231: 弥次郎 :2020/06/13(土) 22:13:24 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
日本大陸SS 漆黒アメリカルート 「世界観&用語集2」


〇ざっくりとした国家情勢紹介


日本:
 観測の結果、ノッブによる統一政権が樹立。国内の浪人問題などの解決を図って国外進出を推進。
琉球、台湾、フィリピン、蝦夷(北海道)、樺太と多方面へと展開し、将来的な優位の確立を目論む。
最適解に近いものを選び続けることはできたが、ある意味急ぎ過ぎた結果、北米進出も行うことになり歴史が捻じ曲がる。
 幕府体制は史実より短く終わり、19世紀に入るころから徐々に立憲君主制へのシフトを開始する。ここらへんも夢幻会の入れ知恵による。
 また、鎖国体制が国外への進出を積極的に行っている関係で半ば形骸化しているのも確かで、列強による分離工作をされる前に幕藩体制を終了する。


朝鮮:
 日本大陸世界の一般的な朝鮮の扱いに準じて、散々日中の殴り合いの余波でダメージを受けている所謂漂白朝鮮状態。
日清戦争後、永世中立化と極東における列強のサービスエリア的な立ち位置を獲得し、自身の護衛を完成させる。

明国:
 秀吉が政権を握らなかったために朝鮮出兵は発生しなかったが、結果的に衰退して分裂からの清国の樹立に繋がる。

清国:
 明の後を継いで樹立された王朝。
 当初は幕府を警戒させるレベルであったが、例によって徐々に衰退。史実と同じルートをたどり20世紀に入る。
 アヘン戦争、アロー戦争を経て徐々に列強に切り取られ始め、巻き返しを狙って何度目かの日中激突による勝利を目論むも敗北。
最後のフロンティアとして列強による分割を喰らう羽目になる。


ロシア帝国:
 ご存じ北の熊。まだ白い。
 南下政策を目論み策動する。欧州側はともかくとして極東側では日本が先手を打ち続けているためうまくいっていない。
その為将来的には軍事を含む衝突が発生することも想像だに難くない状況。本格的な激突までは日本との交易などを行うと思われる。


大英帝国:
 押すに押されぬ大帝国。
 日本の影響力が各所で出ている関係上、史実より前倒しになる形で栄光ある孤立を捨てて日英同盟を結ぶ。
恐らくではあるがアヘン戦争やアロー戦争の前には日本の側からアプローチを仕掛けている可能性もある。
 また、日本と同じく米連に対して有象無象の支援を行っており、合衆国の動きをけん制、監視を図っている。

232: 弥次郎 :2020/06/13(土) 22:14:39 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp

〇用語紹介



日清戦争:
 日本大陸世界におけるいつもの激突。ただし今回に限ってはオーディエンスが多数いた。
 アヘン戦争やアロー戦争、清仏戦争などでいいとこなしで政治的にガタガタだった清国が威信復権を目論んで喧嘩を売った。
なお、史実以上に実態がアレなことになっていて、尚且つ日清戦争を想定していた大日本帝国にフルボッコにされる。
この戦争を以て清国は「眠れる獅子」の名を返上することになり、列強による切り取りを一気に受けることになる。
残念ながら満州獲得を目論むかどうか怪しく、もし獲得しても清朝の血統を利用するとは限らないため、ひょっとしなくても途絶える可能性がある。


日英同盟:
 史実より前倒しで樹立された同盟関係。恐らく日清戦争後あたりに結ばれると推測される。
主な要因は北米における米連と米合の対立に付随するあれこれであるが、英国が極東での価値を大日本帝国に見出したことで推進され、結ばれた。
直接殴り合って勝ち取るという案もなかったわけではないが、流石にリスキーであり、リターンが無いと判断された。
 まあ、夢幻会的にはいつものブリカスムーヴの一環であろうと利用し合う関係と割り切っているし、英国も英国でロシアへの牽制や清国の切り取りにおける代理人や足場を求めている節もあるのでどっちもどっちといったところ。
 三国協商とは別口(ここ重要)。


沿海州:
 史実ではロシアが獲得する太平洋への出口。アロー戦争などに乗じて日本が入手している。
 とはいえ、シベリア鉄道が間近まで引かれているなどロシアが狙っていることは間違いない。


三国干渉:
 そんなものはなかった、いいね?


日露戦争:
 史実とだいたい同じ理由から開戦。最も相手が悪かった上に、漂白朝鮮への侵攻が永世中立化でやった瞬間に世界の敵になりかねず、おまけに攻め込める沿海州もがっつり防衛体制を構築されているという悪条件で戦う羽目になる。また、日英同盟による不利も強いられた。
 ロシア側も対抗して米合やドイツと手を組もうとしたが、米合は悪評が付いて回り、ドイツも具体的な行動を起こせなかったなど空振りに終わる。
 結果、ロシアの敗北に終わり賠償金の他、カムチャツカ半島までも持ってかれる羽目になる。
 なお、ヴィリーをはじめとした黄禍論者はさらに勢いづいた。

233: 弥次郎 :2020/06/13(土) 22:15:18 HOST:p2580066-ipngn200609tokaisakaetozai.aichi.ocn.ne.jp
以上、wiki転載はご自由に。
とりあえずWW0こと日露戦争までをざっくりと簡潔に。
詳しいところは追々観測するなり議論することで形にしましょうかね……
チャキチャキ歴史の観測を進めないとどん詰まりになりそうですし

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最終更新:2020年06月17日 13:28