382: トゥ!ヘァ! :2020/10/28(水) 19:08:33 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
スパロボクロス 融合惑星 ゼネラル社製XGシリーズ


〇タイタンシリーズ
フロンティア船団所属のゼネラル・ギャラクシー支社がマブラヴ世界のAL4プロジェクトから買い取った戦略航空機動要塞スサノオシリーズ(英語名XGシリーズ)を基に再設計と改修を施した兵器。

原形との違いは中身の技術の多くがマクロス系技術に入れ替わっている点。

マクロス政府(フロンティア、ウロボロス、メガロード01政府による連合政権)における陸軍再建計画の一環として開発された。
このため種別としてはデストロイドに分類される。

砲戦型のタイタンαと、都市制圧型のタイタンβの二種類が存在する。

なお計画参加に際してフロンティアのゼネラル・ギャラクシー支社はギャラクシー船団の数々のやらかしから非常に厳しい立場に立たされており、自社の目運を賭けて開発を行った。

別宇宙に転移してしまったことも相まって実質本社やギャラクシー船団とは縁切り状態であり、そのせいかタイタンシリーズ及び以降のデストロイド開発に関してはゼネラル社名義で行っている。
ギャラクシーの名前は色々不味いと考えたようだ。

383: トゥ!ヘァ! :2020/10/28(水) 19:09:43 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
  • タイタンα
全長:130m
武装:タイタンキャノン(大口径荷電粒子砲) VLSミサイルランチャー マイクロミサイルランチャー 30mmガトリング砲
防御:全方位フィールド ピンポイントバリア エネルギー転換装甲
動力:大型熱核反応炉
搭乗員:4名


XG-70bこと凄乃皇(スサノオ)・弐型を土台に開発された。
大型砲撃艦艇型デストロイド。

原形となったスサノオシリーズと打って変わって使用する技術は全てマクロス系の物へ変更。

動力は艦艇用の大型熱核反応炉。浮遊するための装置は艦艇用大型重力制御装置に。
推進に関しても後部に搭載された艦艇用の大型熱核タービンエンジンを採用。また機体の各所の補助スラスターも搭載している。

武装に関しては元々あった荷電粒子砲を採用。しかし原理的には元の重力力場生成による制御ではなく、マクロスキャノンと同類の砲身型荷電粒子砲へ変更。
このため前面には専用の大型砲身が内蔵されており、発射の際には前面部が開き、収められている砲身が変形、展開される。

威力に関しては元々同備していた荷電粒子砲と同等以上。しかし、従来のマクロス系技術の導入により安定性が改善されている。
通称はタイタンキャノン。

機体上部には大型ミサイルを発射するためのVLSが搭載されている。
通常弾頭の他にも超加速質量弾(対バリア対応の超光速質量弾)、多弾頭、電磁パルス、反応兵器、DE(ディメジョンイーター)弾頭など何種類か存在している。

同時に機体の各所に迎撃用のマイクロミサイルランチャーも内蔵されている。

迎撃用の可動式6銃身30mmガトリング砲が上半身部分に四基、下部二基搭載されている。
これは最終迎撃用のサブウェポン。30mmガトリング部分に関してはシャイアンⅡのものを流用している。

防御に関しては通常艦艇にも搭載されている全方位フィールド及びピンポイントバリアを採用。
荷電粒子砲発射時には全方位フィールドは解除しなければならないが、その際の防御にはピンポイントバリアが用いられる。
また装甲にもエネルギー転換装甲が採用されているため、持ち前の高い余剰出力と合わせ、非常に強固な装甲を形成している。

事実テスト時には素の装甲の時点でVF-25シリーズに採用されている5銃身58mmガンポッドの攻撃を余裕で弾く結果を示した。

登場員数は三名。
火器管制、機体制御、レーダー及び通信、指揮及び各種補助の四人で操作が行われる。
これは機体が大型なため無理に単独で動かした場合の負担が大きくなることが懸念されたためである。
(100m越えの小型艦レベルの大きさの兵器を4名で操作するだけでも大概であるが)

これら複数人への操作分割と更に補助用の高性能AIも搭載。徹底的にパイロットの負担を軽減させている。

384: トゥ!ヘァ! :2020/10/28(水) 19:10:24 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
デストロイドの名を関しているが、実際には戦闘用小型艦のようなものであるため、大気圏内のみならず宇宙空間での運用も可能。

後に追加装備としてアタッチメント式の大型追加砲身が開発され、これを前面に装備した場合正規マクロス級相当にまで荷電粒子砲の威力を向上させることが可能。
このため艦隊戦ではなんちゃってマクロスキャノン砲艦としての活躍も期待ができる。

基本的に単機で運用することは想定されておらず、護衛部隊が存在する前提で開発されている。
このため護衛部隊の下で後方から火力を発揮させるか、艦隊に組み込んで大規模砲艦として動かすのが基本の運用想定となる。
近接戦闘など以ての外で、基本は遠距離から大火力を叩きつける支援機としての運用が正しい。


