129: 名無しさん :2020/04/19(日) 20:46:08 HOST:opt-183-176-150-93.client.pikara.ne.jp
みかん県の愛南町
そこは小さな町であるが、ほかの町にはない特徴があった
それは、日本で唯一保管されている紫電改の実物機があることだ
1979年に海底から引き上げられたそれは
最小限の補修を施したまま、精悍な姿でありのまま鎮座していた。
元々静かな町であったが、艦これなどの影響により
日本機巡りともいえるブームが起きて観客が増えだしたが
その日は珍しく人は少なかった。
今日はゆっくりできるわねえと受付のおばさんは思っていたが団体が入ってきた。
それは、男五人、女二人と若い人ばかりで、大学生の人かしら?と思って観察してたら
「・・・・俺たちが・・・紫電改かあ。・・・残っ・・」
「おし・・・たいち・・・どう・・・・」
「ああ・・・かんがい・・・・だな」
「・・・ですねえ」
「これが・・・・・かな」
「さか・・・・さん・・・」
「いや・・・ない。私の・・・身代わりになって・・・・に思えてな」
「いえ・・・・こうかいは・・・・です」
途切れ途切れで会話の内容は分かりませんでしたが
普通の男女ならキャーキャーはしゃいで写真など撮るだろうに
その様子が一切なく、まるで久しぶりに会った戦友のような態度で大層びっくりしてしまった。
と、ふいに、その男の人がカメラを持ってきて
撮影をお願いされて、私はそのお願いを聞いて、顔をじっくり観察することができたのですが
どこかで見たことがあるような顔をしてました。
そして、写真を何枚か撮影し
お礼の言葉を言って、出ていかれましたが
私は彼らがずっと気になりました。
と、ふとある写真を見て、あっ!と声を上げてしまいました。
なぜなら、六人のうちの五人、そして、その一人がモデルとなって
アニメとなった絵が二人、今日であった人だったのです。
130: 名無しさん :2020/04/19(日) 20:46:54 HOST:opt-183-176-150-93.client.pikara.ne.jp
終わり
去年行きましたが、いいところですよ。皆さんも是非。
あと、つけ忘れましたが、銀河連合日本×神崎島ネタです。
よろしくお願いします。
最終更新:2020年04月24日 15:05