33: 名無しさん :2020/07/13(月) 22:53:03 HOST:ai212138.d.west.v6connect.net
漆黒アメリカで占領領域が広がっていくに連れてこういう問題が起こるんではないかと思いつき書いてみました。



ホワイトハウス地下シェルター内会議室

「大統領、武器の威力と兵器の数が足りません」
「どういうことかね?」
「奴らのゾンビ兵共相手には5.56mmではすトッピングパワーが足りません。それと支配領域の拡大につれて対歩兵用の重火器も足らなくなりつつあります」
「M2重機関銃は在庫をありったけ送りましたが、奴らの人雪崩を食い止めるには鉄量が足らず、急遽ブラッドレーやストライカー、デポに動態保存してあった旧式の対空戦車とまだ動くM60もキャニスター弾満載で配備することに・・・」
「現在M163の再生産を命じていますが、既に生産ラインがありませんので、時間がかかるとのことで」
「カラシニコフUSAを始めとして他の企業にAK-47の生産を命じましたが、数が揃うのにこちらも時間がかかるそうで」
「うーむ、つまりなんだね?歩兵装備の弾の威力が足りない、防御用の兵器の数も足りないと?」
「はい、大統領」
「なら、有る所から買ってくればいい。なに資金が心配ならアチラのアレ具合を宣伝して企業や金持ち連中からクラウドファンディングを募ればいい」
「買ってくる・・・。まさか、世界中からですか?」


とあるバラックマーケットの武器商人のオフィス

「・・・CIAのエージェントが物騒なお供と一緒に何のようですかな?」
「在庫のAK-47と7.62 mm弾、整備キットを全部買おう」
「はぁ?」
「旧ソ連製の対空戦車か対歩兵用の重火器を搭載した装甲車両も全部買おう」
「ちょ、ちょっ、まて」
「なんだ、こちらは急いでいるんだ」
「し、支払いは現金で前払いだぞ。分かってるのか?」
「ああ、現金か?大丈夫だ、おい」

後ろに控えていた軍曹が指示を出し、厳つい兵隊たちが次々に武器商人の前に現金の入ったトランクを積み上げていく。
武器商人がトランクの一つを開けるとぎっしりとドル札が詰まっていた。

「チェックをしても?」
「構わんが、時間が惜しいので商品は運ばせてもらうぞ」
「あ、ああ、おい、保管倉庫に案内してやれ」


アメリカが自国の兵器製造ラインの変更と武装の生産が軌道に乗るまで世界中の武器商人を札束ビンタして武器と弾を買い漁った為、皮肉なことにテロリストや海賊等の非合法武装組織が一時期行動が鈍ることになる。


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最終更新:2020年07月18日 14:41