827: ホワイトベアー :2020/02/21(金) 18:37:45 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
訂正版
大鳳型航空母艦
基準排水量:82,000t
満載排水量:104,600t
全長   :337m
全幅   :76m
最大速力 :33.6ノット
兵装
20mm多銃身回転式機関砲×4基
二八式短SAM八連装発射機×2基
五〇式短SAM21連装発射機(後日装備)
機関
三菱MA1加圧水型原子炉 ×2基
蒸気タービン      ×4基
スクリュープロペラ   ×4軸
航空艤装
蒸気式カタパルト   ×4基
航空機用エレベーター ×4基
艦載機
固定翼機+回転翼機×90機(平時)
         ×105機(最大)

828: ホワイトベアー :2020/02/21(金) 18:38:16 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
大鳳型航空母艦は日本海軍が初めて建造した原子力空母であり、世界で初めて量産された原子力空母でもある。

現在までに合計で8隻の建造が予算に盛り込まれており、現在までに4隻が就役している。

来歴
1920年代に入るとそれまで日本海軍の艦隊航空戦力の中核を担っていた瑞鶴型航空母艦も老朽化を迎えており、代艦の建造が必要になっていた。こうした事情もあって政府および議会は海軍に4隻の新たな空母の建造を認可した。

ひさかたぶりに新規空母の建造が認められた海軍は、原子力推進技術の成熟もあって主動力を原子力で賄う新世代の空母の建造を計画する。これにより建造されたのが本級である。

大鳳型の設計は、基本的には瑞鶴型航空母艦後期建造型のものを踏襲しつつ、さらなる大型化と瑞鶴型航空母艦の運用によって洗い出せた修正点を修正する多数の改修が施されている。また、原子炉を搭載している事や仮想敵国の海軍力・空軍力の増強に合わせて従来の航空母艦よりもより重装甲・重防御になっており、その影響もあって排水量が瑞鶴型から2万トン近く増加していた。

また、設計のみならずC4Iシステムもまた、瑞鶴型のものをもとに更新したものとなっており、艦隊の旗艦としても十二分に活躍できるよう充実した司令部設備を備えている。

艦隊司令官や戦隊司令官が指揮を執る旗艦用司令部作戦室には横須賀鎮守府の帝国艦隊司令部や帝国軍事指揮センターと情報を共有するための帝国海軍指揮管制支援システム(Imperial Navy Command and Control Support System:通称INCACSシステム)や艦隊の各艦と情報を共有するための艦隊間指揮管制支援システム(Fleet command and control support system:通称FC2Sシステム)、艦の戦術情報を共有するための海軍戦術情報システム(NTDS)という3つの主要な指揮・統制システムが集中しており、世界中どこに展開していても電波通信や衛星通信常などを利用して常時情報のやり取りを可能としている。また、艦内には大画面モニターを複数そなえた多目的室が設けられており、陸海空統合任務部隊司令部(幕僚等100名規模)を設置することもできる。

さらに、空母内には指揮・統制を支援するために、自部隊が独自に収集した情報や上級司令部あるいは統合同軸報送信サービス(IBS)を通じてもたらされた情報を総合・分析する部署である空母情報センターも設置されており、本級に搭乗する作戦司令官は旗艦用司令部作戦室からの作戦情報と空母情報センターからのインテリジェンス情報を総合して意思決定を行うことができる。

829: ホワイトベアー :2020/02/21(金) 18:40:36 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
一方でこうした豪華な通信・情報システムや、最大で300万ガロンと言う莫大な航空燃料、2,970トンの航空弾薬を搭載するように設計されていることから居住性は前級比べると多少であるが低下しているなど、より戦闘と作戦指揮を重視した艦となっている。

機関には三菱重工業が開発・製造している加圧水型原子炉であるMA1を2基搭載しており、これで艦内で消費される全電力の供給とカタパルトへの高圧蒸気供給を担っている。また、原子炉とは別に予備の発電装置としてタービン機関が2基搭載されている。

航空機運用能力としては全長337m×全幅78mの全通甲板を航空甲板としており、飛行甲板上には船体中心線に対する角度は9度3分のアングルド・デッキが設定されている。

エレベーターやアイランドデッキなどの飛行甲板上構造物の配置は瑞鶴型航空母艦後期建造型のそれを踏襲し、カタパルトは飛行甲板前方に2基、アングルド・デッキ上に2基の計4基を設置している。このカタパルト運用はNBC防護の観点から、第1・2および第3・4カタパルトの間にそれぞれ統合カタパルト管制室(ICCS)が設置され、そこで完全に管制されている。

また、艦載機が着艦するときに使われるアレスティング・ギア(着艦制動装置)には通常では重量22.7トンの機体を安全に着艦させる事ができる九型油圧式着艦制動装置を搭載している。

飛行甲板と艦載機ハンガーをつなぐエレベーターとしては25.9メートル×15.9メートル、力量58.5トンの変形五角形のモノを右舷アイランド前方2基、後方1基、左舷後方1基の計4基を装備している。このエレベーターは主翼を折りたたんだままの艦上戦闘機2機を同時に載せて昇降することが可能で、さらに艦載機用とは別に兵装用のエレベータが9基設けられている。

運用可能機数は瑞鶴型航空母艦後期建造型と変わらず最大で各種艦載機を105機程度搭載・運用することが可能である。しかし、全機を格納庫に収容することはできず、一定数は露天繋止を行わなければならない。

その一方で瑞鶴型と比べると燃料・弾薬の搭載量が大幅に増強されており、これにより継戦能力は飛躍的に強化されており、無補給でも最大16日間の作戦行動が可能とされている。

本級は航空機プラットホームとして上記した圧倒的な航空機運用能力を有している。その一方で、艦そのものの戦闘能力は低く抑えられている。その為、武装も個艦防空用の二八式短SAM八連装発射機を2基、近接防空用の20mm多銃身回転式機関砲4基と最低限の自衛火器を除いては搭載していない。

本級は1924年度海軍整備法にて4隻の建造が認められたのを皮切り、1934年度海軍整備法で2隻、1938年度海軍整備法で2隻の計8隻が建造された。
その後、西欧戦争の終結によって海軍内にて計画されていた5番艦から8番艦までの建造は凍結されていたが、欧州連合やイギリス連邦の軍拡に対抗する為に1948年予算案で2隻、1950年予算案で2隻、1962年予算で4隻が承認され、最終的には14隻が建造される事になる。

本級はそれまでの日本海軍の空母と同様に日本帝国の新世代の艦砲外交の中核として、地域の軍事的安定による紛争発生の抑止と日本帝国の国益守護の為に世界各地に派遣され、欧州連合やイギリス連邦に対してプレッシャーをかけ続けていく。

830: ホワイトベアー :2020/02/21(金) 18:41:16 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
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最終更新:2025年10月01日 20:19