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短編ネタ 現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件 番外編その13 超大陸日本の国防軍兵器性能諸元その6
イツツジ「36式空挺装甲服」
全高:2.4m
全幅:45㎝
乾燥重量:4.6t
全備重量:6.8t
装甲素材:複合装甲
メインスラスター:8.0t(連続使用可能時間:10秒・最大90秒)
姿勢制御用スラスター:2.0t(連続使用可能時間:5秒・最大60秒)
センサー有効半径:2000m
動力:超小型核融合炉×1 他、小型大出力モーターを各部に装備
最大稼働時間:24時間
武装:ミニガン(5.56㎜弾仕様)×1(右腕部・装弾数1200発)
近接用レーザーブレード×1(左腕部・有効射程20m・連続展開可能時間:10秒)
連装式小型対戦車ミサイル発射基×1(バックパック右部)
大型汎用ミサイル発射基×1(バックパック左部)
【解説】―――超大陸化と共に齎された兵器の一つで、空挺師団用の装甲服である。外見は小林源文氏の劇画「RED SUN RISING」に登場したパワードスーツほぼそのままの姿をしている。
装甲服と銘打ってはいるが、その実態は人類史上初の戦闘用パワードスーツである。まず、装甲として使用されているのは10式改戦車と同様の複合装甲を使用(ただし軽量化の為、厚さは薄い)。
拳銃やサブマシンガンは勿論の事、アサルトライフルの弾も一切受け付けない対弾性能を誇り、特に正面胴体部の装甲板は14.5㎜弾にすら限定的に耐える事が出来る程。ただし衝撃は逃す事は出来ず、転倒の
恐れがあるが。
流石に対戦車兵器に狙われると脆い為、被弾の危険を減らす為に背部に大出力スラスターと機体各部に姿勢制御用スラスターを複数装備。ウサギ跳び前進を基本とした三次元立体起動により、被弾を抑える運用が
なされている。
動力には超小型核融合炉を使用、他にも期待各所に小型大出力モーターを搭載する事で、滑らか且つ機敏な動きを可能としている。
次に武装だが、軽武装な空挺兵の弱点を補うべく機体サイズからは考えられない重武装が施されている。
まず右腕に改造型のミニガンを装備。使用弾は補給の容易さや装弾数の確保の観点から、5.56㎜弾を使用。高い発射レートと相まって、高い制圧力を誇る。
左腕部には近接戦闘用レーザーブレードを装備。最大20mもの長さの刃を形成可能で、逆に刃の長さを短くする代わりに切れ味を増大させる事も出来る。その威力は凄まじく、出力重視の場合、主力戦車の
複合装甲すら切り裂ける程である。
遠距離火力としては、01式軽MATと同じ弾頭を使用する連装式小型対戦車ミサイル発射基と大型汎用ミサイル発射基を、バックパックの左右に搭載。遠距離から主力戦車を攻撃、撃破する事が出来る。
これ等の武装を統制する火器管制システムは、アパッチ等と同じシステムを採用。搭乗員が視線を向けるだけで、ロックオンする事が出来る。他、生命維持装置等の各種ソフトウェアも優秀で有り、その結果
最大24時間もの稼働を可能としている(最も、その前に弾薬や推進剤が尽きる方が早いが)
この様に、空挺兵の泣き所だった火力不足と生存性を両立させた同兵器だが、当然問題点も存在する。
まず搭乗員の体格が有る程度制限される事や、閉所への抵抗が大きい者には使用制限が掛かる。とはいえ、これ等はそれ程大きい問題では無い。
一番の問題、それは調達コストが余りにも高い事だ。
複合装甲に高性能スラスター、各種ソフトウェアにレーザーブレード。何より超小型核融合炉が製造コストを押し上げており、正確な値段は機密により開示されていないが、一説には10式戦車3.5両分とも
言われている。価格を見た辻が頭を抱えたのも、無理も無いと言えよう。
とはいえ、調達のみで言えば今後はハイクァーンの使用で極めてお安く調達する事が出来るので、今後は維持コストの減少が主な課題となるだろう。
また、ティ連技術の導入による更なる高性能化も検討されている。具体的にはシールド機能の搭載や装備換装システムの採用、更なる高機動化や継戦時間の増大等である。
また、本機をベースとした無人機の開発も決定しており、今後少しづつ配備数が増えて行く事だろう。
563: 194 :2020/11/05(木) 19:01:01 HOST:ai126250217061.11.tss.access-internet.ne.jp
以上です。・・・・・自分で書いておいてなんだが、何だこのチート兵器は(滝汗)
色々と悪乗りした結果、下手な装甲車両顔負けな重武装パワードスーツとなりました。元ネタの劇中でも大概な戦闘力を発揮してましたが、此方は更にヤバイ代物に(汗)
機体デザインですが、以前にも書いた通り顔のゴーグル部分がオリジナルより小さくなっています。その為、対物ライフル等によるヘッドショットの危険も低減しています。まぁそれ以前に、立体起動で
攻められたら狙撃どころでは無いでしょうが。
オマケに近接格闘用のレーザーブレードも装備した事で、万が一白兵戦をする事になっても人間相手なら一薙ぎで真っ二つにする事も出来たり(ヲイ)
その結果、調達価格もとんでもない事に(白目)。元ネタみたいに見渡す限りの数を衛星軌道から投下なんて真似は、とてもでは無いですが出来ないですね(汗)。最も、ハイクァーンを使用すれば兵士の方さえ
都合が付けば、元ネタの再現も可能となりますが。
相変わらず「ハハッ、ワロス」な代物ですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
wiki掲載は、自由です。
最終更新:2020年11月05日 21:13