554: 弥次郎 :2020/09/08(火) 19:10:19 HOST:p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
憂鬱SRW 未来編鉄血世界 設定集【SAU、アーブラウ配備MS(第一期終了後)】
ジルダⅡ
型式番号:IPP-0032S2
全高:19.8m
本体重量:31.7t
動力源:エイハブ・リアクター
採用フレーム:ヘキサ・フレーム
装甲材:ナノラミネートアーマー
操縦方式:通常コクピット/阿頼耶識システム
武装:
ライフル
ヒートソード
シールド
概要:
SAUにおいて運用されているヘキサ・フレームのMS「ジルダ」を、エドモントンなどで世界に広まった戦訓や技術を元に改造した姿。
ギャラルホルンの威信の失墜、さらには長年ギャラルホルンが解体されたことから経済圏は自前での戦力の増強の必要に迫られた。
特にクーデリア・藍那・バーンスタインの護衛を務めた鉄華団のMSについては着目された。
というのも、連合や企業連の戦力についての情報もある程度は明らかになったのだが、追いつけるものではなく、手っ取り早い模倣対象として彼らが選ばれたのである。
ジルダからの改修点は対MS戦闘への機体リソースの振り分に始まり、機動性と運動性を重視した機体バランスの変更、そして阿頼耶識の導入である。
阿頼耶識の積極的導入は経済圏の人間にとっては忌避すべき肉体改造をしなければならなかった。
その為、正規兵ではなく孤児やヒューマンデブリに無理矢理施術を受けさせ、適応できたものをパイロットに仕立てることにした。
CGSの様な、あるいは宇宙海賊の様な非人道的な行為によって数が揃えられているという負の面が存在している。
だが、悲しいかな倫理観など何とでもなってしまうものである。
武装解説:
改修前から引き継がれているライフル。対MS戦闘を意識し、取り回しの良い形へ再設計されている。
鉄華団で運用されていたヒート系武装を模倣した物。
技術的に未成熟であるためか加熱には時間を要するうえに、戦闘で一度加熱させれば徐々に劣化していき、最終的には使い捨てにする。
その為尋常じゃなくコスパが悪いが、それでも制式装備となっているのは、ナノラミネートアーマーを強引にでも突破できるからに他ならない。
原型機から引き継がれている武装。特に変更点はない。
通常炸薬の他、ナパームや閃光弾などのバリエーションのある武装。こちらも鉄華団のMSが装備していたものを模倣している。
555: 弥次郎 :2020/09/08(火) 19:11:13 HOST:p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
ベントレウス
型式番号:EB-AX3
全高:22.2m
本体重量:39.6t
動力源:エイハブ・リアクター
使用フレーム:グレイズ・フレーム
装甲材:ナノラミネートアーマー
操縦方式:強化型阿頼耶識システム
武装:
専用200mmライフル
専用バトルアックス
肩部格納式40㎜機関銃×2
腕部シールド×2
脚部ドリルユニット×2
概要:
SAUが自国に引き込んだ元ギャラルホルンの研究機関や研究員から得た技術やMSの実物を用いて開発した大型の試作MS。
阿頼耶識の様な禁忌とされた技術を手放せずにいたギャラルホルンの遺産は、エドモントンにおける大規模戦闘において複数機が実戦投入されていた。
最後は撃破されてしまったにせよ、戦闘力については、他のMSが一方的に撃破されるだけに対して、ぎりぎりではあるが「戦闘」になるレベルで食い下がることが出来たのだ。
その為、本機は当然のことながら戦闘詳報を知った各国の注目を集めた。
無論、市街地に近いところでの戦闘ということで、セントエルモスの機動戦力群が全力で戦えなかったということも考慮する必要はる。
それでも圧倒的と思われていた企業連の戦力に対して戦えていたというのはそれだけでも十分なコンバット・プルーフであった。
撃破された機体は回収されてしまったが、同型機や試作機、設計データなどはギャラルホルンが保有しており、SAUは亡命してきたギャラルホルンの研究者や組織からこれを入手。
本機は原作におけるグレイズ・アインをほぼ踏襲したものとなっている。
通常よりも大型化したフレーム、通常よりも長く設計された四肢、そして機体容積に由来する高い出力や積載量など、他のMSを大きく超えるものを有している。
そのコントロールのため、脊髄だけでなく四肢にまでコネクターを配置した、通称強化型阿頼耶識によるコントロールを採用している。
施術によるデメリットは大きく、失敗した場合の副作用は通常よりも大きいのだが、SAUでは倫理観を半ば投げ捨てて採用。
ジルダⅡ同様に孤児やヒューマンデブリに強制的に施術を行い、パイロットとして仕立てあげる方式を採用した。
さらにパイロットが反抗することを想定し、投薬による精神コントロールの他、外部から機体制御をできるようにするなど運用方策が多数成されている。
ここにはギャラルホルンからの亡命者も多くかかわっている。
武装紹介:
専用に設計された大型ライフル。一発当たりの威力は通常のMSの比ではなく、また精度に関しても大型化したフレームで支えられており、さらには阿頼耶識により直感的に、より強力にアシストされている。
