18: 194 :2020/11/14(土) 23:15:30 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
短編ネタ 現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件 番外編その18 とある日の日神ティ米の合同演習
日本のティ連加盟後のある日の事。日々ますます圧力を強めつつある中独枢軸やガーグデーラの脅威に対抗すべく、日本・ティ連・神崎島・米国の結束を見せる為に合同演習の提案が出された。
演習場所は、北米・アリゾナ砂漠。ゼルシミュレーターを使用した大規模な物となる。
その演習の様子だが・・・・・、原作に負けないド派手な模様となったようである。
特危自衛隊改め特危国防軍母艦・かぐやと共に来訪した日本の面々。米国・サンフランシスコの金門橋の上には、かぐやの姿を一目見ようと人々がごった返している。
着水と同時に艦娘達が周囲に展開。水上スキーモードで移動しつつ、歓声を上げる市民達に手を振っている。
その後、米軍上層部の面々と簡単な打ち合わせと確認を行う。そして、今回の演習におけるシチュエーションは・・・。
「軌道上から降下してきた敵性勢力を、米軍側が総力を挙げて迎え撃つ」
という物となっており、参加兵力が色々と愉快な有様となっていた。
各勢力の参加兵力を見ていこう。
日本・かぐや
第一・第二空挺師団
神崎島・戦艦「伊勢」「日向」
重巡「鈴谷」「熊野」
軽巡「天龍」「龍田」
駆逐艦「暁」「響」「雷」「電」「白露」「時雨」「村雨」「夕立」
※全員、稼働繊維インナースーツ及び陸上用ホバーユニット着用
ティ連・フォーラ・ベルグ 三機
装甲ロボットスーツ・「デルゲード」複数
米軍・米陸軍・第3軍
A-10 30機
どうやら、自重という物を何処かに置いてきたようだ(特に米軍)
因みに日本側も、戦闘データの他に36式改空挺装甲服着用の空挺部隊による軌道降下のデータや、艦娘用に調整された稼働繊維インナースーツ及び陸上用ホバーユニットのデータ収拾の目的もある様だ。
ルールとしては、以下の通りとなっている。
- 対探知偽装設定は無し
- シールドも耐久度減少→ティ連兵器八割減
36式改空挺装甲服及び艦娘のパーソナルシールド 防げるのは3回まで
- 艦娘は実艦化禁止、艦娘形態で戦う。自前の艤装は使用可能。
- フォーラ・ベルグは、作戦開始から15分後に行動開始。
- 米陸軍側には、特に制限無し
- 米軍側は、敵勢力の殲滅。日本側は敵の殲滅若しくは敵前線司令部の制圧が勝利条件
とまあこの様に、色々と制限は有る物の、米軍側がやはり厳しいだろうというのが前評判だ。第3軍の総力を挙げると言っても、相手は宇宙人に艦娘・そしてチート兵器なのだ。
米軍内でも、何分持つかで賭けが行われている程だ。
それぞれの思惑が交差する中、演習が開始された。
19: 194 :2020/11/14(土) 23:16:00 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
戦車隊リーダー(以下アルファ)「モンスターハンター・アルファリーダーより各車へ。時間だ、そろそろお客さんが降りて来るぞ。全車、準備は良いか?」
ブラボー「こちらブラボー。準備よし」
チャーリー「チャーリー、此方も問題無しだ」
デルタ「デルタだ。此方も準備良し」
アルファ「よし。敵は空から降りて来る。警戒を怠るな!・・・・・さて、何が飛び出して来るやら。PTSDになるのだけは、勘弁して欲しい所だが・・・」
そう言って、アルファリーダーは空を見上げる。そこには、雲一つ無い大空が広がっているのだが・・・。
同時刻・地球軌道上空「かぐや」艦下部投下ハッチ内
かぐやの投下ハッチ内に置かれている降下カプセル。その中には、36式改空挺装甲服を身に纏った空挺兵達が、降下の瞬間を待ち構えていた。
その内の一人である小林、彼は第一空挺師団第一大隊所属の空挺兵である。
ZUM!!
