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銀河連合日本×神崎島 一発ネタ 第三次ハワイ作戦演習


日本国択捉島単冠湾 AM12:08 "空母赤城航空甲板上" 


日本へと復帰後資本が投下されて発展をしつつある択捉島、北方の良港である単冠湾などは艦隊受け入れ設備等も整いつつある。
なお未だ択捉島等の旧北方領土にはロシア人も多く居住しており、そうしたロシア人は建設業等に従事し、以前より収入が増えたと喜ばれている。

そこに排水量十万噸を超え米国以外では唯一日本のみ存在する超大型航空母艦(スーパーキャリアー)の一隻である空母赤城はいた。



「あいも変わらずゼル演習とは米軍も熱心なことだ。」

「マア、ゼルシミュレートハ再現シテルダケデ実際ハ被害モ何モナイカラナ。オ金モ掛カラナイカラナ。」


多川シエコンビは空母赤城の航空甲板から日本の国土に回復した択捉島単冠湾を見回した。
隣には空母加賀、離れた場所には戦艦Iowaや空母Intrepidの姿が見える。
一部では駐留するロシア太平洋艦隊の艦艇も見える。
何故赤城が単冠湾にいるのかといえばまあ米海軍との演習に向かうためなのだが…。


「しかしアメリカもなんで神崎島との演習なんぞ求めたのか…。」

「ナンデモアメリカ海軍ノ高官ガ真珠湾モ事前ニ準備シテレバ逆ニ日本海軍ヲ壊滅サセテタトカ発言シタカラトカ。」

「色んな意味で大丈夫か?(汗)」

「別ノ高官ニ是非ソイツノ鼻圧シ折ッテクレト言ワレタゾ。ナンデモ増長シガチダカライイ薬ダトカ。」

「アメリカも大変だな…。」


米海軍高官の中に神崎島の艦艇を第二次世界大戦のオンボロで現代戦では通用しないとか老朽艦なババアは引っ込んでろとか発言したのがいたのである。
ついでに真珠湾攻撃は迎撃が間に合っていれば日本軍は壊滅、半年後ぐらいには日本が51番目の州になっていたとか言ったとか。

戦艦大和に沈められた空母機動部隊関係者からは侮るのは如何なものかと諌められたのであるが、


「お前らの練度が低いから負けたんだろ?」


流石に空母機動部隊関係者全員がカチンときた。
動かせる所全部動かしてその高官を神崎島と演習をさせることを決意した。

通常の演習を兼ね神崎島や日本とも調整がつき演習実施までトントン拍子に進んだのであるがあることが起きてしまった。
その高官の発言が流出、神崎島が知ることになったのである。

赤城達はマスコミだとか野党の旧帝国海軍艦娘達に対する発言がいつもアレなので何処吹く風であったが、
IowaやSaratoga、米艦娘達や米海軍妖精達が自分達が戦った相手がそんなに弱いわけないだろとキレたのである。
決して米艦娘がオンボロ発言に自分らも含まれるとか老朽艦なババアとか原因ではない、多分。

神崎島と米軍の演習準備会議にてイイ顔したSaratogaが米側に言い放った。


「こちらがオンボロなら何隻投入しても構いませんよね?(威圧)」


某突撃バカにして大人気ないと言われた過剰戦力の投入が決定された瞬間であった。

なお、海軍上層部は慢心を叩き直す良い機会と神崎島の戦力を拒否しなかった。
ついでに残りの陸と空も綱紀粛正のために便乗、沿岸警備隊も動員された大規模演習と化した。

ちなみに米海兵隊は上陸戦の経験値稼ぎに神崎島側である。
断じて間宮や鳳翔がいるからではない。たぶん。

そして演習内容であるが初戦の舞台設定をよりによって米海軍最大の失点を指定してきた辺り米国の本気を伺えた。



舞台はハワイ州オアフ島、
演習名米側呼称「TORA・TORA・TORA」。

日神側呼称「第三次ハワイ作戦」

所謂、真珠湾(パールハーバー)だ。

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神崎島側の主要参加艦艇は


空母
赤城 加賀
蒼龍 飛龍
翔鶴 瑞鶴

戦艦
比叡 霧島

これに加えて

戦艦 
BB-61Iowa BB-45Colorado

空母
CV-3Saratoga CV-11Intrepid 
CVE-73Gambier Bay

巡洋艦
CA-30Houston CL-51Atlanta

駆逐艦
DD-445Fletcher DD-557Johnston DE-413Samuel B.Roberts


以上の稼働状態の全米艦娘が神崎島側で参加した。
実に大人げない。
米艦娘全員が後輩をKEIKOつけてやるとあの赤城が引くくらいイイ笑顔であった。 


「やっぱり空母乗りたる者それぐらい訓練しなくちゃね♪ね、Saratogaさん。」(100%善意)

