36: 名無しさん :2020/10/30(金) 15:32:47 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
雑談確認ヨシ!!と言うことでため込んでた最後のネタ投下じゃ!
中米において米合の手先であるニカラグア・コスタリカと戦う国は主に中米連邦共和国であったが、初期においては米合の継続的に増加する全方位ハラスメントの拡大における日英のリソース不足と本格的な装備の統一や軍の高度化を進めるスピードが急ピッチで行われたためのため大量の中古武器を装備し、不十分な練度で対応せざるを得なかった。そこで白羽の矢が立ったのがメキシコである。米連建国初期からマフィアから転向したPMC部隊の大規模後方基地が建設され、彼らの副業となったテーキラを主に生産する酒造メーカー、中華から金で買った人材や技術による東洋医学施術所、漢方薬やペヨーテなどの薬草類を扱う製薬所、金貸しから発展させた銀行、それら以外の米連、加州企業も付随する形で進出して来たため、メキシコの経済は大いに潤いその金で自らの軍備をせっせと強化していた。
中米連邦のSOSにメキシコは練度の上昇も兼ねて義勇軍を派遣し、戦況を徐々に優位に傾けていった。
しかし、ニカラグア・コスタリカの実質的な支配者であり、ブラジル(後にソ連、アフリカにも進出)にもガラナなどの豊富なフルーツに目をつけ大規模な拠点を築いている企業「ユナイテッド・フルーツ」情報部はメキシコが米連と中米連邦に挟まれているため米連のように要塞都市を築いておらず、特に南部が北部に比べて発展が遅れており、警戒度も中米連邦との国境を結んでいることに加え日々の優勢報告により警戒度が非常に緩んでいるに注目し、1907年にニカラグア・コスタリカ米合・ブラジルのギャング、マンハンター等に加え大量の備品も動員した「大収穫祭」が行われた。
43: 名無しさん :2020/10/30(金) 16:10:25 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
すみません。一部議論との矛盾が生じていたので>>37部分の改定を行いました。
まず「大収穫祭」の第一段階である、ニカラグア運河を利用したメキシコ南部への両側への電撃的な大規模襲撃によって、警戒が緩んでいたメキシコ南部は大規模な混乱状態に陥り阿鼻叫喚の地獄が瞬く間に生み出され、緊急出動したメキシコ北部及び米連PMC部隊が到着し、使い捨ての備品部隊とゴロツキ、匪賊を制圧したころには消え去った多くの住人と生み出された死体が彼らの戦略的敗北を突きつけ、時間切れで見逃された生存者が唯一の慰めであった。第二段階では、北部のPMCが足止めされている間に、速やかな撤退と中米連邦を上下から方位する部隊に分かれ迅速な「収穫」と即時離脱が行われた。最終段階では中米連邦への援軍を出したコロンビア連邦の隙をつく形でブラジルから大量の「無法者」が流入し、鎮圧する頃には多数の住人がしたいと共に「収穫」されていったのである。
(この「大収穫祭」で米合は電撃戦の構想を完成させ、後にドイツに提供することになった。)
全てが終わった後のメキシコ、中米連邦、コロンビアでは全ての元凶である「ユナイテッド・フルーツ」に激しい敵意が向けられ非公式な戦闘が激化する切っ掛けとなった。最も被害を受けたメキシコ国民(特に南部)はそれまでのどこか楽観的な雰囲気は完全に吹き飛び、PMCへの入隊願いが過去最高を記録した他、米連への後方支援基地としての本格的な強化、既存都市の要塞が行われることになった。
また、連合化していたが「大収穫祭」のとばっちりを受け相応の被害を受けたカリブ海連合(キューバを主体とし英などの宗主国の後押しで成立)も怒り狂い、メキシコは陸、カリブ海連合は海へと軍備を特化及び精鋭化させ空軍の設立を協働で行い、互いに連携することで軍事限定の統合化が行われた。
こうしてメキシコは米合勢力殲滅を胸に復讐の牙を研ぎつつけることになったのである。
(ガイアナ・スリナム連合とは驚くほど馬が合い、トリニダード・トバゴに設立した共同軍事基地にて互いの復讐への成功を日々祈りあったという。)
38: 名無しさん :2020/10/30(金) 15:36:17 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
以上です。とりあえず自分の頭の中にあった漆黒世界の大まかな世界情勢は出し切りました。東南アジアや中華あたりの観測は他の方に丸投げしつつ小ネタが思いつけばまた投下しようと思います。
44: 名無しさん :2020/10/30(金) 16:11:39 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
改めて以上です。カリブ海のテコ入れがなされていたの完全に抜けてました…。
最終更新:2020年11月05日 21:52