398: トゥ!ヘァ! :2020/08/15(土) 18:58:27 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
スパロボクロス 未来編 勢力設定


〇用語説明

  • クロス宇宙
この舞台となっている世界のこと。
修羅の巷とか戦国宇宙とかスパロボ宇宙など色々言われている。

基本的に戦国時代の様子を呈しているが三列強と超バジュラが圧倒的なため一定の秩序は保たれている。

かつての宇宙災厄アポカリプスの際に宇宙怪獣や異次元の神様モドキやら相手に大分派手にドンパチしたため、銀河一つ分がブラックホールに沈んでいたり、因果律が滅茶苦茶だったり、エレメントが乱れまくっていたりしている。

そのせいか未だに別世界から様々な宇宙や星系や惑星が転移してきていたり、別世界と繋がったりしている。



  • 三列強
連合、フォーリナー、ヴォルガーラの三つのことを言う。

複数の銀河を勢力下に持ち、人口は数千兆を超え、高効率縮退炉もしくはそれに匹敵する動力炉が一般化しており、別の並行世界へ飛べる技術を保有し、更に何らかの因果律兵器を保有していることが列強の条件とされる。

三国家ともかつての宇宙災厄アポカリプスを乗り越えて勢力を拡大した猛者。



  • 超バジュラ
通称は超獣バジュラ。バジュラ大明神。守護神バジュラ。

元はマクロスシリーズに出てくるバジュラそのものだったのだが、アポカリプスに巻き込まれた結果超絶進化を遂げた。
現在の戦闘力はスパロボ補正付き宇宙怪獣のそれである。

基本的に温和なのでバジュラ宙域と呼ばれる彼らの縄張りにちょっかいかけなければ襲ってはこない。

しかし悪意や敵意には敏感で、仲間意識が強いため邪まなことをしようものなら国ごと滅ぼされる。
その強さは列強すら手を出すのを躊躇っているほどである。

放っておく分には無害で、時たま遭難した人々を助けたり、他の敵対的な宇宙生物から守ってくれたりもする。

彼等の住処は三列強の丁度中間に存在しているため緩衝地帯となっている。

彼等と仲良くなりたい場合は素敵な歌を送ろう。



  • アポカリプス
未来編から数えて約100年前に起こった宇宙規模の大災害。
宇宙怪獣の大量発生やら愉悦神の暗躍やら異次元生物の登場やらと宇宙全体が滅茶苦茶になっていた。

多くの国や民族が滅んだが、この危機を乗り越えた現在では三列強を中心にある程度秩序が構築されている。



  • 宇宙怪獣
アポカリプス時代にどこからともなく表れて暴れまくった規格外生物。
スパロボ補正もついているので強さに磨きがかかっていた。

その余りの強さに当時の宇宙は大絶滅時代を迎えていた。
最終的に連合の連鎖式ブラックホール爆弾、フォーリナーの圧縮太陽爆弾、ヴォルガーラの超縮退エレメント爆弾の三超兵器を用いて連中の巣となっていた銀河ごと消し去った。

この超兵器ズは一つ一つが銀河事破壊できる威力であったが、宇宙怪獣の巣となった銀河が三つほど確認されたため、それぞれ担当した銀河に使用した。

その後は100年に渡る掃討戦を続けており、今現在となっては殆どその姿を見せなくなっている。

現在でも昔のトラウマから三列強の間では第一級危険生物に指定されており、宇宙怪獣の存在が発見された場合、現在の全てを棚上げにし、三列強の全てを挙げて殲滅するという条約が機能し続けている。

最近では近場の別世界で似たような生き物を発見。三列強首脳部が恐慌状態一歩手前と化した。
後にこの宇宙で暴れた宇宙怪獣よりもずっと弱いことが判明したため、現在では落ち着いた対応がなされている。

399: トゥ!ヘァ! :2020/08/15(土) 18:58:58 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
〇国家説明



