522: 657 :2020/09/08(火) 01:27:18 HOST:121-83-59-79f1.kyt1.eonet.ne.jp
憂鬱SRW前史 メンデル事件のキーワード
コロニーメンデル
今回の惨劇となったコロニー。
G.A.R.M. R&Dの牙城となっていたコロニーであり、
C.E.30年に建造が開始され、L4宙域に存在しており、崩壊前は「禁断の聖域」「遺伝子研究のメッカ」と呼ばれていた。
クルーゼもこの研究所で生み出された作品であり、彼はこの後長い期間遺伝子治療で苦しむことなる。
施設的には旧式のコロニーではあるものの、原作以上に宇宙開発が進んだ事でコロニーの大型化しており、都市部やその他施設も充実していた。
メンデルに存在するメンデル市警にはS.T.A.R.S.と呼ばれる増加傾向にあった都市型テロや多様化していく組織犯罪、そのほかの緊急事態に対処するため部隊が存在しており、内外にアピールも行われていた。
最もメンデル市警は当時の署長であったブライアン・アイアンズとG.A.R.M. R&Dは癒着関係となっており、杜撰な管理により発生していた小規模なバイオハザードなどの隠蔽や、メンデル市内に存在していた署長が管理する孤児院などから「素体」の確保などを行っていた。
G.A.R.M. R&D (憂鬱SRW仕様)
メンデルに主要な研究所を置く、表向きはコーディネイター産出や遺伝子治療を一大産業としていた研究所。
正式名称はGenetic Advanced Reproductive Medical Research Development(高度遺伝生殖医療研究所)
しかし実態は旧世紀から存在するTウィルス、Tアビス、Cウィルスなどを確保しており中小国やテロリスト向けのB.O.Wの製造を行っていた。
後にWLFの母体となるメンバーが在籍していたことからその倫理性はお察し、人体実験や新生児クローンを作り出し好き勝手に人体実験を行っていた。
ウィルス管理も本来のアンブレラを彷彿とさせるガバっぷりであり、事件直前にはウィルス漏洩による小規模のバイオハザードも起こっていた。
後述のカルトテロリストのユニトロジー教会からの依頼で死体からBOWを再生成するTウィルス派生のウィルス兵器Nウィルスとそれに付随するナノマシン、そしてナノマシンを制御するマグロことマーカーを製造していたがバイオハザードを引き起こし査察数日前に大規模バイオハザードとマーカーの制御不能となり、メンデル中にバイオハザードが拡散、ねずみ算式に増えるネクロモーフ、さらにTウィルスなども漏洩し、ゾンビ(活性死者)や自然発生BOWにより一日で都市機能が壊滅するという惨事が起こる。
Nウィルス
G.A.R.M. R&Dが作り出したまったく新機軸のウィルス兵器。
Necro(死)の頭文字から取られNウィルスと名付けられたこのウィルスは従来のTウィルス兵器と異なり死体からでもBOWを生成することが可能となっている。
付随するナノマシンと同時使用することで高速でBOW…ネクロモーフを作り出すことが可能となっており、そのBOWを専用の装置マーカーにより制御することで都市やコロニーを丸ごと感染させ死者の軍勢を作り出すことがコンセプトである。
最もその効果は暴走したマーカーによりG.A.R.M.自身が味わうことになってしまったのだが…
523: 657 :2020/09/08(火) 01:28:32 HOST:121-83-59-79f1.kyt1.eonet.ne.jp
ネクロモーフ
此方では人類によって作られたB.O.Wの一種。
死体、死んだ細胞に取り付きナノマシンとNウィルスを使用、同化し、新しい形に置き換えた後に他の細胞へと感染、短い時間に爆発的に増殖する。
原作同様嫌悪感を示さずを得ない程醜悪で、どのネクロモーフも共通点があり、鎌みたいな形の手が生えていて顔からは牙が生え、顔の皮はない。
また、元が人間だとは思えない程の変貌を遂げるのも特徴。一度変異してしまうと、見知った同僚でも気付かない。
