118: 弥次郎 :2020/06/10(水) 23:52:24 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
大陸SRW IF GATE 自衛隊(ry編 証言録3 -自衛隊・米軍、訓練開始編-
「これが自衛隊のアサルトライフル……よっと」
「ず、随分と手慣れていらっしゃいますね?」
「はい?」
「なんかこう、妙にしっくり収まっているというか……」
「同じ日系人だからでは……?」
「そうでしょうか…」
(あっぶなぁ……しかし、よもや今世においてもお目にかかるとは……89式!)
- 89式小銃に久しぶりにふれる虎鶫とそれを見た自衛官の会話。
「この小銃を作ったのは(ry」
「ひぃぃぃ!?」
- 知っていたとはいえあんまりな運用状況の89式らにぶちぎれる何仙姑。
「兵士の命(タマ)預けるんだったらこれくらいはしとくもんだよ、この(自主規制)(見せられないよ!)!」
「」
- 自衛隊の後方担当者に、C.E.世界から急遽取り寄せた私物の旧式の小銃を見せて説教する何仙姑。この後メーカーのところにも殴り込んだ模様。
「あいつぅ……いやな感じがするわぁ……」
「?大洋連合の傭兵の虎鶫さんが?」
「なんかこう……命の危険を感じるのよぅ……」
- 敏感に神殺しをなした虎鶫を感じるロゥリィと伊丹の会話。
「こんな試作機まで持ち込み許可するとは、警戒し過ぎじゃないかねぇ……使い慣れているいつもの(YORIMASAⅡ)の方が気楽なんだが」
「次期主力機はこれがベースになるって話だから、こっちの方がいいんじゃないかしら?」
「まだ制式配備が先だから、いきなり機体が変わりすぎるのも問題だと思うんだ……」
「頑張って合わせなさい、トップリンクス」
「また無茶を言う…」
- 試作型次世代ネクストANX-N59「メイルストーク」を前に虎鶫と神居。
119: 弥次郎 :2020/06/10(水) 23:53:03 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
「こちらが適性試験を受けていただいた自衛官の皆さんの結果となります」
「拝見します……これは……」
「……正直なところ、驚きが大きいです。機動兵器の無い世界に、これほどの適格者が集まっていることに」
「異常、なのでしょうか?」
「……そうですね、まるで趣味でやっている野球チームに、無自覚のプロ級の選手が混じっているようなものです」
- 間宮二佐に明かされる自衛隊特地派遣群の人員の適性。
「あ、あとこれを適性者にはやらせてください」
「え、これは…」
「ゲームです」
「ゲーム……」
「休憩時間にでもやらせてください。機動兵器の操縦についての訓練になりますから」
「は、はぁ…」
- ゲーム機を沢山渡され半信半疑な間宮二佐。とりあえず余暇にやらせた模様。
「メックに乗れる人間がこんなにも……」
「リー中佐も適性は高かったので、ご希望でしたら乗れますよ?」
「マジで…?」
「大真面目です」
「そいつはいい、最高だ」
- 同じく米軍の人員の適性を知らされるリー中佐。なお、本人の適性もなかなかの模様だったらしい。
「シュトルヒ先生からですか…」
「まずはこれくらいから始めてもらわないと…一応、スレイプニールやアレイオンでも何とか倒せる相手ですしね」
「初心者には強敵ですけどね」
- ずらりと並ぶシュトルヒを前に連合の教官たち。いくつものMTなどが訓練用に用意されていた。無論、ボスとしての大型兵器も、だが。
「こうして久しぶりに見るとなんだか安心しますね」
「ああ、もう何年も前の様な気がするぜ…」
- デューカリオンクルーに引き渡されるスレイプニールL型とアレイオンL型を前に、鞠戸 孝一郎と界塚 ユキ。
120: 弥次郎 :2020/06/10(水) 23:53:49 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
「フリントロック式とか火縄銃とかそんなのを製造する羽目になるとはねぇ…もう何世紀前のかって話なんだけど…」
