354: トゥ!ヘァ! :2020/03/30(月) 20:45:20 HOST:FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp
融合惑星if  戦後地球連邦(決定版)

何度も改定して本当に申し訳ない(メタルマン博士並感)
(何度目かわからないが)全惑星大戦後のUC世界(宇宙世紀世界)の地球連邦について解説する。


UC連邦は戦時中に実質瓦解。
連邦の地域は戦後に3つの地域に別れた。

ロシア・欧州・インド・中央アジア・中国地域が上海条約機構の支援によりまとまり独立したユージア連邦。

オセアニア・東南アジア・一部極東アジア・太平洋諸島・北米南米が集まった太平洋連邦。

アフリカが連合とジオンの支援により独立したアフリカ連邦である。



〇情勢
戦後のUC世界では太平洋連邦とユージア連邦が積極的に対立関係にある。
ユージア連邦は上海条約機構の支援を受けているため、強気であり、対して太平洋連邦側は未だ復興途上のため国力に大きな不安を抱えていた。

そのため旧統一同盟時代の伝手からマブラヴ世界のレサス共和国、ギアス世界のブリタニア帝国、CE(原作)世界の欧州共同体(UC)と手を組みISAF(独立国家連合)を設立。

これ各世界においても上海勢が支援を行う国家が存在していたため、それへの対抗を目的とした同盟であった。

同時にCE世界のアフリカ統合機構がISAFへの協力を申し込んでいる。
表向きは昨今の拡張著しい上海勢の動きを警戒してという話であるが、実情は統合機構の真の支配者と言ってよい旧AL3・AL5派の幹部達が上海勢に潜む旧ギャラクシー船団関係者への恨みから、敵の敵は味方理論で太平洋連邦及びISAF陣営への協力を決めたのであった。

またこの動きとは別に戦時中からの上海条約機構の著しい勢力躍進を警戒した民主主義連合勢がISAF側へとPMCを通した支援を行っている。
先の大戦では殴り合った敵であったが、現在においてはゾイド系、マクロス系技術を表に出し、大々的に運用しだした上海条約機構を警戒したためである。

ISAF陣営とは先の大戦では元々敵対していた関係のため国を挙げての支援はしにくい。
かといって手をこまねいていては上海勢の増長を許すことになりかねないため、自国内のPMCを使って支援を行うと言う妥協となった。


逆に上海勢が敵対的姿勢を崩さないのは単純に先の大戦における元敵国なためである。
単純にもう少し勢力を拡大したいがために丁度いい殴り先として選ばれたのが元統一同盟加盟国なのであった。

幸い戦時中、戦後に支援を行い独立させたユーロブリタニア、ザーフトラ、ユージアはどれもが旧統一同盟加盟国と国境を接しているため、これらへの侵攻させるのは容易である。
また民主主義連合勢やアフリカ統合機構が介入してこようとも全面戦争にさえならなければ、技術と戦力の差から押し返せるとも考えていた。

最大の考慮点であった連合勢の介入に関しても元々敵対していた相手を殴るのだから、余程ヤバイことをしない限りは介入してこないと考え行動していた。

このため上海勢は支援している現地勢力を使い、近々旧統一同盟加盟国(現ISAF加盟国)への侵攻を始める予定である。

355: トゥ!ヘァ! :2020/03/30(月) 20:45:59 HOST:FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp
〇国家

  • 太平洋連邦
旧連邦の穏健派が残存地域を集め立て直した姿。
ゴップ議員やジャミトフ元大将が中心となり立て直しており、旧連邦における中道派や穏健派、元ティターンズ、旧大西洋連邦から亡命してきたアズラエル達穏健派ロゴスやブルーコスモスなどが集まっている。

太平洋圏の大半と北米南米が加盟している大国であるが、実態は内紛でボロボロになった北米、アンサラーを含む連合艦隊の攻撃により穴だらけになった南米、本土決戦によりズタボロの東南アジア、コロニー落としの傷跡が未だに残るオセアニアや太平洋諸島が寄り集まった国であり、実際の国力は余り高くない。

幸い軍事力に関しては旧来の穏健派連邦軍やジャミトフ元大将を慕って集まった元ティターンズなどがいるため質に関しては相応のものを維持している。

しかし専ら対立関係となっているユージアと比べ劣勢なのは否めなく、同じく上海勢が支援する国に狙いを付けられているブリタニアやEC(欧州共同体)と手を携え、新たな防衛同盟であるISAFを結成した。

現在は民主主義連合由来のPMCの多くを国内に受け入れており、対ユージア連邦への防衛体制を急ピッチで整えている。




  • ユージア連邦
全惑星大戦後に上海条約機構の支援によりUC世界で誕生した新国家。
戦後に登場した連邦からの独立を掲げる新ロシア連邦(NRF)派閥を中心に設立された。
しかし、その実体は上海から送られてきた支援組織ブラトノイが実権を握っている。

独立後は旧統一同盟内において過激派とされた一派を集めており、特に旧NT研究所関係者などが集まっている。

建国後は旧連邦の悪しき思想をけ継ぐ太平洋連邦を打倒するという題目を掲げ、対立姿勢を隠さないでいる。

上海勢からの支援を基に着々と戦後復興と戦力増強を行っており、遠からず太平洋連邦へと戦争を仕掛ける予定である。





アフリカ連邦
クロスCE連合及び再び独立したジオンの支援を受けて戦後に発足された新国家。
主にアフリカ地域をまとめ独立させた国となる。

現在は連合の支援を受けながら国土の復興と宇宙進出を進めている最中である。

UC世界における監視役としての側面も存在しており、ユージア連邦及び太平洋連邦の行動を監視している。
現状連合勢の方針としては両者の衝突に関してはこれといった動きは取らない予定である。
しかし大量虐殺や戦略兵器の連打などとなった場合には介入する手はずとなっている。




〇勢力

  • ISAF
何度目かの説明になる勢力。太平洋連邦が対上海条約機構を目的に旧統一同盟系国家と結んだ新軍事同盟。

統一同盟時代とは違い各国対等の軍事同盟であり、主に戦力の融通以外にも技術や商業の交流なども行っている。
こちらに関しては単純に他に交流先が少ないためである。

現在の加盟国は太平洋連邦、ブリタニア帝国、レサス共和国、欧州共同体。オブザーバーとしてアフリカ統合機構。

また対上海勢を目的に民主主義連合所属のPMCが多数派遣されている。
敵の敵は味方理論は本当に便利であった。

356: トゥ!ヘァ! :2020/03/30(月) 20:47:41 HOST:FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp
投下終了

地球の連邦領土は実質三つの国へ分裂。

ユージアなんかが動き出した後のことはまだ考えていない…
多分普通に衝突して適当なところで停戦か、衝突する前にヴォルガーラが降ってきてそれどころでなくなるか、衝突している最中にヴォルガーラが降ってきて有耶無耶になるかの三択になりそう。


あと説明挙げてないのは宇宙の方でのジオンの再興とかエゥーゴ主導のコロニー連邦とか月面の統一とかかなぁ。

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最終更新:2020年04月04日 12:32