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憂鬱SRW・OG支援ネタ ZoT幕間Ⅵ


「そういえば中佐、最近中央がかなり騒がしいらしいですが理由知ってます?」

「ああ、それは私の耳にも入っている何でも党幹部の不審死が相次いでいるんだろう?」

「スターリン書記長の亡霊が夢枕に立ったとか愚にもつかない噂ばかりですけどもね…」

カムチャッカ ジャール大隊 ラトロワ中佐とナスターシャ・イヴァノワの会話

党の中央が戦線が安定しているにも関わらず混乱状態に陥っており、「目立ちすぎた」ラトロワ中佐を排除するという陰謀は逆に党幹部が連合の秘密裏の報復に怯える羽目になるという状況に陥っていた。


「木に埋め込まれているのかこれは…!?」

「はい…何をどうすればこんな事ができるのか…それにここまで誰にも気づかれず遺体を持って来ることなど普通は不可能です…」

「一体我々は何に襲われているのだ…!?まさか本当にスターリン書記長の怨念だとでも?」

アラスカ 新クレムリン 木の洞に押し込められた犠牲者を前にした党幹部と憲兵達の会話

連合の報復は単純な報復ではなく、恐怖を徹底的に与える代物となっていた。

木の洞に遺体を埋め込む
水場がないにも関わらず突如として溺死する
人体の一部(耳や鼻など)を気管に詰め込まれ窒息死する
突如として被害者の立っている床が崩れ転落死するなど…

さらには中世のペスト医師の姿をした怪人、被害者の隣に置かれているズタズタにされた熊のぬいぐるみ、半透明で夢枕に立つスターリン書記長
特にスターリンの亡霊は現ソ連の書記長の前に現れ叱責したという噂まで広がっており、書記長は自室で怯え震えている有様であった。
口さがない者は少数民族の怨霊の報復や没落したソ連を見て激怒したスターリンが祟っているという噂を口にしていた。

87: 657 :2020/08/01(土) 20:48:09 HOST:59-190-114-235f1.kyt1.eonet.ne.jp
「それでボーニング本社の方はどうなっていますか?」

「完全に此方を放置してますね、連中…勝手にACTVの劣化コピーを欧州に勝手にプレゼンして敗北したことを此方のせいにしています。」

「それにXF-15Vのデータより妙な連中が持ってきたF-22のカスタムにご執心ですよ、クソッ…」

「G弾とF-22のカスタムで全て何とかなる…ですか、連合のデータを見ていればそのような核万能論の焼き直しは通用しないとわかるでしょうに…」

ユーコン基地 ハイネマンとボーニングスタッフの会話

欧州でのF-15SEのプレゼンの失敗(他のボーニングの部署が勝手に持ち込んだ)は全て戦術機部門側に押し付けられており、戦術機部門が進めているXF-15Vの開発すら本社は禄に支援もせず、放置している有様であった。
さらにアメリカ議会内に蔓延する「戦術機不要論」によりXF-15Vの改良にすら支障が出ている有様であった。

ハイネマンとボーニング戦術機部門は生き残りのため、XF-15Vだけではなく持ち込まれたF-22カスタムへの対抗や戦術機不要論にNOを突きつけるため、アメリカで野晒しにされていた『黒衣の未亡人』『世界一高価な鉄屑』と揶揄される存在の持ち込みすら議論に上がることになる。


「こ、こんな事がっ…!?」

「10機以上で攻撃してるのに全部回避されてこっちは全弾コクピット直撃…」

「こんなパイロットが本当にいるのか…!?」

ユーコン基地 シミュレータールーム 

フルダイブ型シミュレーターによってスペックを落とされた「アムロ・レイ」のデータが入ったRX-78に対し、ユーコンで計画に参加している衛士達がほぼ全員で参加しているにも関わらず一方的に撃破されてしまう。

ユーコン側はこのデータがほぼ初期に取られたアムロ・レイのデータであり、シミュレーターでは彼の動きをそれでも完璧に再現出来ないと伝えられ驚愕することになる。

88: 657 :2020/08/01(土) 20:49:04 HOST:59-190-114-235f1.kyt1.eonet.ne.jp
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最終更新:2020年08月07日 11:18