- 帝国向けの古い古い世代の銃火器の開発を行う何仙姑の愚痴。
「……いや、ほんと歴史の中世だわ。医者がいないんだな」
「話を聞いた限りだと、高い金を払って魔法とか薬草とかで治療するらしいぞ」
「ホントゲームの世界みたいだな…」
- ヴォルクルス出現後、帝都から避難してきた帝国民の治療を行いながら、医療系PMCの人員。
「地理的要素や国内インフラを考えるとカタフラクトでもぎりぎり、ASでなんとか、軽量級のMTで余裕があるってところかね」
「狭い上に人口が密集しているしおまけに地形が複雑…重量制限がきついなこりゃ」
「弾薬や予備パーツの生産能力も考慮に入れると配備数を多くは出来ないし…10年単位で運用体制を作ってもらうしかないな」
- 自衛隊、そして日本国の基礎データから機動兵器運用についてのプランを策定する大洋連合の人員の会話。
「こりゃまた壮観だな…」
「ストークヘリ、ホバートラックのフラット・オックス、そのほかに戦闘指揮車両……これだけ支援車両があるんだな」
「兵装を運搬して換装したり整備したりする補給車両まで…」
「……正面戦力だけじゃなく、こういうのも揃えなきゃならないのは当然か」
- 自衛隊と米軍にお披露目される機動兵器のサポートを行う各種輸送機や輸送車両。
「そちらの国は平和そうで羨ましい…」
「?」
「いくつもの侵略者や国際規模のテロリスト集団との戦いがあった我々にしてみれば、自衛隊のような組織でいられたらどれほどよかったかと思いますよ」
「そ、そうですか……」
「……我々はある意味手段を選んでいられないほど、戦いに晒されてきました。平和だと思っていても、いつ存亡をかけた戦いがあるか分からない。
ひょっとしたら、貴方方日本国や自衛隊も同じ目に遭うかもしれません。その時に、何時までも同じでいられるとは思わない方がいいかと」
「……そ、それは……」
- 理想論、あるいは潔癖なところのある黒川に対し、大洋連合軍の軍人の辛辣な言葉が刺さる。
121: 弥次郎 :2020/06/10(水) 23:54:42 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
《メカニック紹介》
RMT-04 シュトルヒ
《諸元》
製造・設計:企業連合共同開発機構
生産体制:量産機
機種区分:MT
カテゴリー:軽量逆関節
装甲材:エネルギー転換装甲
動力機関:MT用プラズマジェネレーター
防御機構:(なし)
特殊装備:(なし)
OS:企業連合統合制御式フォーミュラ・ブレイン Ver.3.444
武装:
連装ビーム砲×2
機体下部20mm対人機銃×1
三連式爆雷ポッド×2
概要:
企業連が共同開発及び販売を手掛けるMTの一種。
対人および対小型兵器など低脅威を想定した設計で、警備や治安維持を中心に用いられている。
そういった目的のために作られた、しかも最初期のMTということもあって軽量逆関節という機動性に割り振った設計で、フォーミュラ・ブレインによる制御によって無人機が大量に運用されている。性能としては既に頭打ちしており、後続機が開発されているが、高い信頼性と量産性の高さなどから未だに生産と配備が続けられているロングセラーとなっている。
また、その跳躍能力の高さを生かした機動性は案外馬鹿にならず、機動兵器パイロットの養成課程においては仮想敵として使われることが多い。
コイツを片手間に蹴散らすことが出来てようやく一つステップを登ったといわれるほど。
特地には警護用兼自衛隊と米軍パイロット訓練の仮想敵として百機単位で持ち込まれた。
最初は侮られていたが、その運動性や跳躍力を生かした機動は自衛隊・米軍のパイロット達を翻弄し、トラウマを植え付けた。
122: 弥次郎 :2020/06/10(水) 23:55:21 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
以上、wiki転載はご自由に。
メカニック紹介の一部はまた別なネタでやります。
最終更新:2023年10月10日 23:12