6: クー&ミー :2020/05/30(土) 23:55:17 HOST:p6147005-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
日本大陸 北米進出世界(仮称)

夢幻衆の登場
5~7代将軍の治世より徐々に転生者が現れ始めて夢幻衆が形作られ始める。
一部は譜代・外様大名、その家臣と上級武士も居た事から藩政だけでなく幕政にも徐々に影響力を増やしていった。
その為、幕府財政は史実よりマシとなっている(日本大陸の豊富な資源にも助けられた)

転換期
徳川吉宗本人に夢幻会メンバーが転生した事から本格的な夢幻衆ブースト(享保の改革)を開始。
大陸化によって技術力が強化され、吉宗以前から夢幻衆によって技術研究が行われていた事から1730年代には蒸気機関を実用化する事に成功した。
また、日本大陸のマンパワーと新たに生えてきた“天然物”の天才(奇才・変態)によって産業革命が進んでいく。

これと並行して鎖国政策を一部転換、将軍家や一部大名(夢幻衆)に洋式帆船を建造させ日本大陸外の植民を進める。
南方進出は列強との衝突によるタイムロス回避で控えめにし、多くの人員を北方へと送っていった。
そして、カムチャッカ半島からアリューシャン列島を経由して北米へ到達、欧州がごたついている隙を突いて西海岸の開拓を進めていく。

成長期
9代家重、10代家治(史実より長命)の合計半世紀に亘る治世は、日本大陸の産業革命における成長期となっている。
この経済成長に並行して日本大陸の人口増加ペースも上がっており、北米への移民数も増加していく。
家治の治世では田沼意次+夢幻衆の手腕によって貿易による利益も上げており、戦国時代~江戸初期かけて流出した金銀を少しずつ回収していった。

そして、時代は飛んで1840年代に移る。

7: クー&ミー :2020/05/31(日) 00:02:48 HOST:p6147005-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
日本とアメリカの出会い
アメリカはマニフェスト・デスティニーの名の下に北米大陸の開拓を進めていた。
彼等は先住民から土地を奪い抵抗する場合は容赦なく虐殺している。
アメリカ人からしたら自分たちの行動は神から与えられた使命であり正しい事であったからだ。
白人にとって先住民は取るに足らない存在であり、故に、彼らの殆どは良心の呵責を感じないのである。

そうして西進を続けたある日、彼らは初めて見る様式の建築物が存在するフロンティアに到達する。
これが、遥か東アジアの地から北米大陸へ到達し、先住民と共存関係を築きつつ約1世紀に亘って開拓を続けた日本人との出会いであった。

ごく初期の少人数での交流は平和だった。
しかし、交流をすればする程に互いの思想が違う事から彼等は対立していく。
対立が小競り合いに発展し、互いに武器を用いた戦闘に発展する所も有った。

そして、日本(江戸幕府)とアメリカが激突する日が訪れた。
両軍の激突は、アメリカが陸軍を動員して日本領加州に侵攻した事が発端である。

アメリカは日本領加州の境界であるリオ・グランデ川以東の土地を優先的に開拓して道路網と兵站拠点となる町を整備していた。
(政府は開拓者を資金援助する等の優遇措置を行っている)
アメリカ陸軍は、この道路網と兵站拠点を利用して侵攻を行ったのである。

だが、アメリカ人は知らなかった。
日本人が世界でも有数の工業力と経済力、軍事力を持っている事を…
この代償は、侵攻部隊の壊滅と云う結果で支払う事となる。

8: クー&ミー :2020/05/31(日) 00:08:20 HOST:p6147005-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
投稿は以上です。
もし、転載してくれる人が居たらご自由にお願いします。

ちなみに、「開拓者同士の武器を用いた戦闘」から「アメリカ陸軍の日本領加州侵攻」は数年の開きがあります。
流石に、アメリカも陸軍を送るための補給路はしっかりと用意しました。

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最終更新:2020年06月03日 15:21