670: モントゴメリー :2020/10/05(月) 21:20:47 HOST:116-64-111-22.rev.home.ne.jp
すみません。前に話した「漆黒の合衆国強化プラン」なのですが
美魔女化リシュリューの方にかかりきりなので全然進んでません。
このままでは時機を逸するので、ネタだけ放出します。
671: モントゴメリー :2020/10/05(月) 21:32:19 HOST:116-64-111-22.rev.home.ne.jp
1:塹壕列車(トレンチ・トレイン)
漆黒の合衆国各都市を結ぶ半地下式鉄道。
その名の様に塹壕のような溝を掘り、その中に線路を通す。
20世紀初頭から工事が開始され、ほぼ合衆国全体に延びている。
空襲に備えるならば、地下鉄が望ましい。しかし、各都市間を結ぶほどの
長距離を開通させるのは予算的に困難。そこから生まれた次善の策。
時代が下ると上部にフタがされ、その上に偽装樹木が植えられ空からの識別は困難。
(ランドマークとなる建物や地形も変化させるという徹底ぶり)
さらに着目すべき点として、合衆国軍部は技術指導などに徹して、実際の工事は全て
民間資本で行われたことである。
これは、「日英のように、民間資本を養わねば早晩合衆国は立ち枯れる」という
一部シンクタンクからの提言を政府が受け入れたからである。
672: モントゴメリー :2020/10/05(月) 21:45:38 HOST:116-64-111-22.rev.home.ne.jp
2:燃料対策
2-1:バイオエタノール
実は、バイオエタノールの歴史はガソリンより古く、T型フォード1号車はこれで走ったのである。
石油資源に乏しい漆黒の合衆国は、バイオエタノールの生産を継続し、規模を大きくしていく。
それに伴う食糧生産に対する影響は、「備品」への供給食料の改善でまかなう。
→昆虫食の大規模導入。
2-2:バイオディーゼル
艦船などの燃料に使う軽油は、これで補う。
原料の一つは廃油である。
→ニューヨーク・フライドチキンの廃油有効活用
また、動物の脂肪、「獣脂」も有効な原料である。
関係ないが、体重50㎏で体脂肪率15%の人体からは、単純計算で7.5㎏の脂肪分が取れる……。
673: モントゴメリー :2020/10/05(月) 21:55:43 HOST:116-64-111-22.rev.home.ne.jp
2-3:蒸気機関の研究開発促進
合衆国領土に石油は乏しい。しかし、石炭資源は豊富である。
これを活かすために、蒸気機関の大規模採用と研究促進を行う。
特に「蒸気自動車」の研究は重要である。
史実でも、約100年に渡って研究されたものであり、最も成功したのは「史実
アメリカ」である…。
そのレベルは20世紀初頭では「見た目も性能もガソリン車と遜色ない」ものだったという。
史実で時速200㎞の壁を初めて突破した自動車も蒸気機関搭載である(1906年)。
「立ち上がりが悪い」という理由とガソリンの普及で廃れたが、前者は瞬間湯沸かし器の発明で克服可能である。
また、意外な長所として「(同レベルの)ガソリンエンジンより静か」と言うものがある。
これを利用した奇襲戦法などもほんの一瞬ながら史実では考慮されたという。
674: モントゴメリー :2020/10/05(月) 21:57:28 HOST:116-64-111-22.rev.home.ne.jp
以上です。
漆黒の合衆国ちゃん。
私ができる贈り物はこれくらいです。
これをどう活かすかは君次第だ!!
最終更新:2020年10月06日 09:57