身体能力が高く「活動目的」達成の為、かなり凶暴。知能は高いとも言われているが、ダクトなどを使い背後から襲いかかるなどの知恵は回る。
また、壁などに貼り付いている有機組織となった細胞はガスを発生させることで環境を変化させる事も行う。
マーカーによりその思考を制御されているため、活動目的は増殖のために死体を増やすこと。ただそれのみ。
基本的にバリエーションは無印、2に登場したものはだいたい網羅。
スラッシャーが一番多く、病院や研究所では新生児に寄生した赤さんや爆さんが登場すると思われる、小学校などはキーボードクラッシャーことパックもいるかと、
捕食でなく殺害しか活動目的がないため、メンデル内で被害が拡大することとなった。
従来のBOWと異なり、死んでいる為、生物が備える脳や循環器系といった急所の破壊は意味を成さず、四肢を吹き飛ばすことで行動不能にするしかその活動を止めることは不可能であり、それ故に点の破壊が用途であるアサルトライフルなどの銃火器が余り有用ではなく、その結果メンデルコロニーに査察に突入した大西洋連邦海兵隊は初見殺しとも言える状況に陥り嬲り殺しにされてしまった。
結果、生き残った海兵隊の人員はコロニー作業用の工具を改造し、急造の切断、解体を主体にした武装で対抗することとなった。
工具
みんな大好きネクロモーフ解体用素敵武器。
工兵だったアイザック・クラークにより近~中距離まで発射できるように改造されている。
基本的にゲームに登場した工具はコロニー作業用の道具として登場しており、
資材切断用のプラズマカッター、ラインガン。
衝撃波で残骸を除去するフォースガン。
溶接作業用のフレイムスローワー。
小惑星及びデブリ破壊用のジャベリンガン。
木材切断用力場固定式鋸であるリッパー。
鋲打ち機であるリベットガン等が存在する。
後にこれらの改造工具は連合軍の武装の参考にされ、後々EDF仕様の武装へと繋がっていくことになる。
エンジニアスーツ
本来はコロニー作業用の強化装甲服。
宇宙空間でも活動可能な万能装甲服であり、脚部に簡易スラスターなども搭載している。
小型デブリの飛来などを防御するため強固な装甲と資材運搬のためにパワーアシスト機能を備えており、Nウィルスの感染を防ぐため、アイザックやビリーが着込むこととなった。
動きは軍用の最新鋭パワードスーツとは異なり些か鈍重なもののネクロモーフを素手で粉砕するパワーを発揮しており、その実戦証明から連合軍の陸戦用装備がノーマルスーツから強化装甲服へと移行する後押しとなっていった。
ユニトロジー教会
遺伝子と科学を信奉するカルトテロリストの一派、後に残党はWLFへと発展していく凶悪な組織である。
科学と遺伝子の力により死を克服し、一つの強大な生命体となり神へと昇華するという危険な思想を持っており、Tウィルスの遺伝子改変の汎用性の高さや活性死者に目をつけG.A.R.M. R&Dに完全な死者の復活を行えるウィルスの作成を依頼した。
当然連合にもマークされており、その動きからメンデルに疑惑の目が向けられ査察が行われることとなった。
メンデル事件の際は死者の復活(ネクロモーフ化)を目撃し歓喜、進んでネクロモーフになるもの、この事態を止めようとするアイザックとビリーを阻止するため襲いかかるなどの狂信者ぶりを見せつけた。
大多数の幹部はメンデル事件とその後の連合の報復により死亡するものの、一部はしぶとく生き残り、アナザークライシスにおいてユーラシア大陸に多大な被害を齎すこととなった。
524: 657 :2020/09/08(火) 01:29:35 HOST:121-83-59-79f1.kyt1.eonet.ne.jp
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ほんま2の幼稚園の後景はトラウマものでした・・・<ネクロモーフ
最終更新:2020年09月11日 10:43