「そうですねHIryu、先達として見本を見せてあげななくては。」(イイ笑顔)


ちなみに全艦艇現代戦用改修完了済である。

ちなみに米海軍側は空母三隻、つまり倍以上の同規模の空母と相対せにゃなんらんのだ。


ちなみに艦隊名であるSaratogaの提案によりナグモタスクフォースと提案されたが赤城により却下された。
いくらなんでもそれはないだろうという判断である。

まあ色々あった結果赤城が日本海海戦とかつての真珠湾攻撃にちなみZ旗と同じ意味を持つDG旗よりDG機動部隊とすることとした。

なお某兵装実験軽巡と陽炎夕雲型の会話


「やっぱりダイナミックなガーディアンかしら?」

「いやいやバリさん、そこはアルティメットな細胞でしょう?」


後詰めとして大和を旗艦とし陸自と海兵隊を乗せたあきつ丸、神州丸有する輸送揚陸部隊が存在し上陸戦も行われることとなっている。

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「お二人ともここにいましたか…。」

「神崎中将、お疲れ様であります!」

「神崎中将、オ疲レ様デアリマスデス!」 

「シエさんは慣れない敬語を使わなくても構いませんよ。」

「スマナイ、助カル。ドウモ敬語ハ苦手デナ。」


二人を探していたのかDG部隊の総指揮を任されている赤城が姿を表した。
赤城に多川とシエは見事な敬礼をするがシエさんの敬語はおかしかったので赤城は苦笑した。


「さて、明日は単冠湾を発ち真珠湾に赴くのですが気分はどうですか?」

「いやあなんとも言えない気分ですな。」

「ダーリン怖ジ気付イタノカ?」

「ちげえよ。俺が単冠湾から空歩赤城に乗りこんで真珠湾攻撃に参加するというのが現実感なくてな…。」

「貴方たち日本人にしてみれば真珠湾は七十年以上も前の事ですからね。空母同士の決戦も半世紀以上行われてませんから緊張しているかと思いましたが杞憂でしたか…。」


どうにも赤城は初めて空母機動部隊による決戦に参加する二人の様子が心配だったようだ。


「ではお二人共、今日は明日の出撃に向けて英気を養って下さいね。」

「「了解(ダ)しました。」」


そう言うと赤城は懐から何かを取り出し多川に渡す。


「それではこれをどうぞ。」

「何故にカレー煎餅!?」

「コ、コレハマサカ…!」

「まさか!」「なのです!」

「知っているのか雷電!というかなんで二人いるの!?」

「多川さん、私達は第一水雷戦隊よ!」

「そうなのです!空母の直衛も仕事なのです!」

「いや、真珠湾攻撃だと陽炎型と朝潮型だろ!?」

「「気にしちゃダメよ(なのです)。」」

「ウム、コレハ赤城特製カレー煎餅、シットリナノニサクサクデ美味イトイウ幻ノ逸品ダ。」

「そう!赤城さんが特別な時に御茶請けとして出す幻の品なんだから!」

「今まで食べたことあるの提督や彼の方以外だとほんの一握りなのです!」

「ウム、フェルモ食ベタコトナイゾ。コレハ故郷ヘノ良イ土産話ニナルナ…。」

「それ程の物なの!?」

646: 635 :2020/03/04(水) 07:32:42 HOST:119-171-231-231.rev.home.ne.jp
以上になります。
転載はご自由にどうぞ!
最近の報道とか見ててムシャクシャしてやりました(加賀さん並感)
今は退きません!!こびへつらいません!!反省しません!!

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最終更新:2020年03月05日 15:06