〇地球連合(未来編)
正式名称は「地球圏を中心とする近隣星域及び多次元連邦を盟主とする多種族銀河統一連合」略して地球連合。

通称は連合。もしくは銀河連。この宇宙において連合と言えば真っ先に挙げられるのがこの国となる。


人口の詳しい数は未定。推定は数千兆。三列強と呼ばれる超大国の中では最も多い。

人類種から非人類系のエイリアンに、機械種、電子生命体、精神生命体、金属生命体、別次元生物と幅広い人種を抱擁する多種族国家。

分裂して増える種族、複製して増える種族、自力で増殖する種族などが多数在籍しているため、額面上以上の人口と動員戦力を誇る。
このため数に関しては三列強の中では頭一つ抜けている。

特異なことは対話による勢力への取り込みと精鋭部隊を使った首狩り戦術。近年では物量を使った正攻法も磨きがかかっている。


政治体制は地球を盟主として連合国家。
各加盟国から選出された議員が集まる連合議会が存在する。

共和制から絶対王政、寡頭制や宗教国家、部族連合まで多種多様な国々が参加している。
相手を無暗に貶めない、別文化には基本敬意を払う、非常時には協力し合うなどの暗黙の了解がある。

政治的には合議制を採用しており、割と緩い感じで運営されている。
しかし緊急事態では盟主である地球へと権力が一本化される。

軍事に関しては主力は連合総軍に一括化されており、これとは別に加盟国における防衛組織である州軍と企業の持つ企業軍、銀河傭兵管理機構の運用する傭兵などが存在する。

命令系統としては常備軍である連合総軍が完全上位であり、非常時においては加盟国の州軍や企業の企業軍、傭兵機構の傭兵など全てを指揮下に組み込むことが可能。


まとめると平時は一般的な合議制国家だが、非常時においては盟主たる地球に権力が集中する体制であり、軍備の指揮系統に関しては連合総軍に一本化されている。

無人、生物、有人と三種の兵器をバランスよく扱っているが列強の中では特に有人兵器の性能や運用が突出して得意。
このため、この宇宙の有人兵器市場では連合がリードしている。



  • 連合総軍
連合の主力。内宇宙軍と外宇宙軍に別れており、地上戦力はそれぞれが別途で保有している。

主に一星系内や惑星内においての活動を行うのが内宇宙軍。複数の星間領域において活動するのが外宇宙軍。

内宇宙軍は湾岸警備隊や海上保安庁のようなもので、外宇宙軍が正規軍や遠征軍と思えばいい。

星系内や地上での戦闘を想定しているため内宇宙軍の戦力は抑え気味であるが、広い外宇宙領域で戦い事を想定している外宇宙軍は小は惑星破壊から、大は複数星系空間破壊に果ては因果攻撃までをこなす。

400: トゥ!ヘァ! :2020/08/15(土) 18:59:38 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
  • 州軍
加盟国が独自に持つ軍隊の総評。
特に軍備制限が設けられているわけでもないので、小は地上軍のみの小規模なものから、大は複数星系を跨ぐようなものまで存在している。

基本荒事は連合総軍に任せているため大規模な軍備を整えている国は余り多くないが例外定期に複数星系を保有している国家や危険領域と領土を接している国の場合は相応の大戦力を整えている場合が多い。

しかし余り大きな戦力を整えていると合同演習の名を借りて外宇宙軍との楽しいピクニック(宇宙害獣駆除)駆り出されることもあるので悩みどころである。

平時においては国土内の治安維持や防衛を担っており、その国の政府に指揮権があるが、戦時や非常時では連合総軍へと指揮系統が移る。

連合加盟国以外からはよく「それって軍事力整備されて謀反とかされないの?」と聞かれるが大概の加盟国は「宇宙怪獣を倒すためだったとはいえ銀河一つを躊躇なくブラックホールに沈めるような連中とは戦いたくない」と答えている。



