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銀河連合日本×神崎島 ネタ アメリカ海軍は建艦計画を振り回されるようです



基準排水量十万トンオーバー20インチ砲8門という規格外の戦艦を取得してしまったアメリカ海軍は戦力ギャップに襲われていた。
エイブラハム・リンカーン級戦艦と既存艦艇の間の艦艇が存在しないのである。

これが神崎島ならば大和型に準ずる打撃力を持つ16インチのアイオワ級、各ビッグセブンを始め15インチ、14インチ戦艦郡を保有、
しかもその下の8インチ、6インチ巡洋艦も大量に保有している。

翻ってアメリカの既存水上戦闘艦に目をやれば主力の巡洋艦は主力駆逐艦と同じ5インチ砲1門、神崎島相手は駆逐艦にすら水上砲戦では負けている。
対艦ミサイルを考慮に入れてもお察しである。
まあ対潜兼防空艦に対水上打撃力を求めるのも酷ではある、なお神崎島の防空艦兼対潜女王や同じく防空艦な対潜輸送軽巡と一緒にしてはいけない。
あいつら6インチどころか8インチも載せられるからだ。

また主力というか唯一の巡洋艦、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦は設計が1970年代な上に現在残っている一番古い艦は1985年進水、
更新予定だったCG(X)はベースの駆逐艦という名のナニカが大ゴケしてしまったので計画は白紙化、同級を改修しつつ頑張っている状況であった。

しかし状況は一変する大陸が8インチ巡洋艦の増産開始した上に第四帝国が戦艦という名のなにかをバラマキかねない状況が発生、
リンカーン級を補佐しつつ同艦を投入する程ではない状況下で気軽に投入可能な水上戦闘艦が求められたのである。



これに対するアメリカ海軍の回答であるが駆逐艦という名のナニカで懲りたのか実に堅実な計画を立てた。

「神崎島の改修後の巡洋艦をタイプシップに現代艦として再設計すればいいじゃない」

実にまともな計画であった。
候補として上がったのは純アメリカ産艦艇で最近復帰したノーザンプトン級や高い航空機運用能力を持つ利根型や改鈴谷型だ。

しかし待ったを掛けたのがアメリカ政府、リンカーン級の配備やFFG(X)、フォード級の建造も控えているのでもうちょっと乗員数も少なく安いのをと言われた。
そこで新たに6.1インチ155mm型仕様の最上型、改鈴谷型や大淀、6インチ軽巡郡、更にはその下の5.5インチ14センチ砲軽巡も候補とされた。
艦砲射撃狂いの海兵隊もまあ榴弾砲と同じくらいならと納得したし、現場もあまり人を取られずその分居住性も良くなるなら良いという方向で進みそうだった。
まあここまでは良かったのである。


「ドイツのリベナチ共は11インチなのだぞ!?最低アラスカ級相当の12インチ大型巡洋艦、出来ればジャパンネイビーと弾薬共有出来る14インチ戦艦だろ!!」


とある議員がドイツに対抗するため重巡じゃなくて戦艦か大型巡洋艦を大量配備しろと主張し始めたのである。
ついでにモンタナの名前を諦めなかった連中がこれに乗った。
アラスカ級を例に取れば州の名前も不可能ではないからだ。

追い打ちを掛ける様な出来事も発生した。
軍内部の頭でっかち理論先行型エリートがエライことを言い始めたのだ。


「戦艦配備するために揚陸艦を廃止してカンザキ島の揚陸機能を持つナガト型や軽空母並に航空機運用可能なイセ型やフソウ型相当を代わりに配備すれば良いのではないか?」


軍内部のまともな人間達は思った「コイツアホだろう…」とあの手の艦は神崎島だからこそまともに運用可能なのを理解していたからだ。
しかしながら米国内メディアがセンセーショナルにこの話題を取り上げ『新時代の未来戦艦』とか言い始めて海軍は頭を抱えた。


アメリカ海軍の建艦計画がどうなるのか、それは神のみぞ知る。

543: 635 :2020/02/26(水) 08:21:34 HOST:119-171-231-231.rev.home.ne.jp
以上になります。
転載はご自由にどうぞ!

現実では米次期巡洋艦の構想が始まったみたいですね。
なんでも枯れた技術のみで建造するとかなんとか。

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最終更新:2020年02月29日 16:22