原型機のそれにヒート機能を取り付けた格闘兵装。過熱などしなくともその質量により高い威力を発揮する。
原型機から引き継がれた兵装。特に変更点はない。
打撃兵装としても使うことができるシールド。パイルバンカーを内蔵しており、一撃でMSを屠ることが可能。
脚部の先端に取り付けられた格闘兵装。ドリルとは言うがどちらかといえば巨大な突起で、これを高速回転させて叩きつける。
脚部のリーチが長いことを活かした兵装で、レギンレイズ・ジュリアなどとよく似た兵装と言える。
556: 弥次郎 :2020/09/08(火) 19:12:26 HOST:p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
グラム・ロウス
型式番号:ABS-199
全高:18.3m
本体重量:28.5t
動力源:エイハブ・リアクター
採用フレーム:ロウス・フレーム
装甲材:ナノラミネートアーマー
武装:
頭部60mmバルカン
アサルトライフル
ヒートソード/ヒートホーク/ヒートジャベリン
ワイヤーガン
シールド/バリスティックシールド
ハンドグレネード
概要:
企業連が独自のMSのインナーフレームである「ロウス・フレーム」を土台にして、P.D.世界の技術やレベルに合わせて新規設計・製造した量産型MS。
ギャラルホルンの権威が失墜し、解体がなされ、世界は大きく変わった。
各経済圏は自前で戦力を整え、これまでは抑止力として働いていたギャラルホルンが存在していない、いわば調停者なき時代に合わせて動き出していた。
その中でアーブラウは、蒔苗東護ノ介氏が実質的な火星の全権代表であるクーデリア・藍那・バーンスタインを通じて企業連とコンタクトをとっていた。
これによって独自に通商や交流を行うことに成功しており、企業連からの数々の恩恵---エイハブリアクターの提供、MSの販売を受けられていた。
そして、新時代に合わせて、旧来のMSからの脱却を図ったアーブラウはアルゼブラ、そして企業連に対して新型のMSの開発を依頼。
これが受理され、いくつかの試作機を経て、インナーフレームレベルから新造を行った本機が販売されることになった。
何といっても本機の最大の特徴は、その源流こそあるものの、完全に新規設計されたインナーフレーム「ロウス・フレーム」を採用している点にある。
人体骨格を拡張させ、極めて人体に近い柔軟で滑らかな動きを可能とさせるフレームと、それを補強する装甲によって構成されているので、より柔軟に動かせるのである。
さらには人型に忠実でありながらも拡張していることで、様々なオプションや改造に適応したキャパシティーを持つことになった。
汎用性や拡張性に優れた設計はグレイズ譲りであり、各種オプションパーツが充実している。
一方で、導入コストや技術的ハードルを下げるためなのか、ヘリウスで採用されていたACのような四肢の換装機能は廃止された。
あくまでも一つのMSとして運用しやすいようにと取り計らっていることが窺える。
武装面は企業連の販売していた標準的なMSを踏襲している。
ここからは奇をてらった兵装やシステムではなく、重要なのは高い信頼性と安定性にあるという設計方針が伺える。
その他アーブラウの有するMSや企業連のヘリウスなどと武装の互換性がある。
557: 弥次郎 :2020/09/08(火) 19:13:02 HOST:p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
武装紹介:
頭部に内蔵された迎撃用機銃。対人・対兵器や牽制に使われる。
グレネードランチャー付きの取り回しに優れたライフル。鉄華団やカラール治安維持部隊にも卸されているアルゼブラ系列のもの。
ヒート系格闘兵装。パイロットの好みや戦術に合わせて選択可能。
腰部に搭載された敵機を拘束するワイヤーを射出するユニット。
手持ち式、あるいは左肩部にサブアームを介して装着される防御兵装。
シールドやサイドスカートに懸架される手持ちのグレネード。各種バリエーションを揃える。
プロト・ロウス
型式番号:ABS-P806
全高:18.3m(基本フレーム)
本体重量:26.5t
動力源:エイハブ・リアクター
採用フレーム:ロウス・フレーム
装甲材:ナノラミネートアーマー
武装:
グラム・ロウスに順ずる
概要:
アーブラウなどに販売されたグラム・ロウスのプロトタイプ。アーブラウによる運用テストのために先行して納入された。
基本構造自体はグラム・ロウスと変わっていないが、正式配備型では廃されたACのような四肢の換装機能を有している。
また、パイロットに合わせた調整がしやすいようにある程度の余裕をもって設計されている。MSとはいうが、ほぼACといっても良いかもしれない。
実際自由度の高さは評価されたのだが、軍隊として運用するには予備パーツなどの問題や均一化された戦力が欲されることから問題視されたようである。
558: 弥次郎 :2020/09/08(火) 19:14:21 HOST:p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
以上、wiki転載はご自由に。
力が欲しいか…?という問いかけに頷けちゃうのはちょっと怖いですねぇ。
その力の代償が一体何であるかを考えると、特に。
最終更新:2023年09月18日 22:59