小林「来た!」
降下カプセル内に響く音に身構える小林。だが、落下する様子が無い。
小林「ま、まだかよ・・・・・」
一瞬拍子抜けする小林。だが、次の瞬間圧搾空気がカプセルを押し出す音と共に・・・・・軌道降下が開始された。
小林「うわぁ!?」
体が浮く感覚に驚きの声を上げる小林。「空挺兵なのに?」と思われる人もいるかもしれないが、今回は軌道上からの空挺降下なのだ。通常の落下傘降下とは、感覚がまるで違うのだ。
驚きの声を上げるのも無理はない。そんな小林を尻目に、機体コンピューターは状況を淡々と述べていく。
CPU「高度80000メートル。大気圏突入まで5・・4・・3・・2・・1・・突入開始」
CPU「第一弾制動開始!電位上昇、外皮温度1500度に加熱。順調に降下中」
小林「わっわっわっわ!?!?」
激しい揺れに翻弄され、叫び声を上げ続ける小林。そんな彼とは対照的に、コンピューターは降下が順調である事を告げる。
CPU「高度55000メートル。第二弾制動開始。間も無く作戦領域」
パラシュートが展開し、カプセルの降下速度を低下させる。
CPU「高度25000メートル。カプセル分離まであと20秒」
やがてカプセルが分離。眼下にアリゾナの広大な砂漠が広がる。
小林「おおおっ、神様!」
CPU「パラシュート開傘。パラシュート分離まであと30秒、対空砲火無し」
その後、パラシュートの分離に成功。高度1000メートルでスラスターにより減速、一人も欠ける事無く無事にアリゾナ砂漠に降り立った。
20: 194 :2020/11/14(土) 23:16:30 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
プラトーンリーダー・佐伯(以下佐伯)「こちらプラトーンリーダー。点呼を取る。報告せよ」
小林「こちら小林。降下に成功」
高松「高松、降下に成功」
横田「横田、此方も降下に成功した」
佐伯「全員無事な様だな。各員、うさぎ跳びで前進。敵を発見次第、戦闘機動に移る」
3人「「「了解!!」」」
同じ頃、彼等のすぐ傍でフォーラ・ベルグ 三機が対探知偽装を解いて姿を現し、装甲ロボットスーツ部隊とフォーラ・ベルグに便乗していた艦娘達が機体から降下。
同じく進撃を開始する。
高松「凄い光景だな・・・」
横田「宇宙兵器にロボットに艦娘・・・。カオス過ぎるだろ」
佐伯「無駄口を叩くな。いいか、異星人の方々に勝利の女神達が見ているんだ。無様なやられ方してみろ、演習終了後に腕立て伏せ200回だ」
小林「うへぇ・・・。勘弁して下さいよ」
佐伯「だったら、死に物狂いでやれ。このスーツは飾りじゃない、それはお前達が一番知っているだろう」
高松「勿論」
佐伯「ならば、訓練通りでやれ。アメさんに、このパワードスーツの恐ろしさを叩き込むぞ!」
3人「「「了解!!」」」
一方、艦娘側は・・・。
天龍「いやー、凄え光景だなー!何かこう、血が滾るってやつか?」
龍田「もう、天龍ちゃんはしゃぎ過ぎよ。あんまり行儀が悪かったら、後で提督に怒られるわよ?」
天龍「へいへい。しかし、今回はゼルシミュレーターって事も有るから手加減云々は無用だっていうし、大暴れすっぞー!!」
気勢を挙げる天龍を見て、「仕方無いわね」と苦笑する龍田。
他のメンツの様子はというと・・・。
日向「全ての艤装を使用可、か。ならば、ここ一番の場面で瑞雲を活躍させねば!!」
伊勢「まぁ、この戦場下でどれだけやれるかは分からないけどね」
瑞雲教を広めるべく、何とか活躍させようと目論む日向と、冷静なツッコミを入れる伊勢。その横では・・・。
暁「全く!!『各サイズのインナースーツとホバーユニットのデータを取るから』とか言ってたけど、要は私達がお子様な容姿だからって事でしょ?失礼しちゃうわ!ぷんすか!!」
響「暁・・・もう演習が始まってるんだし、いい加減機嫌直しなよ」
雷「そうよ。いい加減頭を冷やしなさい」
電「そうなのです。一人前のレディーなら、ちゃんと任務をこなさないと駄目なのです」
暁「・・・そ、そうね。あ、暁は一人前のレディーなんだから、今回の演習も完璧にこなして見せるんだから!!」
響(ちょろい・・・)
雷(ちょろいわね・・・)
電(ちょろいのです・・・)
