71: 弥次郎 :2020/03/08(日) 00:39:03 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp

憂鬱SRW IF マブラヴ世界編SS「Zone Of Twilight」証言録2 -機動兵器実演編-





「光ったと思ったら標的が破壊されている…?本当に光学兵器なのか…!」
「しかも連射しているぞ…!?」
「あ、ありえない…」

  • 眉唾に思われていた光学兵器の実演。これが標準化されていると聞いて卒倒した人間が多数出た。



「光学兵器で格闘兵装まで…!?」
「どういう原理なんだ!」

  • ビームやレーザーとは照射するものという観点から、ビームを用いた格闘兵装については驚きの声が上がった。




「……何が起こったんだよ?」
「見て!地面が…!」
「地面が……抉れた!?」
「演習場が…われちまったぜ、おい!」

  • ドーベン・ウルフのメガ・ランチャーの実演。演習場の地面を抉り、ターゲットと障害物をまとめて吹き飛ばしてみせた。



「だいぶ抑えめに撃たせたんですが、正解でしたね」
「うむ。下手にうてば地形が変わるからな」

  • 混乱するユーコン側に対して平然とした大洋連合のモノケロス隊。




「え、演習場が…!どれだけ馬鹿げた威力なんだ!」

  • 戦闘出力での使用を認めたハルトウィック。砲撃によって抉られた演習場を見て絶句する。なお、ちゃんと工兵隊によって埋め立てられました。





『アナ、いきまーす』
「うお、いきなり…!」
「瞬きしたらもう変形しただと…!?」
「しかも早いぞ!なんだあの鋭角的なターンは!?」
「すごいよアナ!すごいすごい!わー、てをふってるー!」

  • Zガンダムの変形機構とその推進力などの実演。アナの操るZはその機動性をいかんなく発揮して見せた。




「第一世代機に似ているが、機動性などは第三世代戦術機並みだな…」
「むしろどうやってあの巨体を動かしているんだ?」
「根本的に違うのだろう、動力が核融合炉だというのだからな…」

  • 同じく実演される東アジア共和国のティエレン・ホン。巨体に見合わぬ俊敏な動きはユーコン側の常識を覆すものだった。



「何て無茶苦茶な…パイロットは大丈夫なのか!?」
「無理無理絶対吐くし体がやられる……」
「うぉ!バレルロールをしやがった!しかもその最中に反撃まで…!」
「やはりあの演習での動きは機体に制限されていた…」

  • ウィンダム・パルサー同士による模擬戦。ルナ・ハンターズの精鋭たちは人型とは思えない立体空戦機動を披露した。



「まさに騎士って感じだな、ギャン・クリーガーは」
「馬もなしに馬上槍を片手に突っ込んでいくのは少々あれだが…うむ、突破力に優れてそうだ」
「あんな大型の武装を振り回せるだけの馬力を出せるのは羨ましいことだ…」

  • ユーラシア連邦のギャン・クリーガーβの実演を見て欧州系の衛士たち。大型の敵を想定したチャージランスはやはり注目を集めていた。

72: 弥次郎 :2020/03/08(日) 00:39:50 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp

「小型のアーマードコア……小さいが、動きは俊敏だな」
「建物をうまく使って素早い機動をしている。というか、あれは建物を蹴って移動しているのか?」
「市街地向けというのも納得できる。それに、戦術機などと連携すれば小型種の駆逐を担当できるかもしれないな」
「なるほど…棲み分けしているわけだ」

  • 企業連の持ち込んだVACの実演にて。最初はサイズから侮られてはいたが、そのポテンシャルや他の機体との連携などに注目が集まった。



(オーバードウェポンを持ち込んでいないだけまだ配慮しているんだけどな…)
「タケミ君、出番が近いよー」
「了解です、黒子先輩」

  • VACを見学する衛士たちを見ながらもタケミカヅチ。流石に劇物すぎるOWに関しては持ち込みは行われなかった。


《ガイィン!》
『あれ、案外脆いな、戦術機ってのは…』
「」
「」
「」
「」

  • 廃棄予定の戦術機に対してブーストチャージを披露したVAC。ターゲットにされた戦術機は木っ端みじんになった。


「戦車がそのまま戦術機のようになっているな…」
「殆ど自走砲ではないか?」
「だが見ろ。スラスターによって多少の段差も障害物も避けてしまう上に、固定火器で自衛もできるようだ。
 求められる適性は高くないようだし、場合によってはこれまでの自走砲などを駆逐しかねないぞ?」
「確かに…」

