23 :ルルブ:2012/01/17(火) 20:36:46
ひゅうが様のネタから思いついてみた小さいネタです。
初めてなので温かい目で大目に見て欲しいです。


以下本文。

極秘文章「J-095」・宇宙歴790年8月15日 統合作戦本部

788年に接触した大日本帝国についての報告。
大日本帝国は単一国家と思われていたがそうではない。
大日本帝国が13日戦争以前の第二次世界大戦に勝利していこう、多くの国家がかの国の影響圏に組み込まれた。
それは13日戦争、シリウス戦役、ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム登場、銀河連邦解体時も継承された。
具体的な例を挙げるなフィンランド共和国、タイ王国、独立インドシナ連邦、大英連邦などである。
これらの国々は「クニユズリ」、「大遷都」の宣言時に一部を大日本帝国移民船団と同行した。
その後、中央銀河開拓は数と技術で勝る「ニホン人」にこそ後れを取ったものの、およそ500年かけ独自の星間国家を築き上げた。
それらは小さいもので一つの惑星、一つの大陸であり、人口は1000万。
大きいものでは数個の恒星間国家で1億から10億前後である。
788年の接触時には明らかにされなかったが、大小合わせて約30の国家が大日本帝国の傘下の下に結集していた。
この国家の群れは、銀河系最大規模の国家、大日本帝国の関心を買う、或いは独走を許さぬよう楔を経済・通商・国際法・軍事などを共同とする条約を締結した。
それを、PTO、「惑星条約機構」と呼ぶ。
これらの加盟国(120億のヒューマン人口を持つ大日本帝国を別枠として)は総人口100億に迫り、穏やかな交流と苛烈なる経済戦争を行っていた。
この条約は銀河連邦時代の伝統を、否、地球時代の伝統を受け継いだと言える。
「惑星条約機構」。最大の勢力を誇る大日本帝国を議長兼調停国とした一大勢力である。
更に、1カ国でも交戦状態並びPTO総会にて援助要請を実行すれば、条約に従い全ての加盟国がこれに拘束される。
極めて攻撃的な集団安全保障条約である。

以下、惑星条約機構についての調査報告。
総兵力算定不能。
ヒューマン人口220億人前後
加盟国家、37国。
PTO統合宇宙艦隊、同盟政府・同盟軍基準にて7個艦隊(1個艦隊は15000隻)
各国自治軍(沿岸警備軍)、算定約25万隻。
加え、大日本帝国宇宙軍6個艦隊が加わる。
特に軍事部門は、整備・経済性・人的資源の希少性・政治的パフォーマンスから全て大日本帝国軍と共通規格で統一されている。
また、経済面では帝国・同盟・フェザーン全てを網羅して尚、互角である。
以上の点から、大日本帝国との交戦は、同盟の全兵力を投入をもってして初めて互角である。
故に、「テンノウ」という象徴的な皇帝や各国の王族・貴族階級が存続している事を理由に敵視する行為は極めて危険である。

第8艦隊司令官 シドニー・シトレ中将
第8艦隊分艦隊司令官 レオン・パエッタ少将
第8艦隊所属派遣武官 ヤン・ウェンリー 

この情報は最高評議会により極秘とされた。
そしてラインハルト・フォン・ローエングラムが銀河統一を求めて行動した時、巨大な障壁となるのである。

お粗末さまでした。
勝手に、あれ?大西洋大津波、アメリカ崩壊を知っている他の国人々が日本人が逃げ出すのにほかの友好国が王族や国民の避難をさせるんじゃねぇ?
と、勝手に自由惑星同盟以外に、リスク回避のお家分散で生き延びた同盟国を登場させてみたくて書きました。
すいません。。。

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最終更新:2012年01月29日 18:47