ぷんすかする暁を上手く宥める姉妹達。その後ろでは・・・。
鈴谷「凄い見た目してるよねー、フォーラ・ベルグって」
熊野「もう鈴谷ってば。指差しながら見るのは止めなさい。失礼ですわよ」
フォーラ・ベルグを指さしながら、その姿にあれこれ言って熊野に窘められたり。白露型は・・・。
白露「一番先に、敵を見つけちゃうわよ」
時雨「うん。にしても凄いね、この陸上ホバーユニットは。水上を走る時と殆ど変わらないし」
村雨「んふふ。これなら、陸上でも村雨のちょっといい所、見せれるかも」
夕立「さあ、最高に素敵なパーティーしましょう!」
気合十分な様子。特に夕立は、瞳を真っ赤に輝かせて殺る気(誤字に非ず)満々な様子。
色々とカオスな風景だが、彼女達も歴戦の戦士達である。舐めてかかる等、断じて出来ない。特に天龍や夕立辺りは・・・(汗)
21: 194 :2020/11/14(土) 23:17:00 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
さて、対する米軍部隊はというと・・・。
ダッグイン状態で待ち構えるM1A2を中心に守りを固めつつ、機を見て機動防御に移るべく待ち構えている状態。
ブラボー「・・・しかし、軌道上からの空挺降下とは。何時から我々は、SF映画を見せられているんです?」
アルファ「残念ながら、こいつは現実だ。・・・といっても、正確に言うとシミュレーションだがな」
チャーリー「確かあれって、パワードスーツ・・・でしたっけ?サウスコリアで敵司令部とその周辺部隊を僅か30分で殲滅したっていう」
デルタ「しかも、kanmusuや異星人までいるんでしょう?・・・何分持てばいい方ですかね?」
アルファ「戦う前から弱気になるな!気迫で負けてたら、勝負にならんぞ」
とその時、砂塵と共に、敵部隊が姿を現す。
アルファ「・・・・・来たぞ!アルファより各車。引き付けてから一斉射撃だ。弾込め!」
装填手「オオッ!!」
雄たけびと共に、装填手が主砲弾を装填。戦闘態勢に入る。
アルファ「距離2000で射撃を開始する。まずは、地上をホバー移動しているkanmusu達からだ」
デルタ「・・・・・幼い少女な娘もいますが」
アルファ「見た目で判断するな!彼女達は、俺達とは比べ物にならない歴戦の戦士だ。此方も全力で行くぞ。・・・・・ファイア!!」
一斉に120㎜弾を放つM1戦車群。因みに弾種はM830A1。「仮にも軍艦である艦娘に多目的榴弾は効果が薄いのでは?」と思われるかもしれないが、日本側にはパーソナルシールドが備わっている為、まずはそれを剥がしてしまわないと攻撃が無効化されてしまう。その為近接信管を装備し、榴弾としての効果も有るこの砲弾が最初の一撃に選ばれたのだ。
発砲炎の確認と同時に散開する艦娘達。しかし、それも見越した上での多目的榴弾だ。しかも外れても、目標が至近距離なら近接信管が作動する。数人の艦娘達が避け切れずに被弾した。
暁「ぴゃぁぁぁぁぁぁ!?」
響「暁!?大丈夫かい!?」
暁「し、シールド回数があと一回に~・・・」
伊勢「皆大丈夫!?各員、被害は?」
天龍「っ痛ぅぅぅ。避け切れずに一発喰らっちまった・・・」
白露「あぁ~~~~もう~~~。姉妹の中で一番に被弾するなんて・・・」
日向「各員散開。なるべく複雑な機動をしながら応戦するぞ!!」
22: 194 :2020/11/14(土) 23:17:32 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
そう言いながら、艤装の試製41㎝三連装砲を撃ち放つ日向。砲弾が米軍陣地に襲い掛かる。
アルファ「撃って来るぞ!各員散開、固まっていると纏めて吹き飛ばされるぞ!!」
そう叫び、機動戦へと移ろうとする米戦車隊。だが、まだ散開しきらない内に41㎝砲弾が落下して来た。強烈な衝撃が、米戦車達を翻弄する。
アルファ「・・・・クッ!各員、被害は!?」
ブラボー「こちらブラボー。砲弾が直撃、全員戦死判定です」
チャーリー「チャーリー、爆風でひっくり返りました。脱出します」
デルタ「デルタ、何とか回避に成功!!」
アルファ「各員に告げる。これより近接戦闘に移行、懐に飛び込んで乱戦に持ち込むぞ!歩兵部隊は、戦車の後ろに隠れつつ随行せよ!!」
