586: ホワイトベアー :2020/05/24(日) 21:19:06 HOST:36-2-32-252.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
するが型水上打撃護衛艦
全長 :240.37 m
全幅 :32.03m
基準排水量:45,000t
満載排水量:54,658t
機関方式 :レーザー核融合式×2基
最大速力 :30kt(公称)
乗員 :最大150名、最小1名
武装
:50口径46cm連装磁気火薬複合加速式砲×3基
:垂直型ミサイル発射管×80セル
:26連装短距離艦対空誘導弾発射機×4基
:40mm連装戦術髙エネルギーレーザー砲×8基
:30mm機関砲×10基
:12.7mmRWS×8基
:3連装短距離魚雷発射管×4基
:3連装艦対艦誘導弾発射管×4基
搭載機数
:SH-60K×4機
同型艦
1番艦:するが
2番艦:あまぎ
588: ホワイトベアー :2020/05/24(日) 21:19:58 HOST:36-2-32-252.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
概要
日本連合大本営民政局および参謀部からの強い要請を受けた日本国政府が計画し、日本連合主導(監視含む)の元で日本国内で建造された海上自衛隊初の、そして21世紀で建造された初の戦艦。
来歴
日本連合に国土を占領されてすぐ日本連合軍最高司令官となった神崎博之は、日本連合の負担を軽減するために日本国に対して非現実的なまでの自衛隊の大拡大と国防関係の法案の立法化を強く要請した。
その後の連合大本営との協議を経て自衛隊の拡大は現実的なまでに抑えることができたものの、それでも従来の様な護衛艦や軽空母(多機能護衛艦)だけではなく(日本連合の資金的・技術的な支援が得られるが)主力艦の整備が義務付けられてしまう。
しかし、いくら予算が増えたといってもこの時の海上自衛隊に正規空母を艦載機込みで運用する余裕は存在せず、さらに島嶼奪回作戦時に上陸部隊の投入前に敵地に高火力を叩き込むことが出来る艦を自前でも欲した事も合わさったことから急遽、防衛省内での水上打撃護衛艦の建造を含めた国産新造計画が立案された。
だが、日本国で最後に戦艦が建造されたのは80年以上前と言うこともあって、日本国では戦艦の建造ノウハウを喪失しており、独自での建造は不可能であった。その為、自衛隊は日本連合に対して技術支援と協力を要請する。これを受けた日本連合は自分たちが設計を行うことを条件としてこれを承認された。
これを受け、日本政府はせんかn・・・水上打撃護衛艦の建造に踏み切った。
本型は日蘭世界の大日本帝国が設計していた輸出用戦艦をモデルとしており、特にAWSの各種レーダー類の配置の必要上、上部構造物の設計は類似したものとなっている。その一歩で機関など一部は日本連合加盟国でも少数の国しか実用化されていないレーザー核融合炉やパルスレーザー砲など最新の技術が使用されている。
こうした設計にない新装備や、主砲を輸出用の36cm砲ではなく敷島型にも採用実績がある46cm砲に変更していること、護衛隊群旗艦としての能力を向上させるために艦内のCDCの拡大している事から船体が大型化されており、排水量も大きく増大している。
主砲としては上記したように敷島型にも採用されている50口径46cm二連装磁気火薬複合加速方式砲を前部に2基、後部に1基を設置している。射程距離としては通常砲弾でも46cm砲弾を160kmの遠距離に撃ち込むことが可能であり、ロケットアシスト弾を使用すれば400km以上の遠方に砲弾を投射することが可能であり、その圧倒的な火力と射程は従来の海上自衛隊に不足していた対地攻撃能力を補ってあまりあるほどのものとなっており、この攻撃力から本型は自衛隊においては準戦略兵器として大陸の勢力への抑止力として多大なる期待を抱かれている。
また、機関には
日米枢軸世界の日本から輸入したレーザー核融合炉を2基搭載、理論上は無補給で無制限の航行を可能としており、核融合炉から提供される膨大な電力を活かし、対空兵装として従来のCIWSではなくパルスレーザー砲を多数搭載している。VLSには各加盟国のミサイルを全て搭載可能な様に新規に開発する予定の新型VLSを搭載する予定であったが、現状では絵に書いた餅以外のなにものでもなく、日蘭から提供されたVLSを搭載した。
VLS内には従来の自衛隊で運用されていたSM-3AやSM-2、ESSM(発展型シースパロー)、07式垂直発射魚雷投射ロケットの他にAI搭載誘導弾やキャピテーション魚雷投射ロケットなども搭載されており、艦隊防空能力を有している他に単艦での対潜水艦戦闘も可能である。
589: ホワイトベアー :2020/05/24(日) 21:20:31 HOST:36-2-32-252.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
両舷には30mm両用機関砲を片舷5基ずつ、計10基搭載している他に、上記した個艦防空用の40mmパルスレーザー砲を8基、SeaRamによく似た外見の26連装短距離艦対空誘導弾発射機を4基搭載しており、VLS内の各種防空ミサイルと合わせて長・中・短距離の全てをカバーした鉄壁と言える防空能力が与えられている。
後部第三主砲後部には理論上は4機のヘリコプターを露天駐機可能なヘリコプター用の飛行甲板を有しており、甲板下には2機のヘリコプターを収納可能な格納庫を配置している。
主装甲帯は大陸勢力のミサイル飽和攻撃に耐えれるように日蘭から供与された最新の複合装甲を採用しており舷側330 mm、甲板約130 mmと史実世界の軍艦ではもっとも堅牢であり、戦艦を名乗るには十分な装甲が与えられている。さらに、この装甲にプラスしてミサイルの弾頭破砕装甲とスプリンター防止装甲が付属され、ミサイル攻撃には絶大な防御力を有する。
本型は人員が不足している海上自衛隊向けと言うこともあり、艦の運用システムは極限までの少人化を果たしている日米枢軸の日本帝国海軍戦艦「武蔵」と同様のモノを採用しており、大和型同様に艦の運行を統括する女性型自動人形が当てられる事になり、その他の運用要員もほぼ全てが自動人形に置き換えられている。
その為、その気になれば指揮権を有する人間を1人載せるだけで運用する事が可能となっており、従来の護衛艦を越える超大型艦でありながらミサイル護衛艦の半数の人数で運用を行っている。
本型は史実世界の21世紀において初めて建造された戦艦であるが、1番艦は艦を構成する装甲や各種兵装、レーダーやシステムの大半は日本連合各国で作られたものであり、事実上史実日本では日本連合から提供された部品を組み合わせただけに過ぎなかった。しかし、2番艦はこうした部品のライセンス比率を高めていき、確かに史実日本における戦艦建造技術復活の第一歩となっていく。
最終的に1番艦「するが」、2番艦「あまぎ」の計2隻が建造され、横須賀を母港とする第2護衛隊群第6護衛隊と佐世保を母港とする第1護衛隊群第5護衛隊に配備された。
余談であるが、本型の登場は
アメリカがアイオワ級を復活させた後でありながらもアメリカ合衆国に大きな衝撃を与え、米議会に新造戦艦の建造計画打ち切りを断念させる一因となった。
590: ホワイトベアー :2020/05/24(日) 21:21:33 HOST:36-2-32-252.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
以上、日本連合の要請を受けて史実日本にて誕生した新時代の鋼鐵の城、するが級水上打撃護衛艦でした。
戦艦の話が盛り上がっており、思ったより筆が乗ったのであげるんじゃー
最終更新:2020年05月29日 13:29