  • 大洋連合の持ち込んだガンタンクを前に各国衛士。旧式化して久しいが、それでもβ世界にとっては新概念の兵器であった。



「鈍重に見えても機敏…あの光が関係しているのかもしれませんな」
「光…?」
「挙動の度に機体から光のようなものが…あ、また出ました。淡い緑色の推進炎ですね…」
「よく見切れましたな…」

  • サザビーの外見に合わぬ動きを見ながらハイネマンとハルトウィック。ハイネマンの観察眼はMSの機動の種に手気が付きかけていた。


「となると、あれらは人がのっていないのか…?」
「はい。あれらは人がのっていない状態で動いているACです。間違いありません…」
「……馬鹿な」

  • 有人機に統率されているとはいえ、単純な動きではない有機的な動きを見せつけるUNACを前に絶句するサンダーク。

73: 弥次郎 :2020/03/08(日) 00:40:36 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp


「……手加減されてたんだな、アタシ」
「俺も甘く見ていたんだな…」
「本来の動きがあれだとしたら…だいぶ戦術機を動かすのに苦労しそうだな」
「衛士の腕も相当なものね…あんなに差があるのに合わせきるなんて」

  • ウィンダムを操るハンターとユノーの動きを見てアルゴス小隊の面々。彼我の差を改めて理解することに。



「一機ごとの性能は低いがその分安価で、数を揃えて支援を行う兵器か…」
「大量に運用する…しかも自立行動で戦闘や補給まで行うなど、信じられない…」
「だが、これだけの技術を持つ連合のことだ。実現していてもおかしくはないぞ」

  • 戦闘支援や壁役として投入される無人のMTの概要を調べてβ世界指揮官たち。まさにSFといった兵器に流石に目を白黒させていた。


「ああ、そういえば崔少尉。大破させてしまった殲撃10型は修理ついでの改修が終わったから、数日内に引き渡すことになったぞ」
「嘘!もう準備できたの!?」
「東アジアの技術を舐めてもらっては困るな」

  • 崔少尉と馬少佐のやり取り。



「四脚の…確かウチ(イギリス)でのコンペにも西ドイツが同じようなコンセプトの戦術機を出していたな」
「ああ、連合の企業から提供された下半身を使ったあれか…考えることは同じってわけだ」
「4Leg-stand-windamを縮めて、フォレグ・スタンダムってわけか」

  • フォレグ・スタンダムを見て、欧州第二「ラムレイ」試験小隊の面々。



「本国へも既に現物が?」
「はい。マイナーチェンジをしたいとのことでしたので、オーメル・サイエンス社の監修のもとで改修し、コンペに出展するとか」
「それはありがたいことです…」

  • グラーフ試験小隊とロートスの会話。Mig-27Fはこの後グラーフ小隊もユーラシア連邦の部隊との訓練で使用することに。



「ビャーチャノワ少尉、あれだけの動きは可能か?」
「プラーフカを全力でやれば…しかし…」
「危険が伴う、か…それだけのことを平然とできるのか、連合の衛士たちは…」

  • 各国のMSの動きをみてサンダークとクリスカ。



(トヨアシハラであらかじめ学んでおかなければ取り乱していたな…おじ様やタケミカヅチ殿には感謝しかない…どうお礼をしたものか…)

  • 既に多くを事前に学習していたので驚くことなく情報収集にあたる唯衣。



「ああ、丁度良かった。是非ともお会いしたかったですよ。イェジー・サンダーク中尉殿」
「…!ゴウ・カミヤマ大尉殿…」
「お互いのことはある程度把握しているでしょう。さあ、こちらにどうぞ」

  • ついに邂逅したNT部隊指揮官のカミヤマとESP能力者擁するイーダル試験小隊の指揮官のサンダーク。

74: 弥次郎 :2020/03/08(日) 00:41:12 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
以上、wiki転載はご自由に。
長くなりそうなので簡潔に証言録としました。
細かい機体設定などはまた後日投下しますよ。

78: 弥次郎 :2020/03/08(日) 00:53:27 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
修正ぃ!深夜テンションはミスも多いですね!(白目

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×「建物をうまく使って素早い機動をしている。
〇「建物をうまく使って素早い機動をしている。というか、あれは建物を蹴って移動しているのか?」

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最終更新:2020年03月15日 17:58