ゼネラル・ギャラクシー社のフロンティア支部が始めて単独で開発した大型兵器であり(ゼネラル・ギャラクシー全体としてはアナベラ・ラシオドーラなどの先例がある)、同業(ギャラクシー船団)のせいで起きている不評を払拭するために心血注いで開発された。

先進技術を取り入れることで有名なゼネラル社製にしては意外にも手堅い作りであり、既存技術と砲撃戦に特化させたシンプルな設計で作られている。
このため大型兵器であるにも関わらず整備性と製造コストは並の小型艦よりも少なく済んでいる。

これはギャラクシーとの衝突後初の大型プロジェクト故にフロンティア支部からすれば失敗が許されなかったためである。


開発後は見事マクロス政府陸軍(地上軍ともいう)に採用が決定され、無事同業から押し付けられた汚名を返上することに成功した。


だが奴らは弾けた! 意外と評判が良かったことに自重の枷が外れたのか、ゼネラル社はタイタンαの完全無人機仕様の開発と、多数の無人機による無人艦隊構想を提唱。
最終判断を下す僅かな人員以外全てを無人機で賄った野心的なプランを計画しだした。

最も支配領域と比べて圧倒的に人口が少ないマクロス政府はこの計画に乗り気であり、例え失敗したとしても宇宙艦隊や地上警備の補助には使えるだろうと少なくない予算を出している。


無人化試験中の物には単純にタイタンαを無人化したものから、荷電粒子砲をオミットして無人機を搭載させた母艦型なども開発されている。

385: トゥ!ヘァ! :2020/10/28(水) 19:10:56 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
  • タイタンβ
全長:200m
武装:タイタンキャノン(荷電粒子砲) 高出力ビーム砲 300mmレールガン 重力レンズユニット マイクロミサイルランチャー 30mmガトリング砲 腕部レーザーブレード 脚部偏向レーザー
防御:全方位フィールド ピンポイントバリア エネルギー転換装甲
動力:大型熱核反応炉
搭載:AID-1ゲッコー×50機 AIF-12グライダー×50機 
搭乗員5名


こちらはXG-70d凄乃皇(スサノオ)・四型を基に開発された都市制圧型機動兵器。
αタイプとは打って変わってこちらは単独運用前提の兵器で更に近接戦闘すら想定されている。

文字通り単機で都市一つを制圧することを目的とした野心的な兵器。
開発はαと同時期に開始されたが、その独特なコンセプトが災いしてαよりも開発が遅れてしまった。

多数の高火力兵器及び近接兵器と搭載した小型無人機群により都市を制圧することが本機の目的となる。
このため武装に関してはαタイプより大幅に変更されている。

αタイプ同様動力が艦艇用の大型熱核反応炉を流用。浮遊システムに関しては同じく艦艇用の重力制御装置を用いている。
推進は上半身後部に搭載された熱核反応タービンエンジンと機体各所に搭載されている補助スラスター。
しかし近接戦闘を想定しているため、補助スラスターの数がαタイプの倍ほどに増えている。

防御に関してもαタイプ同様の全方位フィールド、ピンポイントバリア、エネルギー転換装甲の三種が採用されている。
都市部に突入後は近接戦闘を続ける関係上全方位フィールドの使用が制限されるため、必然ピンポイントバリアの使用頻度が上がる。
このためαタイプよりも多数のピンポイントバリアを展開できるように仕上げられている。


胸部にはα同様大口径荷電粒子砲が搭載されている。こちらも内蔵式の展開砲塔型だが、αタイプに採用しているものより短砲身の物となっている。
チャージングに関してもαタイプよりも時間が短くなっている。

主に敵都市に突入する際に郊外に布陣しているであろう敵防衛部隊や陣地を消し飛ばす際に使用することが想定されている。
都市内部に突入した後の使用は想定されていないが、使用する場合は都市そのものを吹き飛ばす前提になると思われる。

高出力ビーム砲は前面胸部及び肩部上部に二基ずつ計四基が荷電粒子砲に干渉しない形で内蔵されている。
出力調整に秀でており、高出力以外にも低出力での発射可能。また収束モードと拡散モードも搭載しており、細かい敵を散らすことにも活躍できる。
後述の重力レンズユニットとの連携を前提としている。

重力レンズユニットは本機に搭載されている小型ドローン。機体上部に内蔵されており、必要時に出射、展開される。機数は20機ほど。
ユニットは個々に重力レンズを展開。タイタンβに搭載されている高出力ビームをそのまま受け止め反射が可能。これにより市街地内の車線の通らない場所へも攻撃が可能となる。
同時に敵の攻撃を受け止める可動式のバリアにもなり、特に重力レンズという仕様上光線兵器の類には高い防御力を誇る。
基本は充電式のため、エネルギーが切れた場合は機体に戻り、充電を行える。

386: トゥ!ヘァ! :2020/10/28(水) 19:11:58 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
300mmレールガンは機体腰部に左右二門ずつ計四基搭載されている武装。
高出力ビーム砲が通用しない対光線系防御もしくはバリアに秀でた敵に対応するために搭載された。
可動式であり、砲門を回せば後方への射撃も可能。

