペにおいては、ラファールが進化した姿ということもあって前評判は高く、EF-2000Bの国産化を何とか成し遂げたイギリスをはじめとした各国の注目を集めていた。
 だが、ふたを開けてみれば、EF-2000Bのモンキーモデルもいいところな性能であったと落胆とともに評価されることになった。
確かに国産化は果たされていることは間違いなかったのだが、その点はイギリスのEF-2000Bの国産化であるEF-2500と同じで、マイナーチェンジという名の量産時の問題や技術的問題からのスペックダウンなどの形跡が見られ、OSに至ってはオーメルのそれを丸々コピーした有様であった。
 これらの原因としては、やはり連合と連合の企業側に無茶な要求を突きつけすぎたことで、EF-2000B以外はお茶を濁す程度の技術しか供与されず、国産化とさらなる性能向上を息巻いて始まった計画が、結局のところ技術的限界から国産化するだけで青息吐息になってしまい、不完全な状態でコンペティションに参加する羽目になったことと推測されている。
 問題のコンペティションにおいては、コスト面においてはEF-1500サイクロンに劣り、性能面などではEF-2500テンペストに劣り、かといって支援能力や普及のしやすさなどでは東独西独の機体に劣り、将来的にも通用する技術においてスウェーデンの機体に劣るという、いうなれば中途半端な性能しか示せないまま終了を迎えることになってしまった。そもラファール自体が100機ほどフランスでのみ運用されている状態で、どう考えてもフランスの規格を欧州全体で適用するという非現実的な前提でなければ欧州全土での採用は無理と判断された。
 こうして散々な結果に終わったラファールはやけっぱちになりながらもフランスにおいて使い倒されることとなり、後の国家統合時におけるフランスの影響力の大幅な減退を招いた遠因ともされることとなってしまう。
つまり、政治に負けたのではなくフランスが政治を負けさせる原因となってしまったのであった。
 1つ援護するならば、ラファール自体の性能は間違いなくこれまでの第三世代機を凌駕しているものであるという点であったのである。

895: 弥次郎 :2020/02/12(水) 22:23:35 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
以上wiki転載はご自由に
お茶濁し申し訳ないです…
まあ、議論の種にでもなってくれれば…

しかしまあ、誤爆してしまうとは情けなや…(E:白装束)
+ タグ編集
  • タグ:
  • 憂鬱SRW
  • 設定
  • 融合惑星
  • Muv-Luv
  • β世界
  • Zone Of Twilight
最終更新:2024年06月01日 18:45