247: トゥ!ヘァ! :2020/09/20(日) 20:35:47 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
スパロボクロス 未来編 野良機械群について
野良機械群とはこの宇宙において多数存在する脅威の一つである。
所謂主を持たず動き続ける機械類全般を指す。
このため高度な自立思考AIが使われたものから、単なるルーチンワークAIで動いている自動施設まで多種多様。
単なる滅んだ文明の置き土産や別世界から機械群だけが転移してきたものならば左程の脅威もないが、中には意図的に文明を持つ者達へと攻撃を仕掛けてくる機械群も存在する。
そういった好戦的な機械群は暴走機械と称されており、宇宙中で問題となっている。
単に見境なく攻撃してくるだけなら面倒なだけで済むのだが、中には高度な思考能力を持ち、明確な優先順位を設ける物や敵兵器の解析・吸収、更にハッキングを始めとした情報戦を行い別国家同士の同士討ちすら狙ってくる軍勢も存在している。
現在この宇宙で暴れている暴走機械にも幾つか有名どころが存在しているが、そのどれもが何故か列強と呼ばれる国には手を出していない。
手を出した他の暴走機械が滅んだことを彼等も理解しているからだと言われている。
列強がこれら暴走機械を滅ぼさないのは定期的に傭兵や企業が機械狩りと称して鹵獲しているため。
列強からすれば放っておけば勝手に増える資源扱いされており、特に脅威と見られていないからである。
特にヴォルガーラではにせ(若者)の度胸試しに丁度良い獲物とされており、機獣狩りと称して毎年の風物詩となっている。
〇暴走機械群一覧
知性ある虐殺機構。襲い掛かる条件が知的生命体の文明なら何でもOKとかいう飛び切りヤバイ奴ら。
割と近年出現した暴走機械群。名前の名称は堕天使の団体から。
基本は物量で押す戦法がメインであるが、敵の戦術・戦略を理解し逆手に取ったり、敵兵器を解析してアンチユニットを生み出したりなど、ただの物量馬鹿ではない。
しかし意外と統括AIが賢いのか列強には喧嘩を売っていない。どうやら基本方針が知的生命体の抹殺というだけで物事の優先順位を付けるだけの知能はあるようである。
少し前にスターウォーズ世界を襲い、現地で分離主義者達が運用していたドロイド工場を取り込み大幅に軍備増強が行われた。
元ネタは鉄血のオルフェンズに出てくる無人MA群。
ここでは厄災戦の最中外宇宙へ撤退した一部のMA群が鉄血世界よりも速くクロス宇宙に転移しており、それらが外宇宙にて様々な自動工場や他文明の兵器を取り込み強大化した代物。
このためグリゴリの兵器の名称には堕天使の名前が使われている。
途中高度なAIを幾つも取り込んだせいか知性のようなものも芽生えており、厄災戦時代よりも動きに柔軟性が出てきている。
現状列強に手を出していないのは何度シミュレートしても列強に勝てる結果が出ないためである。
有体に言えばビビってる。特に風物詩と言いながら襲ってくるヴォルガーラが苦手。
249: トゥ!ヘァ! :2020/09/20(日) 20:36:28 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
陰謀を企む亡霊機械。文明の根絶を目的としており、知性体の絶滅まで求めているわけではない。
現地文明のAIをハッキング。後に改造し、現地インフラに溶け込み然る後に機会の大蜂起を起こさせる。
秘密工作を行い、文明国同士をぶつけ合わせ、その横合いから殴り込む。
偽情報を流し、経済を無茶苦茶にし流通網を破壊する。
などの絡めてが特異な機械群。
単純な戦力に関しても強大な自動製造惑星を主力とし、艦隊戦力や艦載兵器、陸戦ドロイドなどを多数取り揃えている。
何よりも非常に高い隠蔽技術を持っており、本拠地や拠点を隠すことが上手い。
元ネタはステラリスに登場する危機(終盤に登場する強力な勢力)の一つ。
原作では古代文明の遺産であり、こちらの世界でも別宇宙に存在していた古代文明の遺産である。
こっちに来た当時ブイブイ言わして連合のデータバンクにハッキング仕掛けたら大量の掲示板民に電子逆凸されてメインコンピューターが自壊仕掛けた過去があるため、それ以降列強には一切手を出していない。
冷徹なる守護者の残骸。半世紀ほど前にこの宇宙に現れた機械生命体文明ベルセクトの残党。
同じようにこの宇宙に転移してきた宇宙騎馬民族、人類至上主義国家と共に現在の三列強に挑み滅ぼされた。
ベルセクト・レムナントはそのうちの機械生命体文明ベルセクトの残党である。
銀河の害虫である人類の存在を認めないと言い張り、連合に喧嘩売って族滅くらった連中の数少ない生き残りが列強勢力外に逃れて勢力化したもの。
かつて列強に喧嘩売っただけあり中々の強さを持っていたが、没落した現在ではその列強から見逃されるほどに落ちぶれている。
暴走機械群と称される勢力の中では最も技術力に秀でているが、数は最も少ない。
これは現在でも定期的に傭兵による駆り出しが行われているため。
元ネタは特になし。強いて言えば人類許さへん!って感じの機械系の敵をまとめたような感じ。
現在の実体はかつてベルセクトが運用していた自動兵器が当時の指令プログラムを基に寄り集まった烏合の衆である。
このため高度な判断を行う上位階級者が存在しておらず、列強との戦闘を極力避けながら戦力増強に努めるという当時の最終命令を愚直に守り続けているだけの存在。
そのため資源集めのために列強以外の国を襲うことはあっても、基本は守勢のためグリゴリやコンティンジェンシーよりかは脅威度が低い。
最も簒奪される国からすれば溜まったものではないが。
なお基本族滅扱いであったベルセクトであったが極一部の穏健派が連合に降ることを許されており、戦時中にこれ以上付き合っていられないと主流派から離反した一部がヴォルガーラへと合流している。
250: トゥ!ヘァ! :2020/09/20(日) 20:37:12 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
投下終了
銀英伝ネタで出した暴走機械群について。
他にも雑多な奴らがゾロゾロいる感じです。
最終更新:2020年09月21日 12:34