  • 企業軍
連合に所属する各種企業が保有する私兵のこと。

小は警備員のみだが、大になると州軍や内宇宙軍に劣らない規模の艦隊を持つ企業も存在する。

平時は各種企業が運用しているが非常時には連合総軍の指揮下に編入される。

超光速航法が普及したため正規軍や州軍のみで全ての攻撃を防ぐことは理論上不可能という建前から企業の武装を政府が許可したことから始まった。

特徴としては外宇宙軍と内宇宙軍の中間、もしくは州軍と内宇宙軍の合いの子といった外宇宙戦闘と惑星内戦闘の両方を想定した戦力を整えている場合が多い点。

これは企業が運用する私兵という点から大は資源“星系”から小は地上に配備された工場や都市までを幅広いスケールのものを守らねばならない必要性から高い汎用性を求められた結果である。


こちらもよく外部からは「戦力持たせすぎて政府に反乱起こさないの?」と聞かれるが企業群の5割は「そんな金にならないことを何故しないといけないのか」と答えている。
因みに残りの半分は「あんな怖い連中と戦いたくない」である。



  • 銀河傭兵管理機構
連合領内で活動する傭兵を管理している超巨大組織。
通称は傭兵ギルド。

ギルドに入ってパンクな見た目の兄ちゃんおっちゃんが絡んで来るが、これは全員ギルド職員であり、恒例の説明イベントなので、怖がらずに色々質問しよう。
懇切丁寧に色々教えてくれるぞ。


基本連合領内で活動する傭兵は全てこの組織に加盟している。
非加盟者は違法傭兵なので管理機構へご連絡ください。

主な仕事は加盟傭兵の管理と支援。
独立傭兵が多いが、中には企業に雇われているもしくは企業によって育てられた傭兵なども存在している。
こういった企業付きの傭兵の大半は企業軍と傭兵ギルドの両方に籍を置いている。

きちんと依頼は果たす、違法なことはしないなど一般的なルールが設けられており、これを外れた者には罰則が下される。

違法なことをしでかした加盟傭兵は即刻削除される。
この場合の削除とは名簿から消されブラックリスト入りし懸賞金がかかるという意味とギルドお抱えのギルドナイトや指名依頼を出された傭兵が直接排除に掛かると言う意味。

因みにこのギルドナイトとは傭兵ギルドが独自に保有している戦力であり、専ら違反者の取り締まりが仕事。別名は風紀委員やら粛清騎士やら色々ある。



  • 連鎖式ブラックホール爆弾
トップをねらえ!で使っていたやつの拡大版。

一つの起爆用ブラックホール爆弾を使い周辺に配置した子機ブラックホール爆弾を連鎖爆発させる。

起爆用爆弾と誘爆用爆弾のセットを複数の宙域に配置し、銀河一つを囲んで使用する。

これらを同時に起爆し、超巨大な連鎖反応を起こして銀河一つを疑似的なブラックホールに落とすのが特徴。
あくまで疑似的なブラックホールのため時間が経てば自然消滅する。

他の勢力が使った超兵器と比べてまともっぽいが、これの最大の特徴は割と簡単・お手軽・低コストで用意できるという点である。

401: トゥ!ヘァ! :2020/08/15(土) 19:00:09 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
〇フォーリナー(未来編)
正式名称は神聖白銀帝国。通称はフォーリナー、多種族帝国、銀色の奴、悪いウルト〇マン、最近柔らかくなった人達。

誰も正式名称で呼ばずフォーリナーと呼んでいる。

銀の人(シルバーマン)と呼ばれる種族が頂点に立つ多種族階級社会だが、今の皇帝となってある程度緩和されている。
緩和前の前皇帝時代は絵に描いたような悪の帝国であった。

現在では実力と人格が優先されており、かつてと比べて別種族の艦隊司令官や官僚幹部なども増えている。

アポカリプスを乗り越え、連合やヴォルガーラとど付き合いながら成長してきているため100年前よりも大分強くなっている。

具体的には一般艦隊司令官の強さが、かつて地球に攻めこんできた前皇帝の右腕と呼ばれた最高幹部と同レベルまで上がっている。
あのおどおどしているメトロンさん(フォーリナー日記参照)も強さ的には100年前に地球を襲ってきた司令官とそん色なかったりする。

