926: トゥ!ヘァ! :2020/06/28(日) 20:01:55 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
SRWクロス F(ファンタジー)世界 シルエットギア&ストライカーユニット
ストパン世界にて研究用に輸入されたモートラートを改良したもの。
魔力を持つウィッチが運用する前提のA型、上りを迎えた元ウィッチが運用する前提のB型、魔力無しの一般人が運用する前提のC型の三種類が開発された。
研究・開発はリベリオン、扶桑、ブリタニア、カールスラントの四か国が合同で行っており、ここで得られた知見は後の各国独自開発へと活かされることとなる。
ブリタニアが開発した魔導杖。ナイツマ世界の一部で流行っていた銃型魔法杖(棒ロボキチが愛用しているやつ)を参考に開発された。
一般兵用に作られたモデルで、そのまま杖としてではなく銃のような形にした方が扱いやすいという理由で銃型の見た目となった。
発送元となったロボキチ魔法杖と違い、こちらは大型対戦車ライフルそっくりとなっている。
これはナイツマ世界の魔法を再現するに当たりストパン世界の人間がそのまま使っていては、かの世界の魔法を使用できなかったため、それを可能にする装置諸々を内蔵したためである。
小型の魔導演算器の搭載、輸入した触媒結晶の取り付け、魔法使用するために必要な魔力を貯めこんだクリスタルプレートを使用した魔力カートリッジ。
これら複数の装置を搭載したために魔導杖の大型化を招いてしまった。
しかし、威力は上々。運用に関しても2~3人一組で使用すれば問題なく。一般兵でも中型以降に効果的なダメージを与えられると評判であった。
後に機関銃タイプも登場し、戦場における小型ネウロイ及びコア無しの中型ネウロイ相手に生身の一般兵でもこれまで以上には対応できるようになるなど高評価を得ている。
魔法使用する際の動力をウィッチの魔力に代用させたウィッチ専用モデルも開発された。
ウィッチの場合は魔力による身体強化が入るため、大型化した魔導杖でも一人で扱うことが可能であった。
後のこれらの魔導杖は魔導デバイスと呼称されるようになり、ストパン世界以外にも広まっていくこととなる。
927: トゥ!ヘァ! :2020/06/28(日) 20:02:26 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
扶桑がモートラート改において得られた知見を活かし、輸入したモートラートを自国の実状に合わせて改造した独自改装機。
ウィッチの搭乗を前提とした甲型と魔力のない一般兵が搭乗する前提の乙型に別れる。
甲型が全高2mほど。乙型は2.5m近くとなる。
前者の甲型は主に機動力と火力の強化に性能が振られており、防御力に関してはウィッチのシールドに依存する形となっている。
基本陸戦仕様となっており、脚部を陸戦ストライカーへと変更している。
蓄魔力式装甲(キャパシティフレーム)の搭載は最小限としている。
脚部の陸戦ストライカーにはキャタピラの代わりに不整地でも問題なく稼働可能なコンバットタイヤホイールを合わせたローラーダッシュ機構を試験的に採用しており、既存のストライカー同様歩行モードと高機動モードの二つに切り替え可能。
また既存の陸戦ストライカー同様のキャタピラ軌道バージョンも開発されている。
腰部には風系魔法の魔術術式が刻まれた小型推進装置が搭載されており、これを使用しての高加速や落下時の衝撃緩和が可能。
腕部には元のモートラート同様ワイヤーアンカーが装着されており、都市部や森林部ではローラーダッシュ及び、このワイヤーアンカーと腰部の小型推進装置を使用しての立体起動が可能である。
これらの複雑な機動を可能とするため、原型機に搭載されていた物より高性能な魔導演算器が搭載されており、コストが嵩んでいるが試作品のため形容範囲内とされた。
開発後は陸軍の一部部隊に配備され、欧州と大陸での戦いに投入。実戦データが収集された。
武装は従来のウィッチが使用していたものから、新しく開発された譜式(フレメヴィーラ式)魔導兵装を運用している。
これはシルエットナイトが使用している魔導兵装を小型化したものであり、兵器に掘られた魔法術式に沿ってナイツマ世界の魔法を再現させる代物である。
後者の乙型は魔力が使用できない一般兵用のため追加の魔導演算器と蓄魔力式装甲(キャパシティフレーム)を採用した重武装仕様。
元々ウィッチのシールドによる防御性能は期待できないため、端から重装甲兼重火力な兵器へと仕上げられた。
その様は図らずともシルエットナイトの法撃戦仕様機に似通ったものとなった。
乙型が甲型よりも巨大になっているのは、これらの重武装と重装甲の他に魔導甲冑を動かすための動力源を搭載する必要があったからである。
蓄魔力式装甲に蓄積されている魔力量では満足に火器を使用できないため、日召世界の技術を作られた液状化魔石を使用する異式(異世界式)魔導エンジンを搭載しているためである。
