885: 弥次郎 :2020/09/25(金) 23:01:03 HOST:p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp

憂鬱SRW 未来編鉄血世界 証言録「いかにして彼女は王座に座したか」





「残念です、アリウムさん。あなたとはここでお別れのようです」
「こ、この、小娘が…!売女…!火星を売り渡す気か!商人なんぞに!誰がお前を引き上げたと思って……!」
「……考えや立場が違うと分かったのはお互いにとって幸運でしたね。それでは」

  • クーデリア、恩師であり恩人ともいえるアリウムと決別。具体案のないままに企業連に反発するアリウムを見限った。




「では、行ってまいります、お母様」
「……ええ、気を付けて。あの人のところへは?」
「娘を売った父に、何を話せばいいのですか?哀れみを見せればよいのでしょうか?」
「…そうでしたね」

  • 母である朋巳・バーンスタインとの出発前の別れ。屋敷の外を知らぬ母でさえ、状況の、娘の立場の変化は知るところとなった。





「ノブリス・ゴルドンとはすでに話はついています。さあ、行きましょう」
「は、はい……しかし、どうやって?」
「知らないほうがいいわ、フミタン」

  • すでにノブリスが書類上の存在となったことを知らぬフミタンと、それを知るクーデリア。






「え、アンジェラ、あなたMSを動かせるの?」
「一通りの技能についてはインストール済みです。クィン・マンサ・メスラムタエアとイシス・ヴィルゴーの両方とも。
 ドライバーはお任せくださいませ」
「まるで車の運転手をやるように気軽に言うのね…」
「恐れ入ります」

  • クーデリア専用MSのドライバーは、アンドロイドのアンジェラに一任されることに。この後無茶苦茶訓練した。





「火星連合首相にはクーデリア・藍那・バーンスタイン君が選出されました」
「皆さん、どうかよろしくお願いしますね?」

  • 火星連合暫定議会にて、火星連合首相に任じられるクーデリア。半ば出来レースであったが、彼女は火星の代表者となった。






「名刺がすごいことになったわね……」
「お嬢様が、それだけ重要人物になったということかと」
「フミタン、そんな他人事みたいに…」
「私としては、とても遠いところに来てしまったような気がしてなりません……」

  • 用意された名刺に並ぶ膨大な肩書をみて、フミタンとクーデリアの会話。




「実務に集中したいのに……!」

  • 最高権力者となったクーデリアへは火に集まる虫のごとく、猟官やら陳情やら賄賂やら様々な人間が接近してきて、さすがのクーデリアも怒りを隠せず。

886: 弥次郎 :2020/09/25(金) 23:02:03 HOST:p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp


「彼女、ちょっと覚悟が決まりすぎているんじゃないかしら…」
「もともとそれだけの器の持ち主だから、不思議はない」
「すごいなぁ」

  • セントエルモスのリンクスたち、火星連合暫定議会でのクーデリアの所信表明演説を聞きながら。




「……つまり、単なる独立運動家じゃなくて、火星のトップってわけか」
「火星で一番権力を持つ乙女ってもう噂になっているね」
「おいおい……仕事がでかくなりすぎじゃねぇか」
「やることは変わんないでしょ、オルガ?」
「そ、そうだな……(胃がいてぇ……)」

  • 鉄華団の面々の会話。最初の依頼からクーデリアの立場は飛躍的に変化していた。オルガはこの後胃薬をもらいに行ったという。




「社長、またです」
「おいおい、ここは単なるPMCだぞぉ…クーデリアへの取次はやってないって伝えてくれよ」
「一向に聞いてくれないのです」
「しょうがねぇ…脅していい、追い払え!こっちの営業妨害をしているんじゃねぇってな!」

  • どこから情報が漏れたのか、クリュセのCGSにはクーデリアに会いたいという陳情の列が出来上がることに。




「気心地はいいけれど……」
「はい。最先端の要人用のドレスとなっております。仕様書はこちらに…」
「……これ、戦争に使うわけじゃないのよね?」
「もちろんでございます。ですが、何を使ってくるかわかりませんので」

  • アルゼブラからクーデリアに贈られたプロテクトドレスをみてクーデリア。外見こそ美しいが、戦闘用そのものであった。



「いいスーツだな…」
「団長、これ全員にあるの?」
「当たり前だろ?下手な恰好じゃ示しがつかねぇ。
 ちゃんと手入れの仕方も着こなしも教えてもらって来いよ」
「はーい…」

  • 鉄華団にも支給されるSP用のプロテクトスーツ。年少組から年長組まで数着ずつ支給されることに。



「遊び道具にするなよー」
「わかってまーす!」
「……ま、無理だよなぁ」
「痛い目に合うのも子供の特権だ。遊びでも慣れてくれればそれでいいさ」

  • 宇宙での無重力区画移動用のワイヤーガンを支給された年少組と、エウクレイデスの大人たちの会話。

887: 弥次郎 :2020/09/25(金) 23:02:38 HOST:p1537109-ipngn14201hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp

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最終更新:2023年09月30日 18:58