最高階級種族である銀の人族を始め、クローンカエル族や合流ゼントラン・メルトランなど巨人系種族が多い。

現在では他国や傘下国との交流のためにマイクローン化が一般化している。
マイクローン化した際には銀の人はペプシマンみたいな見た目に、クローンカエル君は某軍曹のケロン人のような姿になる。


文化面では大分多様化が進んでおり、現在では独自のコミックマーケットの開催をするまで緩和された。
どうやら現在の皇帝がそういった他の文化大好きマンらしい。

因みにこの手の改革に反対勢力は付き物なのだが、現皇帝が即位した際に粗方粛清されるか、反乱起こした挙句に叩き潰されているため、現在では極少数に落ち着いている。

逆に前時代的な者達が消えた後の穴埋めに多種族や実力者を登用したともいえる。


元々の文化としては祖霊信仰系が主流。
彼らの文化では力(超能力)を鍛え上げた人物は死後に白銀色の精霊となり、現世の子孫たちを守ってくれているという。

このためかつては生まれ持った超能力至上主義が蔓延っており、同じ銀の人族の中でも強い超能力を持っているかどうかで階級が決められていた。

現在ではこの宗教面でも改革が進んでおり、今の主流は「超能力を持たない者や他種族でも鍛え続ければ精霊様になれるよ!」という感じに落ち着いている。
脳筋が加速しただけとも言えるが。

因みに祖霊の精霊たちはあくまで見守っているだけなので現世に関しては今を生きている者達が自力でどうにかしなければいけないという価値観がある。
現皇帝の言葉を借りれば「死んだ人間にいつまでも頼るな」ということなのであろう。


軍事に関しては列強と呼ばれているだけあり、非常に強力な物を持つ。
無人機と生物兵器、そして有人兵器をバランスよく配備しており、特に生物兵器が他の列強より頭一つ抜きんでている。
主に巨大生物系兵器もしくはサイボーグ生物の製造が得意。

フォーリナーの運用するサイボーグ怪獣ギルギルガンや黄金怪獣ギドラ、宇宙恐竜Zなどは有名。

宇宙武器市場では生物兵器部門の雄として活躍している。


余談であるが最近とある別世界に派遣された司令官が持ってきた特殊因果兵器をコピーしたマイロンギヌスと呼ばれる兵装が各地の司令官やエースの間で流行っているのだとか。
因みにその派遣先の司令官が送ってきた鹵獲した現地生物を基にアポストル(使徒)シリーズと呼ばれる新しい生物兵器が開発された。

特徴は強固な特殊バリアと、殆どのバリア能力を強引に突破できる特殊兵装(槍)持ちという点。



  • フォーリナーの種族
現在では連合には流石に劣るが多様な種族が傘下となっている。
因みに勧誘方法は割と強引だが、きちんと統治してくれるので帰って治安や経済が良くなったという国も多いのだとか。

主要種族は銀の人族(グレイ型含む)、クローンカエル族(現皇帝になってから人権が確立された)、合流したゼントラン系種族など。
現在ではリザードマン系(トカゲ)、ハルピュイア系(まんま鳥)、獣人(ケモ率高し)、エルフ系(スカイリムなど海外系の方)、ヴァンパイア(やはり海外産の方)、ゴーレム族(鉱石生命体)などが主要種族として挙げられる。

連合の人間曰く「見た目はウルト〇マンが率いるファンタジー国家だよな」とのこと。

フォーリナー自体は帝政国家であるが、大人しく従うのならば傘下国の政治体制は問わないようで共和制から絶対王政など多種多様である。

関係ない話だがフォーリナーの艦隊司令官の名前はウルト〇マンに登場する宇宙人から取っている。

402: トゥ!ヘァ! :2020/08/15(土) 19:00:45 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
  • マイロンギヌス
某ちゃぶ台とお茶と夕焼けが大好きな司令官が送ってきた古代兵器っぽい槍を解析し、独自にアレンジして量産した代物。を各司令官やエースが自分用として発注した特注品。

各々の特殊能力や癖に応じて様々なカスタマイズがされている。
元は槍だがハルバードや剣、ボクシンググローブ、鎖鎌、特注スーツ、頭に付けるブーメランなど割と様々な形にすることが可能。

