499: 弥次郎 :2020/06/08(月) 19:21:02 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
「コーフクスル!」
「コーフクスル!」
「またかよ…捕虜を移送するのだってただじゃないんだけどなぁ」
「……とりあえず武装解除するぞ。ご丁寧に白旗持ってきているんだしな」
「どうだ?」
「どうだもなにも……長いことまともに食事もとれていないぞ、こいつら。ガリガリに痩せている」
「やはりか…」
- 回収されたアメリカ兵の死体を検分した医師の会話。鉄道インフラが無い状態であるため、アメリカ軍の行軍の環境や待遇は劣悪を極めた。
「一つの家庭に6人以上の子供を」
「多産への協力者には配当金を支給」
「優遇措置の拡大を政府は検討中とのこと」
- 多産政策を推し進めるアメリカの政策を伝える新聞。なお、実情としては多産多死の傾向(幼児の死亡率が高い)にあり、孤児や育児放棄も見られた。
「助けて……」
「お腹空いた……」
「ここにもか…連れていけ」
「はい」
- アメリカで急増するストリートチルドレン達。育てて西部へ人材として送ってもなお、孤児院もパンク状態であり、慢性的な社会問題となりつつあった。
「金がもらえるからってこれをやんのかよ…」
「背に腹は代えられないぜ…あきらめとけ」
「装備に白い布かそれに準ずるものを使うことを禁ずる」
「奴隷兵達には督戦隊を付けることを義務付ける」
「兵士全てが明白なる天命の元に、勇敢に戦うことを義務付ける」
500: 弥次郎 :2020/06/08(月) 19:21:45 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
「奴隷解放宣言が南部から出るってドウイウコト?」
「……奴隷だと扱うと北部に買いたたかれる。だから労働者ってことにして、ついでに北部に対抗してガチ独立ってところかね」
「アメリカが分裂してくれる分にはいいんだがな…」
「ジョン・ブローニングキター!!!!」
「なぜかジョン・カミヤ・ブローニングになっているが天才キター!!!」
- ジョン・ブローニング、日系アメリカ人として生誕し、史実に沿うかのように銃火器開発の技師となる。それを見てテンションMAXな転生者達。
「ユダヤは金貸しを商う、アメリカの資本家は人の死を商う」
- アメリカ人の歪な経済体制を称して、ヨーロッパの学者。
「はっきり言いましょう。この鉄道計画を無理に推し進めれば財政が破綻します」
「そこを何とかしてほしい」
「しかし……」
「これは決定事項だ。何年かかろうが、鉄道を敷かなければ西進はまともに進まない。安全な道が必要なのだ」
- アメリカの財務省にて。北米横断の鉄道インフラの計画は持ち上がりはしたが、史実以上に財と資源を投じた無茶な計画であった。
「I WANT YOU」
「Go to the Frontier」
- 西部戦線への志願者・開拓者を求めるポスター。何十年もアメリカ各所で見られることになる。
「一体どうしてこうなった!どうしてこうなった!先達は何をやらかした!?」
「小さくしたかっただけで、壊したくはなかった、と記録には残っているそうですよ…」
「我がドイツが列強の先頭に立ち、この脅威(黄禍)にたいして立ち向かわねばならない」
「我々にはフロンティアが、生存と成長のための開拓圏が必要である」
「工作は順調なようで」
「植民地人共が外で騒いでもらっては困りますからな」
- アメリカ各所で暗躍を繰り返す大英帝国首脳部の会話。
501: 弥次郎 :2020/06/08(月) 19:22:37 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
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議論が進めばいいなという感じで…ついでに言えば、他の人も漆黒アメリカルートを観測してもいいのよ!?
だが忘れることなかれ、深淵を覗きこむとき(ry
最終更新:2020年06月13日 14:16