460: 名無しさん :2021/05/03(月) 23:12:15 HOST:p387248-ipbf505imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
【ネタ】OGクロス会話集6 【融合惑星篇・時系列無視】
「左回し蹴りから左横蹴り、そしてシールドでの一撃につなげるか……」
「えーと、カミーユ・ビダンだっけ? ひょっとして女?」
「速瀬中尉、フランスだとカミーユは男にも付けられる名前です」
持ち込まれた映像を見て学習するA-01部隊。
「マジか……ビームを設置するとか」
「ビームを設置?」
「偏差狙撃というか、置き撃ちというか……
こう、相手を狙って引き金を引くんじゃなくて、銃口を向けて相手が回避運動を取るのを見越してビームを撃ってるんです。
普通なら予測した方向へ弾幕を張る所を、このアムロ・レイ大尉の場合は単射で」
「そんなこと本当にできるわけ!?」
「俺も信じられません。
でも、実際にやってるじゃないですか早瀬中尉」
アムロ・レイの技量に驚愕するA-01部隊。
「ロンド・ベル?」
「L5戦役以降結成された地球連合直属の独立機動部隊だ。一応は連合軍直属の部隊ではあるものの、一定の管轄は持たない。
有事の際には独自権限の下に独立行動を行う事が許されており、特に緊急性の高い事態が発生した場合は独自介入を行うことが許可されている。
ISA戦術を得意とし、電光石火で敵中枢を潰して指揮系統を瓦解させる事を求められて作られた。
こっちでたとえるなら、各国の最精鋭を集めて作られたハイヴ強襲攻略部隊ってところだな。
ついでに言えば、今までの戦いで仕損じたことは無い」
「なんという部隊だ……」
「求められるものは、人類の存続への強い意志と技量のみ。
なので色々な人たちが集められました。傭兵、元ゲリラ、そして王族や皇族まで」
「王族に皇族ですか?」
「ええ。大西洋連邦から来た英王室の継承権を持った方もいますし、東アジア共和国からは清王朝の血筋の方も参加しています。
ユーラシアからは、北欧のサンクキングダムの王太子が、ゼクス・マーキス伯爵という偽名で参加していますね。ライトニング・カウントという通り名を持つエースでもあります」
「そして我が国からは、皇太子殿下の第三子、暁仁殿下が参加しておられる。歳は白銀とそう変わらん」
「なんと……」
「まだ10代ですが、白金徽章を得るほど活躍なされてますよ」
「正直……まさか皇族方と同じ部隊になるとは、思ってもみなかったがな」
ロンドベル隊の説明を受けるA-01部隊。
461: 名無しさん :2021/05/03(月) 23:13:30 HOST:p387248-ipbf505imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「――先輩!」
「分かってる! 12時間以内には来るぞ! 俺は上に報告してくるから、お前は機体をいつでも出せるように整備に伝えておけ!」
「了解しました!」
クーデターの気配を、NT能力で察知する段間少佐と本田大尉
「さて……あとは後始末ですか」
「慶仁殿下が工作員まで捕縛してくださったから助かった。
これで色々とはかどる」
「ええ、動かぬ証拠ですから。しかし殿下が歩兵一個大隊程度なら、簡単に制圧できるとは夢にも思ってなかったでしょうね」
「証拠を突き付けられた
アメリカは、どんな言い訳を並べ立てるだろうなぁ?」
「さあ? 確実に言えるのは、他の国々を激怒させるといことだけですね」
クーデターから始まる一連の騒動の後の大洋情報部でのやり取り。
「終わった……何もかも……」
「大統領閣下……西大西洋連邦のアームストロング上院議員が面会を求めています」
「うっ……うううううぅ」
「閣下? 大統領閣下!? 医者だ! 救急車を呼べ!」
アメリカ合衆国工作を暴露された直後のホワイトハウス。
「謝罪は受けとりました。僕としてはどうでもいいので、あとは岩本副大臣と交渉していただきたい。僕はここから離れないといけないのです」
「ど、どちらへ?」
「それは『部外秘』です」
一連の騒動のあと、即座に謝罪に来た悠陽。
魔法技術流用機体開発のため、元々所属していた大洋日本の研究施設へ異動する直前の天川宮慶仁を何とか捕まえる。
「あの時、こいつがあればなぁ……」
「おや、先輩はこういうのはあまり好きじゃなかったのでは?」
「まあな。でもスカルナイトを、一目連師父に任せることになったのはちょっと悔しいのさ」
「でもまあ、余程の事がない限り封印でしょうけどね」
自分たち用に送られてきたネオ・ジオングの前での、段間少佐と本田大尉会話。
スカルナイトが出現したため、同等もしくはそれ以上の敵が現れることを上層部は警戒していた。
「【放送禁止用語】!! 【放送禁止用語】!!」
「首相があんなに荒れ狂うなんて」
「植民地人の馬鹿どもとのせいで、全てめちゃくちゃになったからなぁ……」
アメリカの謀略が、世界中に知れ渡った直後の英首相の執務室。
「この度の不始末、誠に申し訳ございません……」
「……天川宮殿下から手紙が届いた。
家をつぶす必要はない。自分は気にしておらぬし、我が国の政府もそこまで望んでおらぬという内容であった」
「それは――」
「……心苦しいものだな」
「……はい」
陛下のお言葉に震える煌武院悠陽。
462: 名無しさん :2021/05/03(月) 23:14:15 HOST:p387248-ipbf505imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
「……佐渡ヶ島の土地を大洋に貸し出す事に対し、異議を申している者がいると?」
「はい」
「連れてきなさい。今すぐ」
「は――はいっ」
声の大きい馬鹿の存在を知り、流石に怒りを隠せない悠陽。
「なに黄昏てんのよ?」
「いや……あまりにも『前』と違い過ぎて」
「いいご身分よねぇ、責任がないと。私なんかこれから連合にこき使われるっていうのに。
大体――」
BETAとの決着が前回とあまりにも違っていたことに呆然としていた白銀武、うかつな発言で香月夕呼の愚痴を聞かされる羽目に。
キャラ設定
暁仁親王
皇太子の第三子に転生した転生者。年齢はカミーユと同じ。
パーソナルカラーから『紫電』の通り名を持つ撃墜王。
夢幻会初のイノベイターである。
前世は特攻隊員であり、国を思う気持ちは強い。
同時に自分が皇族へ生まれ変わったことは、とても畏れ多いと考えている。
容姿はアカツキ電光戦記のアカツキに似ている。
優しい面もあるが、基本的に軍人然として融通を利かせづらい性格。
空手を修めており、カミーユやリョウト、マサキとは仲が良い。
463: 名無しさん :2021/05/03(月) 23:15:16 HOST:p387248-ipbf505imazuka.yamagata.ocn.ne.jp
以上です。
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最終更新:2021年05月04日 17:06