共通している基礎性能は相手のエネルギーフィールドや霊的ガードをそのまま貫通するというもの。
重力や慣性に応じた防御力場も問題なく貫通する。

各々の超能力を増幅してくれる効果もあるため、特に力の強い司令官やエースが力を込めて使うと槍の一投で惑星破壊とか太陽の熱を全て吸収して相手にぶつける、ブラックホールを生み出せるなど恐ろしいことが可能。

因みに試し切りとばかりに偶然フォーリナーの司令官クラスに出会ってしまった某ダークサイドな議員が魂事粉砕される事件なども起こっている。



  • マイクローン化
フォーリナーは他の勢力よりも巨人系種族が多く、種族感のサイズ差で悩んでいた時期があった。

しかし現皇帝となってから受け入れたゼントランから提供されたマイクローン化技術により、サイズ差による問題はある程度緩和することに成功。

現在では小型化から巨人化まで幅広く活用できるようになっている。

最もクローンカエル族やリザード族など一部の種族はマイクローン化や巨人化する際に元の姿と大分かけ離れた容姿になるなどの問題も発生している。

幸いこの問題が起こる種族は容姿の変化を前向きに受け入れているため現在では余り問題視されていない。



  • 現皇帝
100年前の連合との戦いで前皇帝と兄皇子が死んだので急遽皇帝に祭り上げられた御仁。

元々は病弱で尚且つ超能力も弱かったため帝家の恥さらしと呼ばれていた。

しかし諦めの悪かった彼はトレーニングを続け後天的に強力な超能力と肉体を手に入れた。

皇帝になった後では言うことを聞かない過激派や帝位を狙う親戚を物理的に叩きのめし、最終的に改革に反対し離脱した元近衛艦隊や大貴族をたった一人で殲滅した御仁。

どれほど強いのかは図り切れていないが他の列強と共に対宇宙怪獣で協力した際には恒星を持ちあげて惑星型宇宙怪獣にぶつけた。ブラックホールに叩き込まれても自力で帰還した。一時期連合の最精鋭部隊に混ざって活動していた。という逸話もある。


連合の人間曰く「題名を付けるのなら“無能の恥さらしと呼ばれていたけど努力チートで最強になって祖国を再興させます!”とでも呼べる御仁」



  • 圧縮太陽爆弾
フォーリナーが対宇宙怪獣用に用意した超兵器の一つ。

恒星(太陽)一つを圧縮して作りだす。対宇宙怪獣用に作ったものは複数の巨大恒星や人工恒星を合わせて圧縮した特注品。

結果ビッグバン染みた爆発が起きて宇宙怪獣の巣となった銀河の一つが吹き飛んだ。

403: トゥ!ヘァ! :2020/08/15(土) 19:01:23 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
〇ヴォルガーラ
三列強の一つ。正式名称は機械化共和国ヴォルガーラ。
通称がヴォルガーラ。略称でも別名でもなく、国名と通称がそのまま繋がっている。

機械生命体による文明であり、機械生命体か、それに準じるレベルのサイボーグ以外はノーサンキューという閉鎖的な国。

そのため三列強の中では一番人口が低い。
これでも100年前と比べて開放的になったというのだから始末に負えない。
最近では鉱石生命体種族を国に招き入れるかどうかという議論が交わされている。

列強で一番殺伐としたやつ。宇宙蛮族の棟梁。ローマの皮被った薩摩。頭首狩り族。と色々言われている。

因みに類義語は列強で一番ヤベー奴(連合)で、対義語は列強で相対的に一番スタンダードに見える奴(フォーリナー)



政治体制は議会共和制。100年前は帝政だったが、国の規模が広がるにつれ今までのやり方では合わなくなってきたと言う理由で古代ローマじみた共和制国家となった。
最大の理由は100前に起きた二回に渡る地球との衝突により当時の皇帝とその一族が死んだせい。