この異式魔導エンジンからもたらされるエネルギーと蓄魔力式装甲に蓄積された魔力が乙型の動力源となる。
移動は単純な二足歩行。機動力は求められなかったため、ワイヤーアンカーは搭載されておらず、その重量から小回りが利かないためローラーダッシュ機構の搭載も見送られた。
しかし鈍重そうな見た目に反して意外と機敏に動くため、生身の人間以上の速度で歩行が可能である。
武装は専ら20mm機関砲や37mm対戦車砲などを流用している。
これらの武装では通常弾頭の他に日召世界の魔石を利用した特殊魔導合金製弾頭も使用可能であり、この特殊魔導合金弾頭(通称マ弾)は内部に魔力が蓄積されており、ウィッチが銃火器を使用した際と同じ効果をネウロイに与えることが可能となっている。
現状では生産数が少ないため対ネウロイ戦の切り札として扱われており、主に37mm以上の大型砲でのみ運用されている。
またこれらとは別に甲型でも運用されている譜式魔導兵装も使用可能。
しかし、ウィッチと違い使用するために必要な魔力を機体から直接供給する必要があるため、多様はガス欠を招く恐れがある。
このため使用回数に限度が設けられている。
甲型・乙型ともに試験結果は良好。
後に両種ごとに十数機が製造され、欧州戦線とアフリカ戦線にて実戦に参加し、戦闘データを収集した。
928: トゥ!ヘァ! :2020/06/28(日) 20:03:26 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
ナイツマ世界から輸入したモートラートと各種技術を用いて自国のティーガー超重戦闘装甲脚を強化したユニット。
小型化した魔導兵装と魔導演算器。また蓄魔力式装甲の採用などを行い、継戦能力と装甲、火力を大幅に強化したモデル。
装甲と武装を増設した関係上機動性は元となったティーガーよりも更に劣っているが、魔導演算器による動作補助によって、動きに関してはティーガーと比べスムーズになっている。
蓄魔力装甲を採用した結果搭乗者を包み込む形で装甲が付いており、乗り込んだウィッチは自前のシールド以外にもこれらの装甲で物理的に保護されることとなる。
武装は88mm砲二門、魔導兵装二門を中心とし、それ以外に迎撃用の12.7mm機銃などを運用可能。
これら以外にも20mm、30mm、40mmの機関砲やロケット砲も運用可能である。
南米のノイエカールスラントにて数機が試作され稼働試験が行われた。後にアフリカへと送られ実戦データ収集を行った。
ヤークトティーガーと同時期に開発された一般兵用カールスラント式魔導甲冑。
ストライカーユニット(以降Sユニットと称する)の技術と研究用に輸入したモートラートの技術と掛け合わせて開発された。
動力源として日召世界技術を使った魔石利用魔導機関と蓄魔力式装甲の蓄積魔力を使用している。
また予備動力としてディーゼルエンジンも搭載されており、この二つのエンジンを使って駆動する兵器となっている。
これら複数の動力を搭載する必要性から基となったモートラートよりも一回り大型化した。
防御に関してはウィッチと違いシールドを張れるわけではないため、専らその分厚い装甲で敵の攻撃を弾くか受け止める仕様となる。
軽戦車以上中戦車未満程度の装甲であるが、出力の低い小型ネウロイの攻撃はこれで十分防ぐことが可能である。
反面加速度的に威力の上がる中型以降のネウロイの攻撃は防ぐことができない。
このため中型ネウロイ以降の攻撃は避けることを推奨されている。
このため必要とされる機動性に関しては生身以上の性能を発揮しているため、慣れれば生身の身体を動かすのと同じような動きを人間以上の力で再現できる。
武装に関しては20mm機関砲、37mm対戦車砲、40mm機関砲など従来の実弾兵器を流用したものから、小型化された魔導兵装など多種多様に揃えられている。
最も使用できる魔力量の関係上、魔導兵装の運用には制限がかかっており、実弾兵器に関しても小型ネウロイやコアなし中型相手はともかく、コアあり中型や大型ネウロイ相手には対ネウロイ用の対魔弾頭(扶桑が使用しているマ弾と同じ仕組み)を使わねば効果は薄い。
しかし一般兵でも効果的に小型やコア無し中型の相手が出来るとあってカールスラント軍から期待されている兵器である。
ノイエカールスラントで製造された本機は幾つかの試験機を製造、稼働試験後にアフリカにて実戦に投入され戦果を挙げた。
その後正式採用され、量産されることとなる。
929: トゥ!ヘァ! :2020/06/28(日) 20:05:07 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
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前に話題になったナイツマのシルエットギアや技術を流用したパワードスーツについて。
初期も初期なのでスカイガールズやアリスギアというよりはサクラ大戦の霊子甲冑に近いものになっていそうです。
最終更新:2020年07月03日 10:25