595: 弥次郎 :2020/03/22(日) 00:18:21 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
憂鬱SRW IF マブラヴ世界編SS「Zone Of Twilight」証言録3
「合成食が無い!?」
- 横浜基地のPXにて武。前回においてメニューとして並んでいた合成食は悉くが消えて養殖・天然品に置き換わっていた。
「……ナニコレ?」
「香月博士の体から出た汚染物質を納めたものですよ。記念に持ちかえります?」
「」
- トヨアシハラにおいてデトックスを受けた香月博士に、お土産として体から排出された重金属などを詰め込んだシリンダーが差し出された。
「変な形の木だな…」
「これでも連合の技術で作られた奴らしいわ」
「そうなんですか?」
「原理はややこしいけど…色々とある汚染物質を吸収して浄化するんですって」
- 横浜基地内を回って連合の持ち込んだ物品の紹介を武に行う香月博士。
「これで終いか。つまらんな…」
- 将軍の指南役に就任してから差し向けられた刺客を鎧袖一触し捕縛して、一目連。この後楽しい楽しいおしゃべりが行われた模様。
「できるかな?じゃないんだ……やるんだよ」
「はひっ・・・!」
「やってみせますぅ!」
「その意気だ」
(無理無理無理絶対死んじゃう…)
(でも教官は平然とやっているし…)
(アレは教官だからでしょ!)
- トヨアシハラでホワイト・ファング相手に訓練を担当するタケミカヅチ。暴論だが実際正しいことを教えて機動兵器の扱いを叩きこんだ。
「」
「」
「」
「」
「」
- 一日の訓練が完了した後のホワイト・ファングの様子。C.E.世界基準から見ても甘い訓練でも、常識が違うために彼女らは軒並みノックダウンする羽目に。
『訓練が厳しいと聞くが、大丈夫なのかね?」
「問題ありません。これでもかげんは出来ますから。
それに、今のうちに仕込めるだけ仕込まないと、後々に死にますよ。生き残らせる技術は一朝一夕では身につかないですから。
むしろ、彼女達には帝国軍上部に食い込む腕前にまでなってもらわなければ困ります」
『むぅ……だが、無理だけはさせないでくれ』
「配慮はしています。ただ、多少の無茶には目を瞑っていただきたいのです。彼女達を無為に死なせたくはないですから」
- トヨアシハラから巌谷に報告を行うタケミカヅチ。巌谷から頼まれたこと、これからアラスカで待ち受けることを考慮し、多少の無茶を強いて成長を促していた。
596: 弥次郎 :2020/03/22(日) 00:20:16 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
「黒子御前よ、貴方たちの訓練を担当することになるわ。タケミ君ほど厳しくはないから安心してね」
「やった…今日は違う人…!」
「感謝っ…!圧倒的、感謝っ…!」
「でも厳しくはないけれど容赦はないから、覚悟して頂戴ね?」
「そんなぁ…」
- タケミカヅチと交代で教導を担当することになった黒子御前の挨拶。優しく容赦がないという矛盾を体験することになった。
「アシハラノナカツクニ級AF5番艦『トヨアシハラ』総艦長『トヨアシハラ』と申します。
以後お見知りおきのほどよろしくお願いいたします、安倍智彦大佐」
「う、うむ…話では聞いているが、君は人間ではないのだね?」
「はい。私はこのトヨアシハラの総括を担当するAIを搭載したアンドロイド…自動人形となっております。
物であると同時に人に近い物ということで混乱なさるかもしれませんが、遠慮などなきようお願いいたします」
「ああ、こちらこそよろしく頼む…」
「ではこちらに。艦内について簡単ではありますが、ご紹介させていただきます」
(可憐だな…)
- 改装のためトヨアシハラに入港した信濃艦長の安倍大佐と『トヨアシハラ』の邂逅。信濃を始め武蔵なども続々とドック入りした。
「天元山がねぇ…」
「救助活動で出張ることになりました…ちょっとトラブルもありましたけど」
「いいでしょ、帝国に売る情報としてははした金にしかなりそうもないけど…ま、なんとかしてもらわないとね。
じゃあ次、何があったのかキリキリ思い出しなさい…」
「が、頑張ります…」
「HSST落下事件の事と言い、アンタは重要なソースなの。いやでも思い出しなさい!」
- ループ直後の武、前回の記憶を隅から隅まで思い出して吐き出させられた。
「……一目連殿、それは一体?」
「シェリル・ノームという歌姫の曲を聞いていてな」
「はぁ…」
「聞くかね?おすすめだぞ?」
「……しかし、私は」
「殿下も楽しんでおられたが?」
「聞きます!」
- 月詠 真耶、一目連が休憩時間に聞いていたシェリル・ノームの曲に興味を持つ。最初は警戒していたのだが、ドハマリした模様。
『で、出来ました…!師父!』
『見事でございます、殿下』
『できると思えばできるのですね!』
(……この異常な成長性、それにゲームでの高い適応能力、まさかな)
- 一目連によって稽古をつけられるようになり、殿下は戦術機でも生身でも斬撃を飛ばす技術を習得した。
《技術紹介》
日企連世界及びC.E.世界での技術蓄積から生み出された環境浄化装置の一種。
大陸および西日本から飛来する重金属・放射性物質・その他煤煙に含まれる有害物質を吸着し、浄化する能力を有する。
空気中だけでなく、根っこでも地面にしみ込んだ雨も吸収することでかなりの物質の浸透を防いでいる。
素材は合成樹脂であり、根っこの中央部分には物質を貯蔵するタンクと機械動力部および管制コンピューターが内蔵されている。
間違っても伐採されたり手入れのために剪定されたりしないように、意図的に自然界ではありえない造形を以て作られている。
横浜基地だけでなく、帝国の各所に植林されることになり、健康や環境への影響をシャットアウトしている。
重金属や指向性たんぱく質を体内から除去する技術の総称。
β世界においては歪な技術発達の弊害が多くの人間の体を蝕んでおり、大日本帝国との折衝を担当する大洋連合では、
逐次交流を持った人員に対してデトックス処置を行い、体調の万全化と不測の事態に備えた対策を行っている。
ちなみに重金属などはシリンダーに納められて透析機器から排出され、「お土産」「体の一部」として処遇をどうするか決めてもらうことになっている。
気迫とかそういうのをまとめて飛ばすとか言う漫画の様な技術。刀でありながらも遠距離戦闘が可能になる。
これでも驚愕の技術だが、この後、斬撃を増やしたり、弾幕を切り払うなどの技術を習得する模様。
597: 弥次郎 :2020/03/22(日) 00:20:50 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
以上、wiki転載はご自由に。
短いですけど、短い期間に色々とイベントが目白押しってことで。
想定以上に期間が短いのでちょっと困りましたが、開き直ってイベントぶち込むことにしました。
境ホラとかめっちゃ過密スケジュールですしね!
602: 弥次郎 :2020/03/22(日) 00:47:47 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
修正
596
×隊長の万全化
〇体調の万全化
最終更新:2020年03月25日 18:32