94: トゥ!ヘァ! :2020/04/19(日) 18:51:53 HOST:FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp
融合惑星if 地球統一同盟 兵器その1
全長27m
武装:ハイパーメガランチャー 腹部拡散メガ粒子砲 頭部ハイメガキャノン ダブルビームライフル ハイパービームサーベル ミサイルポッド ファンネル インコム
連邦が開発した高火力MSとなる。原作においては量産型サイコガンダムと呼ばれた機体に近い。
クロスCE連合、上海条約機構などとの戦闘により高機動・高火力な兵器の開発が不可欠と感じた連邦が求めた結果生まれたMS。
元々はアナハイムの開発していた大型可変系大火力MS(ZZガンダム、S-ガンダム)を量産する予定であったが、月のアナハイムがクロス連合の手により制圧されてしまったため早期の開発難航。
しかし連邦は高機動・高火力な機体の配備を一刻も早く望んでいたため代わりに大型化する前の試作型サイコガンダム各種をベースに開発された。
武装は専用のハイパーメガランチャー、胸部の拡散メガ粒子砲及び頭部のハイメガキャノン。
ダブルビームライフルとハイパービームサーベル。追加式ミサイルポッドとファンネル及びインコムとなる。
素体となる機体及び胸部の拡散メガ粒子砲はサイコガンダムから。ダブルビームライフル、ハイパービームサーベル、頭部ハイメガキャノン、ハイパーメガランチャーは計画中であったZZガンダムやFAZZから流用。
追加式のミサイルポッドはガンダムMarkVなどが搭載している連邦の共通規格兵装の一つ。
小型ビット兵器であるファンネルは連邦へと亡命してきたジオン共和派がアクシズから拝借してきた技術を基に開発された。
インコムは元々連邦が研究開発していたものをオールドタイプ用に採用したもの。
ファンネル、インコム、ミサイルポッドは選択式兵装となる。
操縦補助にバイオセンサーが搭載されておりNT素養を持つ人間や強化人間が操縦する場合にも備えられている。
在り合わせの技術で作られた機体だが中々良い試験結果を残したためクレイオスの名を与えられ正式採用された。
採用後はその多くが強化人間部隊やNT部隊へと渡され実戦投入された。
この機体で得られたデータを基に再度一般用に開発されたのがガンダムMarkV。共和派ジオン用に調整されたのがドーベンウルフとなる。
名前のクレイオスとはティターンズ神族に属する神の一柱。
全長:50m
武装:大口径メガ粒子砲 全周囲メガ粒子砲 多砲塔ビーム砲 リフレクタービット ミサイルランチャー
連邦が自軍で運用するために改めて増産したビグザム。それを地上用に改修したのがこのグランザムとなる。
操縦者は三名。
元々は連邦の火力不足を補うために導入したビグザムであったが、サイコガンダムやデストロイガンダムなどの後継大型兵器が普及して以降はお役御免と後方に下げられるか、傘下国へと払い下げられていた。
そんな中で地上における機動性の低さを改善するために下半身に陸上戦艦を流用した大型ホバーユニットを繋げたのがこのグランザムである。
これによりビグザム自身の脚の遅さを地上限定とはいえ克服。
更に下部ホバーユニットへ多数のビーム砲塔やミサイルポッド、更にリフレクタービットを搭載することにより迎撃能力、実弾兵器運用能力、射線の問題なども改善。
防御面においてもIフィールドバリアはそのままにPS装甲やブレイズルミナスと言った対物理用のバリアや特殊装甲など他世界から手に入れた技術も積極的に導入した。
これは連邦にとって未知の技術へのノウハウを取り入れるための試験機とした側面が存在していたためである。
連邦軍部隊でお役御免となったビグザムは順次グランザムへと改修され、その多くが傘下国へと払い下げられ地上にて活躍した。
95: トゥ!ヘァ! :2020/04/19(日) 18:52:48 HOST:FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp
全長:28m
武装:高出力ビームライフル ビームサーベル 隠し腕
ティターンズ解散後に連邦の特務MS開発技研(特技研)へと移籍したパプテマス・シロッコが開発した高性能MS。
性能は大体原作機と同じである。