複数人の議員により運営される元老院とそこから選ばれた執政官によって国の方針が決められる。
元老院議員は基本世襲制。偶に優秀な民衆や軍人が新しく議員なることもある。

因みに元老議員になる方法は9割方個人の功績と武力によるので、極論自分の強さに自信がある御仁がいきなり議員に決闘を申し込んでぶっ殺して新しい議員になることも可能という文化を持つ。

実際現在の元老院の約3割はそのようにして物理的に元老議員の席を勝ち取った者達で占められている。このため議員の移り変わりが激しい。
逆に言えば残りの7割はこれらの挑戦者を退けるほど議員個人強いか、武力を跳ね除けられるほどの護衛戦力がいるということである。

執政官は平時の最高指導者として君臨しているが、元老院による解任が可能。
執政官の任期は基本20年とされ、延長する場合は元老院による投票が行われる。

任期中に元老院による弾劾からの強制解任が起こる場合は毎回血みどろの流血が起こっており、執政官が反発して解任賛成派議員を皆殺しにして物理的に賛成者のみにした場合や、逆にグズる執政官を元老院議員全員で囲ってボコって物理的解任にしたこともある。

現在の執政官は割と平和的な方法で執政官になった人物であり、元老院からの支持も受けている。
なおこの現執政官は独裁を引いていた前元老院議員をぶっ殺した(大体40年前の出来事)後で元老院からの支持を取り付け執政官になった御仁なので決して平和一辺倒な御仁ではない。


軍事に関しては執政官が軍団最高司令官という軍における最高階級を兼任する。
後に執政官の指名もしくは元老院や軍兵士からの推薦により最高司令官の下に付く各軍団長が任命される。

この軍団長任命に関しては元老院議員も深く関わっており、大概の軍団長は元老院議員と兼任されている。
大体議員=強い奴という事実があるためである。

逆に議員でもないのに軍団長もしくは何らかの重要な役職についている御仁がいれば、それは何の後ろ盾もないのに己の力のみでその地位を勝ち取ったという証明となるため大概は叩き上げの実力者である。

404: トゥ!ヘァ! :2020/08/15(土) 19:02:05 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
民族構成的には元々のヴォルガーラ人ばかりであったが、アポカリプス後は機械化、電子化、サイボーグ化などを受け入れた他人種も受け入れ始めている。
また同じような純粋機械生命体や、意思を持ったロボット、自然に誕生した電子生命体なども組み込んでおり、列強で最も人口が少ないとはいえ100年前よりは人口は増えている。
近年は鉱石生命体の類を受け入れるか否かの議論が白熱している。

一応は他種族との交渉のための人間態も用意されている。
彼等の意識は一種の独立した精神体となっており、体の拡張や新しい身体への移り変わりを可能としている。

この特性により代わりの身体が用意されていれば精神を乗り移らせばいいため、非常に死ににくい。
血みどろじみた下克上文化が根付いているのはこの点が大きい。

なお身体を失った後に何かのオカルト技術もしくは超科学技術により精神体の移動が不可能となった場合、自意識を保てなくなり死ぬこととなる。

また精神体を移せる距離も決まっているため、今ある体が破壊された際に遠方にしか替えの身体がない場合でも精神体が次の身体に辿り着く前に霧散してしまい死ぬこととなる。
この点に関しては転移技術の入手により、精神体そのものを即時転移可能となったため、乗り換え可能距離が非常に長くなった。

この精神体の移り変わりによる疑似的な不死と似たようなことを実現するために、加盟種族に関して機械系種族に限っている。
機械系種族ならばヴォルガーラの技術を使えばコアとなる部分さえ無事であれば新しい身体への移植と適応が可能にできるからだ。

生身の身体を持つ種族に対して傘下に入る場合は機械化・電子化の要請を行うのは上記の血みどろルールを適応させるための処置である。

逆に言えばこのルールに対応できなければヴォルガーラ内での出世はほぼ不可能となる。


特出する点としてはジオライトという希少鉱物を中心とした特殊な動力炉による文明を築いている。

現在は様々な技術を手に入れたことにより、かつてと比べジオライトへの依存度は大きく減っている。
しかし相変わらず一部の特殊技術にはジオライトは欠かせないため世界を超えながら探し続けている。