そう叫び、乱戦に持ち込むべく機動を開始。
その頃、他の部隊は漸く線上に辿り着きつつあった。
佐伯「プラトーンリーダーより各機。戦闘が始まっている。戦闘機動に移れ、彼女達を援護する!!」
小林「了解!!」
高松「俺の嫁キャラ(ぽいぬ)に、手ぇ出すんじゃねぇぇ!!」
横田「T督だったか、高松は・・・。まぁいい、これより突入する!!」
スラスターを吹かし、戦闘領域に突入する空挺師団の兵士達。
その姿は、米軍側からも捕らえられていた。
エコー「隊長!例のパワードスーツが!!」
アルファ「急げ!!距離を取られたら勝ち目がない!!間合いを詰めて、乱戦に持ち込むぞ!!」
そう叫びつつ、全力で突撃する戦車隊。だが、空挺兵部隊から対戦車ミサイルが飛んでくる。
アルファ「スモーク散布!!ケチるな!!ここで全てつぎ込め!!」
23: 194 :2020/11/14(土) 23:18:02 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
スモークディスチャージャーを作動させ、何とか対戦車ミサイルを回避するM1戦車隊。だが、改良型大型汎用ミサイルは欺瞞される事無く戦車に喰らい付き、戦車隊に痛撃を浴びせる。
ゴルフ「駄目だ。此方ゴルフ、被弾した!戦闘不能!!」
アルファ「糞ッ!!歩兵部隊は?」
デルタ「ついて来ています!!敵部隊接近!!間も無く歩兵隊の間合いに飛び込めます!!・・・・って、ヤバイ!?フォーラ・ベルグとやらが来ました」
アルファ「構うな。このまま乱戦に持ち込む。歩兵部隊、援護する!!連携して各個撃破するんだ!!」
此処から先は、もう全方位で敵味方が入り乱れる乱戦状態。ある36式改がレーザーブレードで歩兵数人を一薙ぎに切り裂いたかと思えば、M1が零距離から龍田に主砲弾を浴びせて中破に持ち込む。
その直後に、天龍の14㎝砲を側面から喰らって撃破判定。熊野がM2ブラッドレーの25㎜弾の集中射を至近距離で浴びて小破判定されるも、お返しの20.3㎝砲弾を浴びて跡形も無く吹き飛ぶ。
フォーラ・ベルグに対してA-10数機が集中攻撃を浴びせるも中々有効打を得られず、逆にフォーラ・ベルグのビームとリアッサのフォーラとの連携で逆に2機が撃墜される。
アパッチ2機が連携して、伊勢と日向に30㎜チェインガンによる攻撃を行うも、史実同様の神業的回避で次々回避し、そればかりか瑞雲を射出して250㎏爆弾を機体に直接叩き付けて撃墜判定をもぎ取る等等、通常では考えられない様な戦闘があちこちで発生。
また、戦闘終盤に最後まで生き残っていたアルファリーダーからの要請で、砲兵及び迫撃砲による全力射撃を浴びせて来たりなんて事も有り、両軍にかなりの被害が発生。
だが、結局は生き残った部隊が砲兵隊を制圧。司令部を落とし、60対40で日本側が勝利した。
なお、米側スコアの半分近くが終盤での砲撃と米残存部隊の献身的な囮戦闘の結果というのも付け加えておく。それでも、ハンデ込みでもなお大きい戦力差を考えたら十分な健闘ぶりだが。
演習終了後に待っているのは、勿論両軍の親睦会。フォーラ・ベルグをバックにティ連の方々と記念撮影したり、A-10を蹴り落としたリアッサに米軍兵士が尊敬の視線を向けたり。また違う所では自分の娘の事を思い出したのか、暁の頭をナデナデするも「頭をなでなでしないでよ!」と怒られて凹んでたり、司令部要員が36式改空挺装甲服を輸出してもらえないかとせがまれるも、調達価格と維持費用を聞いて膝から崩れ落ちたり、日向がアパッチのパイロットに瑞雲の素晴らしさを布教したり等々、とても和気藹々な光景が広がっている。
ゼルシミュレーターを使用した、贅沢極まりない合同軍事演習。今後も、定期的にこの演習は行われていくに違いない。
24: 194 :2020/11/14(土) 23:18:32 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
~おまけ~
イツツジ「36式改空挺装甲服」
全高:2.4m
全幅:45㎝
乾燥重量:5.2t
全備重量:7.4t
装甲素材:複合装甲
メインスラスター:10.2t(連続使用可能時間:20秒・最大180秒)