30mmガトリング砲はαタイプに搭載されているのと同タイプ。αタイプよりも多い計12門を機体各所に装備。近接戦時の迎撃に使用する。

マイクロミサイルランチャーもαタイプに搭載されているものと同様の代物。
機体各所に内蔵式として搭載されており、敵機もしくは敵ミサイルなどの迎撃に使用する。


腕部には巨大なレーザーブレード発振器が搭載されており、いざという時はこのブレードを展開して戦い事が可能。
巨大ビルくらいは容易に、何本も断ち切れるだけの出力と長さを誇る。

脚部偏向レーザーは脚部側面に搭載された武装。側面に8基ずつ、左右合わせて16基搭載されている。
発射口付近には偏向フィールドが展開されており、好きな方向にレーザーを曲げて発射できる。
無論発射後のレーザーを重力レンズユニットに当て、更に曲げることも可能。
主に地上付近の敵に対して使用される。対装甲、対歩兵どちらにも使える代物。


下半身中央下部(尾骶骨部分)及び上半身肩部上部内に多数の小型無人機を収容している。
陸戦型無人機ゲッコー、空戦型無人機グライダーを計50機ずつ。
これは原形となった凄乃皇四型が搭載していた小型VLS及び大型VLS搭載スペースを流用して格納されている。

ゲッコー、グライダー共々全長5m(格納時は脚部及び両翼を折りたたんでいるため2m程にまで小型化している)

都市部内に侵入、持ち前の搭載兵器を用いて目立った敵戦力を駆逐後にこれら小型無人機を投入。
都市内の残存戦力を狩り出すのが目的。

またタイタンβ本体に先行させて展開し、偵察要員として用いることも可能。
事前に展開させ、都市部内での敵奇襲を防ぐ自前の護衛要員として運用することも可能である。


搭乗員は5名。
火器管制、機体制御、レーダー・通信手、無人機オペレート、指揮管制の五人となる。
αタイプから無人機オペレート要員が増えた形となる。

αタイプよりも複雑な任務を行う前提であるため、整備・運用コストは高い。
最もマクロス級を度々作るよりは安いコストで抑えられているのはゼネラル社の執念と言うべきだろうか。


本機はαタイプ成功の後も開発が継続され、タイタンα採用後の数か月後にお披露目された。
αとは真逆の単体で完結した戦闘力を有する本機はその運用コストからどこまで採用されるか当のゼネラル社からしても不透明であった。
しかしマクロス政府は以前から確認されていた地上における巨大敵性体(100m台に達するレベルの巨大怪獣や巨大ロボ)相手に有効だと判断。
αタイプほど大々的ではないが少数採用される見込みとなった。

また軍はタイタンβの無人機統制能力を高く評価しており、無人機運用に関してゼネラル社へ多くの仕事が舞い込むこととなる。

後に無人機運用能力や重力レンズユニットを廃止した、接近戦特化タイプなどの亜種が誕生した。

387: トゥ!ヘァ! :2020/10/28(水) 19:12:59 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
  • AID-1ゲッコー AIF-12グライダー
全長5m(格納時は2m)
武装:レーザー機銃 マイクロミサイルポッド 
搭乗員:無人機


ゼネラル社がCE地球の企業連からライセンス生産した無人機。
ゲッコーのモデルはメタルギア4に登場する月光。グライダーのモデルはエスコン7に登場するMQ-99。

元々地球連合(CE)では古い部類の兵器であり、近年では運用数を減らしていた兵器たち。
それを改めてフロンティアのゼネラル社が買い取り、改修した。

限界となった機体との違いは実弾機銃からレーザー機銃へと換装している点。また追加でマイクロミサイルポッドを搭載している。
これはスサノオβに搭載する関係上実弾の搭載部分を省略し、更に戦闘時も弾薬枯渇による戦闘力低下を防ぐ狙いがある。
マイクロミサイルポッドは使い切り式であり、AIの判断次第で切り離すことが可能。

専ら対人及び対軽装甲兵器を狙った導入のため過剰な戦闘力は必要としていなかったため、丁度良い兵器だと評価されている。

運用に際しては旧来の統合軍無人機にも採用されている汎用AIを搭載。AIF-7Sに搭載されているもの同様自律行動がある程度抑制されているが、電波妨害下でも独自の判断による行動がある程度可能。
また有人機及び基地からの指揮統制に関してはバジュラ戦役時に開発されたフォールド誘導通信システムを採用しており、バジュラレベルのECM攻撃下でも問題なく組織的な指示と運用を可能にしている。

使い勝手が良いため統合軍の地上部隊においても警邏や都市警備用として大量に生産・運用されており、安いため民間にも普及している。
企業や街の警備から個人宅の警備まで幅広く使われている。

388: トゥ!ヘァ! :2020/10/28(水) 19:13:47 HOST:FL1-118-109-165-4.kng.mesh.ad.jp
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前に話したマブラヴのXGシリーズを流用したマクロス世界の兵器をば。

βの方はちょっとやること盛りすぎたかな?

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最終更新:2020年11月01日 09:32