189: 657 :2020/06/21(日) 23:26:52 HOST:121-85-18-205f1.kyt1.eonet.ne.jp
憂鬱SRW・OG支援ネタ ZoT幕間Ⅴ
「ようやく装備の調整が済んだか…、後は一目連殿の細かい霊的な調整のみか。」
「ええ…元はシャドウミラー由来の機体ってことでイスルギからのデータが流用できましたがそれ以外の追加装備はどうも…」
「保険とはいえこの機体を持ち出すほどの存在が出てくるとは思えんがな…」
アシハラナカツクニ最重要機密ブロック
ヤタガラスから派遣された人員と連合から派遣された人員の会話。
幾重にも梵字が刻まれたコーティングテープによって封印された日本刀型のブレードが鎮座し、さらに鋼龍戦隊でも運用されている「黒騎士」が本来の主の帰りを待っているかのようにカメラアイを明滅していた。
「90年代でまさか大型兵器を制作できるとはね…」
「だが重力炉は背伸びしすぎだろう?テストでは重力偏差で搭乗員をシチューにしたそうだからな。」
「出来ればML機関だったかしら?検証したかったが見事に抜かれてるわね…」
「なら我々で新しく作り直せばいい、どうせ連中にはガラクタの再利用程度にしか思っていないだろうしな。」
国連横浜基地機密格納庫
納入されたXG-70b 凄乃皇・弐型を前にしたアイシャ・ブランシェット、企業連、L.A.Iのスタッフの会話
マブラヴオルタ本編から状況が変わり、早期にXG-70b及びXG-70dは納入されたものの、主動力であるML機関は外されており、巨大なガワだけが横浜基地へと納入されている状況であった。
ガワしか送ってこないと言うなら再利用するまでだ。
その一声と共にXG-70改修計画を横浜基地派遣S.M.S、フロンティア政府、地球連合の技術交流も兼ねた改修プロジェクトが立ち上がり、暇を持て余したマッド共により徹底的に弄り回される事となる…
「改修計画…?本国の連中は欠陥品のレッテル貼ってこいつの心臓抜いたんだ!今更好きにやったってかまわないだろうさ!」
「しかし、本国が何を言うか…」
「なら今から冷や飯食いに戻るか?今更戻ってもボーニングの5派閥に好き勝手にやられるだけだぞ?」
横浜基地 派遣されたHI-MAERF計画の人員の会話
彼らが
アメリカ本国に戻っても第5計画派閥に牛耳られたボーニングで冷遇されていた上、島流しとばかりに横浜基地へと派遣されていた。
連合から改修計画が持ちかけられ彼らも全面的に協力することを確約する。
190: 657 :2020/06/21(日) 23:27:30 HOST:121-85-18-205f1.kyt1.eonet.ne.jp
「すごい…これなら戦術機とだって戦える!」
「それに俺達よりデカい組織も協力してくれるんだろう?これなら我々の要求を通せるはずだ!」
某所 キリスト恭順派の『協力組織』から供与されたサベージやM6などのASの訓練を受ける難民解放戦線
今までの段違いの兵器が供与され協力組織からさらに教官まで派遣されたことにより、難民解放戦線はテロリストの枠を越えた勢力へと変貌していくことになる…
その思惑も知らされることのないまま。
「難民解放戦線の戦力化も順調なようですね…我々の思惑は露見していないでしょうね?ミスタ・Fe。」
「ああ、テロリストなんざ世界が変わろうと似たようなもんさちょっと煽てて教えてやればあとは自分の思想に一直線ってな。」
「彼等や日本での騒乱、そして日本帝国でのクーデターと欧州のテロが我々の再起の時、」
「怖気づいて逃げ出したあの男(カリーニン)とは違うことを証明しなければ…」
「あの化物共(電脳貴族)共の持つ力を使えばあのおぼっちゃんがやろうとしていたことが出来る…か?」
「まあ、俺はどうでもいい、折角黄泉帰ったんだ。カシムとはちゃんとした決着をつけたいだけだ、どうせ舞台は用意してくれているんだろう?」
「ミスリルの残党共が地球連合に合流していることは把握しています、連中も出てくることは確実です。」
「あの人を奪った報い…相良宗介と千鳥かなめには償ってもらわないと…」
「(それで、わざわざゲイツの馬鹿を使って意趣返しも兼ねて東京を襲撃か…女の憎悪は怖いねェ…)」
「難民解放戦線と恭順派はここで使い捨てます。貴方も相良宗介と決着をつけたいのなら此方にすぐ戻ってくるように」
「はいはいっと…ありゃもう切れてやがる…だがわかってるのかい?サビーナ…」
「連中にとっちゃ俺達も使い捨てに出来る駒なんだぜ?」
難民解放戦線訓練所 通信室にて ガウルンとサビーナの会話
敬愛していたレナードの願望の成就と彼を殺害したミスリル残党と千鳥かなめへの復讐のため、レナードの後釜となったサビーナはギャラクシー船団、皇帝軍と協力しレーバテインによって与えられた損害を回復させ、フォールドエビルを使った世界改変でギャラクシー船団への協力と引き換えにレナードを蘇らせることを望んでいた。
最もガウルンは電脳貴族達がその願いをかなえるとは思えず、ギャラクシー船団がアマルガムが切り捨てて来た者同様、此方を駒程度にしか思っていないことを把握していた。
191: 657 :2020/06/21(日) 23:28:44 HOST:121-85-18-205f1.kyt1.eonet.ne.jp
投下終了 短いけど許しておくれ・・・
サビーナ側には恐らくファウラーやカスパーなどもいるかと・・・
最終更新:2020年06月23日 10:16