222: トゥ!ヘァ! :2020/08/02(日) 21:18:43 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
スパロボクロス F(ファンタジー)世界 対空兵器集
ストパン世界で開発された対ネウロイ用の両用自走砲。
ネウロイの進化に伴い既存の対空兵器では力不足になってきた情勢から開発された。
どこかの国が作った特定の兵器というわけではなく、各国が運用している高射砲を流用した対空車両の通称のことである。
各々の国で所有している大型高射砲を既存の戦車の車体に載せて運用可能とした物。
カールスラントでは88mm高射砲、リベリオンでは90mm高射砲を使用するなど、国によって流用している砲が違う。
これは既存兵器を流用し、手っ取り早く戦力化を図っているためであった。
自走砲のように射角を高く取れるのが特徴。
このため水平射撃から高角射撃までをこなすことができる。弾種させ変えれば従来の自走砲と同様に遠距離砲撃も可能である。
反面大型の高射砲を既存戦車の車体に無理矢理載せているため重量が嵩み、機動力が低く車体の小回りも効かない。
また高い仰角と高射砲への給弾、また対空目標の視認の問題から初期の車両は砲塔部分が装甲化されておらず、オープントップ式となっている。
運用開始当初はあくまで対空と自衛のみで使用されていたが、既存戦車よりも高い貫徹力と射程を誇るため陸戦型ネウロイ戦にも度々使用される例が増えていき、中期モデルでは砲塔を装甲化しているのが一般的となった。
砲塔の装甲化以降は外部に露出した専用の対空潜望鏡が搭載されており、対空戦闘時は観測手が砲手へと各種観測情報を渡すがポピュラーな運用となっている。
この観測手は国によって兼用する役割が違っており、通信手と兼用している国もあれば砲手が兼用している国もある。
反面砲塔の装甲化と装備の増強は車体重量の増加を招き、機動力に関してはほぼ皆無と言っていい性能となってしまった。
後期モデルではこの点を反省し、車体やエンジンを新型へと換装し、速力と居住性を改善した新規設計モデルが登場している。
ストパン世界以外のも日召世界などに広まっており、連合やゲート日米の技術支援を受けたグラ・バルカスやムーなどが似たような車両を開発、運用している。
操縦者の数も、これまた国によって違うが大凡の操縦者は4~5名である。
平成世界(ゲート世界)の日米が開発した兵器。
近年F世界で見られる大型ネウロイやナイツマ世界で運用されている飛空船への対応策の一つとして開発された代物。
両国が艦砲として運用している127mm速射砲を流用している。
アメリカは自前のMk42 5インチ砲、日本はオートメラーラの127mm砲を使用している。
既存の対空ミサイルや対空機関砲では飛行する大型ネウロイや全金属製で尚且つ魔術での迎撃能力を持つ飛空船への対処が困難とみられ急ぎ開発された急増品。
本来は装甲化された自走車両として扱う予定であったが、実戦投入を急ぐことと速射砲の設計の観点から大型トレーラーに127mm速射砲を搭載して、別途のレーダー車両と合わせることにより射撃を行う。
新たに大型の飛行目標に対応するための対空徹甲榴弾も開発されており、この自走高射砲の他、既存の127mm速射砲を運用する艦艇や防空システムにも使用されている。
既存の砲弾も流用できるため、射程の許す範囲内で対地砲撃も可能。
割と安く、それでいて早めに完成していたため早速特地に配備された。
一部は日召日本やストパン世界にも輸出され、同地域の防空に役立っている。
また機動力はないが急増品としては意外と扱いやすかったため平成世界における日米本土でも簡易的な防空システムとして本土防空に動員された。
223: トゥ!ヘァ! :2020/08/02(日) 21:19:33 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
平成世界の日米で開発された新型兵器。
連合から提供されたOTMなどの技術を使用し開発された。
名前の通りにレールガンを用いた自走砲である。
既存兵器を流用して開発した127mm自走高射砲と違い、飛龍戦艦や進化著しい大型飛行ネウロイに対抗するための本命として開発が進んでいた。
MBTとは違い自走砲として運用されているため、主力戦車並みの装甲は持たない反面、代わりに対空射撃を行えるよう仰角が広く取られているのが特徴。
127mm自走高射砲と違い、既存の自走りゅう弾砲と同じように戦車系の車体に収められており、装甲化と高機動化がなされている。
開発後は127mm自走高射砲の後継としてゲート日米の本土の方でも多くが運用され始め、遠距離砲撃から対空射撃、ミサイル迎撃まで幅広く仕事をこなしている。
直射も出来るため一応は対機甲兵器としても運用可能。
試験のためにストパン世界に送った際には見事大型ネウロイを撃破している。
またリアクター戦争において赤国連軍の飛行艦隊迎撃やミサイル迎撃にて活躍した。
ナイツマ世界のフレメヴィーラ王国で開発された対空兵器。
開発者は我らがロボキチ合法ショタ団長。