NTでなくとも乗り回せるエース向きの高性能MSとして開発された。
しかし、当時の連邦はクロス連合戦や上海懲罰戦のトラウマから一にも二にも火力を求めており、同時期にトライアルに出されたガンダムMarkVの方が採用され、ジオは敢え無く落選となった。
このことに憤ったシロッコは直接上司に直談判したが、悲しいかなコネも何もないくせに口は煩い小生意気な若造など巨大組織連邦で顧みられることもなく、上層部批判と取れる言動をしたことから閑職へと左遷されてしまうオチとなった。
なお本気の設計を基に特技研が開発したジオⅡの方は高い評価を得ているが、当の機体を見たシロッコからは「違う…ジオはそんなコンセプトじゃないんだ…」との声が寄せられた模様。
全長32m
武装:大型ビームライフル 大型マシンガン 胸部メガ粒子砲 背部ミサイルランチャー 隠し腕
シロッコが去った後の特技研が開発した陸戦用大型MS。
最早MSと言うよりも陸上艦艇と言った具合の兵器。主にホバーで移動する。
MSを体を取っているが実際にはホバーによって高速で動き回る大型MAといった具合である。
武装としては一般的なMSの全長(18m)ほどもある大型ビームライフル及び大型マシンガンを主兵装とし、胸部のメガ粒子砲(拡散・収束可能)と迎撃兵装としても機能する背部ミサイルランチャーを搭載。
そして近接防衛用の隠し腕が二対存在している。
大火力高機動大型機という当時の連邦が求めていた物ドンピシャだった本機は早速複数機製造され、UC世界のアフリカ掃討や撤退の続くギアス世界のアフリカ戦線などに投入され実戦評価が行われた。
結果相応の戦果を挙げたために採用され、少数量産された。
専らグランザムや陸上艦艇群と共に陸戦艦隊を形成し、アフリカや中東と言った広い土地の戦場で活躍した。
全長25m
武装:シールドバインダービームライフル ビームサーベル ミサイルポッド
上海条約機構が加盟していた時期に取引された無人機技術を用いて開発された無人MS。
クロス連合との戦闘により洒落にならない被害を受けた連邦が生身の人員の代わりとなれる兵器を欲したため開発された。
無人機ならパイロットのこと考えずに動けるようにできるよね!ということで元々強化人間用MSとまで言われた高性能機ギャプランが無人機試験としてあてがわれた。
事実無人機化したこの機体は既存の有人機では出来ないような急激な直角軌道を実現している。
無人機仕様にするに当たり各所の機体剛性強化や追加スラスターの増設などを行い、頑強性と運動性を向上させている。
また使い切り型のミサイルポッドも搭載可能。
試験において高い成果を残した本機はその後量産され、各地の重要施設や艦隊の防衛部隊へと配備された。
後のこの機体で培われたノウハウを生かし、一般部隊用に既存のバーザム、ゲルズゲーなどを無人機化したバージョンが開発され、配備されていった。
96: トゥ!ヘァ! :2020/04/19(日) 18:53:23 HOST:FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp
全長:26m
武装:メガビームランチャー ビームライフル 胸部メガ粒子砲 肩部ビームキャノン 腕部ビーム砲 インコム ビームサーベル 頭部バルカン ミサイルランチャー
連邦が開発したガンダムMarkVの設計を基に共和派の求めた高性能機として再設計したのが、このドーベンウルフとなる。
強力な火器を多数搭載しており、絶対数で劣る共和派が多数の敵を相手に戦える機体として仕上がっている。
一般兵用の準サイコミュを採用しているため、多数の武装を内蔵しながらも操縦性は及第点レベルまでに収められた。
サイコミュ兵装であるインコムも搭載されているがもっぱら共和派は地上で戦っていたため使う機会が殆どなかった。
共和派ジオンの新主力機として全惑星大戦の中盤あたりから登場した。しかし共和派へ割かれていた生産ラインが元々少なかったため中々数が揃わず、結局のところ最後まで全ての機体を代替することは叶わずに終わる。
戦後はブリタニアや太平洋連邦などで運用され続けており、ブリタニアでは整備性や生産性を改善したリーベンヴォルフ。太平洋連邦では規格を連邦系へ再設計しなおしたシルヴァバレトなどの派生形が存在する。
