773: 名無しさん :2020/06/10(水) 01:54:44 HOST:M106072161064.v4.enabler.ne.jp
「これは、長きに続いた闘争を終わらせるための聖戦であります。
神に祝福されたる祖国に課せられた比類なく尊い天命を果たすため、
そして同盟国との友誼を果たすため、私は宣戦布告文書に署名いたします」
――アメリカ合衆国大統領ウッドロウ・ウィルソン
欧州大戦の勃発を受け、同盟国への支援と称して対日宣戦布告を実施。
確かに、日本はどちらかと言えば三国協商寄りであったのだが。
「なンでヤーパンに戦争しかけンだよッ!英国を大西洋の東西から挟み撃ちにするンだろッ!」
「皇帝陛下。我がドイツと米合衆国の間にある同盟は、黄禍への対処が一義となっております故…」
――ドイツ帝国皇帝ヴィルヘルム2世
アメリカ合衆国の参戦と、彼らが宣戦布告した先を聞いて。
「新旧大陸の紐帯とやらの有様は、複雑怪奇としか表現しようがありませんな」
「ゲルマン人と狂える旧植民地人が手を組めば、こうもなろうさ。ま、よろしい。放っておこう。日本人が片を付けるだろう」
――イギリス首相ハーバート・ヘンリー・アスキス
英国は独米秘密同盟を防衛的同盟と見ており、この状況での対日宣戦布告はさすがの英国紳士にも想定外だった。
「もうやだこんなバカ歴史」
「流石に同感ですね」
――我らが主人公達
仮にダイスの女神が完璧なるバカ歴史を引いたらこうなる(迫真
最終更新:2020年06月13日 14:21