平成世界の日米や日召日本との接触によりロボキチが「そういえば雷撃魔術を応用すれば初期的なレールガンできそうですね」と思い至り開発した代物。
雷撃魔導術式が描かれた二つの魔導兵装の間で電撃を起こし、専用に鋳造された超硬合金を発射する兵器である。
出力の低い物はシルエットナイトも使用可能。
燃費が悪い代わりに威力を強化した大型のものは飛空船に搭載された。
ロボキチ曰く強力だが弾薬運用の問題から利便性やコストでは従来の魔法を打ち出す魔導兵装には劣るそうな。
また技術的問題から後に平成世界日米の作るレールガンよりは射程が短い。
この問題に関しては大型化し、出力を増やすことで改善するが、目視距離以上となるとレーダー技術の問題が出てくるため、やはり日米のレールガンよりも当面は射程で劣りそうとの談である。
224: トゥ!ヘァ! :2020/08/02(日) 21:20:12 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
ナイツマ世界で誕生した高射砲系魔導兵器。
自走するタイプではなく要塞などに備え付ける巨大な砲である。
事の発端は大西域戦争においてジャロウデクの飛空船艦隊により大きな被害を受けた経験を持つ新生クシェペルカが悩んでいたことから始まる。
クシェペルカ曰く飛空船艦隊や、それこそ飛龍戦艦からもっと確実に身を守る方法はないだろうかという悩みである。
既に新生クシェペルカでも対飛空船用の魔導飛槍が配備されていたが、大西域戦争中でも行われたように迎撃用の雷撃魔術を使われた場合、高い確率で迎撃されてしまう点が欠点であった。
無論魔導飛槍側も数や撃つ角度によっては対応できていたものの、かつての大戦によるトラウマを持つクシェペルカは更なる迎撃手段を求めたのである。
そんなクシェペルカ。頭を悩ましているうちに思いついたのが、単純に法撃戦仕様を大型化して対空特化にすればいいのでは?という発想である。
なんてことはない。大戦中も法撃戦仕様の対空砲火は飛空船の下部装甲化がなされるまでは効果があったのだから、これを更に特化させればいいだけなのだ。
ということで始まった新型対空兵器開発。
どこぞのロボキチ合法ショタがいる国ほどトントン拍子で開発が進んだわけではないが、やろうとしていることは単純明快だったため、それほど時間はかからなかった。
途中交流のために訪れていた日召世界の国々やストパン世界の人員からもたらされたアイデアを組み込みながらも半年ほどで実機一号機が完成した。
それが魔導高射砲。
城塞に備え付ける形の砲台であるこれはその形の殆どをなす長大な砲身全てが特別に拵えた魔導兵装であり、中身にはびっしりと魔法術式が書き込まれている。
稼働させるために砲身周辺及び下部蓄魔力装甲を大量に張り付かせており、発射する際の魔力を貯めこんでいる。
動力としてはエーテルリアクタを8基も使用する大盤振る舞いである。
内部の魔術に関しては火炎系を中心として風系で収束を補助する形となっている。
発射する際には内部の魔法術式に反って多数の火炎魔法が収束し、まるで飛龍戦艦のイニシエートフレイムのような形で出射される。
この際風魔法の補助により飛龍戦艦のイニシエートフレイムよりも収束された状態で発射される。
発射後には冷却と8基のリアクターによる急速なマナチャージが行われることとなる。
一号機を用いた実射試験では標的とした重装甲型飛空船を一撃で破壊することに成功。
理論上は雷霆防幕でも防げないため、数字の腕はかつての飛龍戦艦ですら破壊が可能な威力を叩き出している。
こうして満足いくものができたクシェペルカは早速この魔導高射砲の量産を開始…したかったが意外とコストが高くついたため、国境付近及び重要地域に限定して配備を行うこととなった。
その後は中身の魔法術式を書き換えた拡散攻撃版や威力を抑え小型化しコスト改善を行った小型版、更に水魔法や風魔法を使った冷却能力の向上や発射後に蓄積魔力の尽きた蓄魔力装甲を取り換えるカートリッジ式の採用による連射能力の向上など様々な派生形と改善モデルが誕生していくこととなる。
一部には小型化したものが飛空船にも搭載されるようになり、クシェペルカ王国の飛空船艦隊は周辺国より一歩進んだ強さを手に入れるのはそう遠くない未来の話である。
225: トゥ!ヘァ! :2020/08/02(日) 21:22:47 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
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前に少し話題に昇ったF世界での高射砲について。
ナイツマ世界のやつがSF兵器に突っ込んでますけど今までの議論見ていると多分いけそうかなと。
とは言え現状レーダーなどがないので根本的に目視距離間までしか想定されていないのがナイツマ兵器の欠点です。
魔導高射砲はエスコンのシャンデリアかストーンヘンジの魔法ビーム版みたいな感じ。
しかし上記の説明の通り目視距離での使用前提のため言うほど射程は長くなかったりします。
最終更新:2020年08月07日 11:24