140: モントゴメリー :2020/07/14(火) 23:05:22 HOST:210-20-68-140.rev.home.ne.jp
開戦
1:(合衆国が一方的に決めた)回答期限を過ぎた直後、カナダ国境線に展開していた火砲が射撃開始。
しかし「備品」が大多数のため事前観測されていた砲台などの固定目標しか射撃できず、増強されたカナダ陸軍機動戦力には被害ほぼ無し。
(もちろん、砲撃に呼応して前進なんて高度な軍事行動はできない)
2:対連合国戦線は連合国に先に撃たせる。カナダ戦線で戦端が開かれたならば連合国は躊躇なく攻撃を開始すると予測される(でないと「備品の津波」を抑えきれない)。
3:対連合国戦線の部隊は予め後退し被害極限を図る。但し、囮として一定数の「備品」は前線に貼付けとする。
4:両戦線共に、積極的行動はしない。対連合国戦線に関してはむしろ後退して連合国軍の誘因を図る。
5:陸軍及び海兵隊より選抜された特殊部隊がミシシッピ川の国境警備線を無力化。以後、川沿いに南下し連合国警備戦力を制圧していく。
6:(輸送船に乗っていると思われていた)海兵隊が師団規模でミシシッピ川を南下開始。
数百の水陸両用車両や河川用船舶でミシシッピ川を猛進。
第一目標はテネシー州最大の都市メンフィス。
7:メンフィス占領後、ミシシッピ川方面軍司令部より以下の電文が「平文」で発信される。
「第一段作戦終了。これより第二段作戦に以降す。祝勝の宴には(ニューオーリンズ名物の)ジャンバラヤを持参せり」
8:それに対して、東海岸方面軍司令部は「我は交響楽団を用意して勝利を祝わん」とやはり平文で返信。
(リッチモンドの交響楽団は有名)
9:連合国、ミシシッピ川戦線への増援とリッチモンド放棄を決定。政府機関の退避開始。同時にリッチモンド近郊に集結していた戦略予備部隊がミシシッピ川戦線へと移動する。
10:戦略予備部隊が両戦線の中間点、つまり最も孤立した地域に達したとき、合衆国の決戦部隊が奇襲を敢行。
この部隊は数個の戦車師団を中核とした機動部隊であり、歩兵師団も全て装甲化されている。兵員も精鋭であり、「備品」は最低限の比率である。
11:この決戦部隊が奇襲効果と局所的数的優位の確立により連合国戦略予備部隊を撃滅する。
12:機動戦力を失った連合国軍に対し、全面攻勢を開始。連合国軍野戦軍の完全撃破を目指す。
13:上記の戦果を基に、連合国に「講和」を呼びかける。連合国が受け入れない場合、受け入れるまで連合国各都市を占領していく。
141: モントゴメリー :2020/07/14(火) 23:08:38 HOST:210-20-68-140.rev.home.ne.jp
以上です。
要約するならば、合衆国の作戦目標は
「各個撃破による連合国機動戦力の撃滅」です。
カナダ戦線も、東海岸戦線も、ミシシッピ川戦線も全て囮(もしくは舞台装置)です。
最終更新:2020年07月18日 14:43