姿勢制御用スラスター:3.2t(連続使用可能時間:10秒・最大120秒)
センサー有効半径:2500m
動力:新型動力炉×1(ティ連製) 他、小型大出力モーターを各部に装備
最大稼働時間:72時間
武装:ミニガン(5.56㎜弾仕様)×1(右腕部・装弾数1200発)
改良型近接用レーザーブレード×1(左腕部・有効射程20m・連続展開可能時間:20秒)
連装式小型対戦車ミサイル発射基×1(バックパック右部)
改良型大型汎用ミサイル発射基×1(バックパック左部・グラビティーセンサー誘導式)
小型人工重力制御装置
簡易パーソナルシールド
武装換装システム搭載
オプション兵装:35㎜機関砲(右腕部・装弾数400発)
10式戦車砲改(右腕部・装弾数10発
パイルバンカー(右腕部・最大射程20m)
多連装垂直発射式マルチミサイルランチャー(バックパック右部・全弾発射後にパージ可能)
30㎜キャニスター砲(右腕部・装弾数12発)
25: 194 :2020/11/14(土) 23:19:02 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
【解説】―――36式空挺装甲服の性能向上型。ティ連の技術をベースとした様々な新技術が投入されている。
まず動力に、ティ連のヴァズラー等に搭載されている物と同じタイプの新型動力炉に換装。大幅な出力増強に成功している。メイン及びサブスラスターも、それに合わせてより高性能な物を搭載。
推力自体も増大したが、それ以上に連続使用時間や最大時間が倍増している。
生命維持装置等の各種ソフトウェアも大幅な改良がなされ、最大稼働時間は3倍に増大している。
武装面では、改良されてより威力が増大したレーザーブレードやグラビティーセンサーを導入した改良型大型汎用ミサイルの他、空中での姿勢制御用や後述するオプション兵装を使用する時に作動させる小型人工重力制御装置や簡易型パーソナルシールドも新たに搭載されている。
また、武装換装システムも搭載されており、ハイクァーン技術の応用でその場で武装の換装が可能となっている。
まずは、エリコン社製35㎜機関砲。大口径機関砲で、軽装甲車両までなら簡単に撃破出来る。次に10式戦車砲改。10式戦車の主砲にグリップとトリガー、そして専用の箱型弾倉を装着した豪快な代物で、人工重力制御装置無しでは発射する事もままならない(というか、下手したら死ぬ)が、元が戦車砲なので対装甲目標に対する破壊力は折り紙付きだ。
パイルバンカーは近接格闘用の他、ドアを突き破ったり等の使い方がある。
多連装垂直発射式マルチミサイルランチャーは例外的にバックパックに装備され、全弾発射後にパージする事が可能。
30㎜キャニスター砲は、主に歩兵の大軍や対空目標に使用。有効射程は短い物の、マトモに当たれば対戦車ヘリすら撃墜出来る。
以上の様に、更なる性能向上を果たした訳だが、調達コストは考えない方が身の為な程の価格となっている。実際、アリゾナで演習後に売却を願った米軍のお偉いさんが調達価格を聞いて膝から崩れ落ちた、という逸話を聞けばどれ程お高い装備なのかが理解出来るかと思う。
幸い、ハイクァーンが使用出来る銀連日本ならば恐ろしい程低価格で調達可能なのが救いか。
26: 194 :2020/11/14(土) 23:19:32 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
以上です。随分と時間がかかってしまった(滝汗)
自分の腕が未熟なばっかりに、各陣営の戦闘描写が中途半端な感じとなってしまいました。今の自分ではこれが限界ですorz
そしてオマケは、みんな大好き(?)36式空挺装甲服の改良型です。ますますもってチート化していますが、気にしてはいけない(ヲイ)
装備のアレコレは、地球防衛軍
シリーズのフェンサーを意識しています。というかシールドも併せると、完全にフェンサーと変わらないのが(汗)
長い上に中々アレな内容ですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
wiki掲載は、自由です。
最終更新:2020年11月15日 14:20