ジオライトを使用する形での特殊なエーテル理論を実用化しており、機械種族ながら魔法的な五大元素論を実現している。
このためオカルト方面にも意外と造詣が深い。


運用兵器に関しては無人機と有人機の境目が薄く、その体のまま機体に乗り込み戦うタイプもあれば、巨大な戦闘用躯体に精神体を移すか、そのまま合体して乗り込むタイプもある。

このためヴォルガーラ製の無人兵器は三列強の中では最も性能が良い事で知られる。
一応は生物兵器の類も他の列強と同様に運用しているが、性能は余り良くない。

405: トゥ!ヘァ! :2020/08/15(土) 19:02:56 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
  • エーテル理論
この場合のエーテル理論とは五大元素に基づくオカルト的な理論の方となる。

ジオライトを触媒としてこのエーテル理論を発見したヴォルガーラ人は飛躍的な進歩を遂げた。

このため意外と魔術技術を全面に押し出している。
ヴォルガーラの進んだ魔術体系を学ぶため自ら生身の身体を捨てて加入してくる魔導系種族もいるほどである。



  • 宗教観
ヴォルガーラの宗教観は死んだ精神はエーテルとなり世界を構成する一部になるというものである。

特に精神修行を重要視しており、以外にも座禅や瞑想に通ずるものが一般化している。
これは肉体が機械化されており、重要なのは文字通り精神の方だと言う認識が強いため。

逆に天国や地獄のような死後の世界など存在しないと考えており、死ねば皆エーテル。という認識が強い。

神のような都合の良いものも存在せず、それを名乗る輩は神と自称しているだけの詐欺師か何かと言って憚らない。

そのため彼らは非常に俗世的であり、自己救済が基本と考えている。
死は安らぎでも救済でもなく、単なる現象であり、生命として生まれ落ちたからには、死ぬ瞬間まで諦めず生き続けることこそが生んでくれた物への恩返しであり使命であるという。

そうして最後まで手を抜かずに生き抜いた御仁こそが死後により純粋で輝かしいエーテルとなれると信じている。

とは言え彼等に何かしらを敬う、祭るという価値観がないわけではなく、かつて大きな成果を残した賢者や戦士、身内などは例外的に祭り敬うなどしている。

彼ら曰く大きな功績を挙げた先人は先述した一際純粋で輝かしいエーテルとなるのだという。
この純粋で輝かしいエーテルとは星々や銀河の存在において中心点になるものであり、彼らの中ではこの純粋で輝かしいエーテルとなれることは一等の誉れであるのだとか。
故にヴォルガーラ人は己の人生を全力で真っ当しようと生きるのである。

そしてその純粋で輝かしいエーテルになれるであろうと認めた相手は例え敵であろうともまるで先祖を祭る如く礼儀正しく接する。

逆に言えばそういった御仁をエーテル送りにすることも誉れとされるため、認められた敵対者には大量のヴォルガーラ武者が群がってくることになるが…

無論このような価値観のため幾つかの宗教とは決定的に相容れず、その手の宗教勢力と過去に何度か衝突している。
幸い?列強が関わっていた戦いを除けば、その争い全てに勝利しており、戦を仕掛けてきた相手を悉くエーテル送りとした。



  • 超縮退エレメント爆弾
大量のジオライトを使用して作り上げた対宇宙怪獣用決戦超兵器。

三列強の中では最もコスパの悪い兵器であるが、その威力は絶大で基礎空間からエーテルにまで干渉して全てを破壊し尽くす。

防ぐためには科学的防御とオカルト的防御を高次元で両立させなければならない。

アポカリプス時はこれを使用して宇宙怪獣の巣となった銀河の一つを消滅させた。

406: トゥ!ヘァ! :2020/08/15(土) 19:04:02 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
投下終了

三列強の設定をつらつらと。

列強に見合ったキャラ付けしないとと思ったらこんなことに…

後々色々変更がかかるかもしれません。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2020年08月17日 09:13