全長:23m
武装:ビームライフル クレイバズーカ ビームナギナタ ビームサーベル 頭部バルカン シールド
連邦がカラバから接収したラインを流用して再製造したディジェ。
クロス連合に制圧されたサイド2や月面都市群からの亡命者と連邦へ再転向してきた元エゥーゴ、一部カラバの人員で結成されたヌーベルエゥーゴの主力機として運用されている。
リックディアスの地上戦版と言った機体であったが、基礎性能が優秀であり、連邦が制圧したカラバの拠点において複数のラインが存在していたことから丁度良いと言わんばかりに払い下げられた。
アナハイムの地上本社から投げ込まれたネモの生産ラインと合わせてヌーベルエゥーゴの主力機として大戦終盤まで運用され続けることとなる。
戦後は主に生産ラインを設置していたブリタニア本土で続けて運用されている。
97: トゥ!ヘァ! :2020/04/19(日) 18:53:54 HOST:FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp
全長:20m
武装:ビームライフル ビームサーベル マシンガン クレイバズーカ シールド
ブリタニアで運用されているゲルググ。
共和派ジオンやヌーベルエゥーゴの手も借り様々な近代化改修がなされている。
このため初期では一年戦争時代から毛の生えた程度だった性能も最終的にはマラサイやネモに伍するだけの数値を手に入れた。
地上でしか戦闘しないブリタニアが運用しているため各種空間戦闘機能が取り除かれており、実質陸戦型ゲルググと同等の仕様となっている。
各種パーツは共和派ジオンやヌーベルエゥーゴが運用しているMSと共通の物を多く採用しており、生産性や整備性の改善を行っている。
武装に関しても使いにくいビームナギナタや大きすぎる専用シールドではなく連邦軍における標準的なビームサーベルとシールドを採用。
MSの運用経験が浅いブリタニアが運用しやすいように、とにかくオーソドックスな兵装を取りそろえた。
初期型から見ればブリタニアが統一同盟に加盟してから大戦が終結するまでの最初から最後まで前線で働き続けた機体である。
戦時中一貫して主力機として扱われ続けたため、戦後のブリタニアにおいてはシンボル的な機体となっている。
最も共和派ジオンやヌーベルエゥーゴの機体とは別に最後まで製造し続けられた理由は単純に彼らの使っていた機体の製造ラインをブリタニア側にまで回せなかったためである。
全長:19m
武装:頭部120mmバルカン 頭部ミサイルランチャー 腕部ビームガン ヒートネイル
地上がメイン舞台であった共和派ジオン、ヌーベルエゥーゴ、ブリタニアが水中で活動できるMSを欲したため連邦から投げ込まれた機体。
使わないからと製造ラインごと払い下げられた。
当初はせめてズゴックが欲しかった…と嘆かれていたが実際にはザクⅡとのパーツ共有率が高いため生産性や整備性が良く、ステルス性能もあったため(最も当時は各勢力の電子戦能力が飛躍的に向上していたため余り役に立たなかった)、使ってみると割と扱いやすかったMS。
最も流石にそのままでは扱えないと共和派ジオンを中心に色々近代化改修はなされた。
頭部のバルカンは120mmへ変更され、連邦で一般流通しているザクマシンガン改と同じ弾薬を扱えるように変更。
また四門あった頭部バルカンのうち二門はミサイルランチャーへと変更した。
このランチャーからは魚雷やロケット弾などが発射可能となっている。
腕部はビームガンを搭載。ジムⅡなどで扱われているビームライフルの流用したものである。
腕部のアイアンネルはヒート機能を付けてわずかながら切れ味を向上させている。
全体的に言えば少々物足りない性能ではあったが、大戦中の同盟三軍は序盤から終盤まで水陸両用機はこれのみで戦い抜いた。
単純にこれ以上水陸両用機へと回す余力がなかったためである。
98: トゥ!ヘァ! :2020/04/19(日) 18:55:14 HOST:FL1-122-135-211-57.kng.mesh.ad.jp
投下終了
全惑星大戦時の同盟側兵器あれこれ。
同盟のドーベンは中盤あたりには既に開発されましたが結局大戦が終わるまで数が揃うことはなかったそうな…
最終更新:2020年04月24日 14:34