308: 194 :2020/11/19(木) 00:00:30 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件セカンドシーズン?その4 二つの日本の初会談


来訪した艦隊は輪形陣を敷き、海自の先導の下東京湾に進路を取る。
翌日の午前9時、東京湾横須賀鎮守府に到着。横須賀米海軍基地や海自の横須賀基地、付近の公園や桟橋には彼女達を一目見ようと、人が溢れていた。
もっとも、新型コロナの影響も有り足場も無い程と言う訳でも無いが。なお、言うまでもないだろうが超大陸世界の人達は事前に医療用ナノマシンを投与しているので、
罹患する心配は無い。
政府の車に乗り、東京へと移動する超大陸世界側の人達。歩道には、沢山の人達が日本・米国・ティ連・神崎島の旗を振っている。今回の会談の後、平和友好条約と安全保障条約が
締結されれば、支援の一環として新型コロナのワクチンが大量供給される事となっているのも有り、基本的に歓迎ムード一色と言ってもいい。
          • 最も、その端の方に「軍国主義者は帰れ!!」だの「アジア諸国に謝罪と賠償を!!」とか「人〇し集団は滅ぶべし!古事記にもそう書いて有る!!」てな感じの、空気を
読もうとしない化石染みた横断幕を張る、度し難い汚物共も居るが。

午前11時、無事に東京の首相官邸に到着。早速会談に移る事となった。


菅田「はじめまして、内閣総理大臣を務めております菅田 義久と申します」

柏木「こちらこそ初めまして。全権大使の柏木 正人と申します。・・・にしても、歴史が似ているからか、我々の世界の前内閣の官房長官をしていた人と瓜二つですな」

菅田「そんなに似てますか?」

柏木「ええ。多分、兄弟と言われても違和感無いと思いますよ。むはは」

神崎「柏木さん。雑談はこの位にして、本題に入りましょう」

柏木「おっと、そうですね。では、こちら側の提案ですが・・・」


本格的な話し合いが始まった。超大陸世界側の提案・要求だが


  • ゲート日本と超大陸世界の日ティ神米四か国との軍事同盟の締結
  • それぞれの国同士における最恵国待遇の確約
  • ゲート日本への新型コロナワクチンの供給の確約
  • 各種軍事支援の実行
  • 各種地下資源・特に石油と端島炭の優先供給の確約
  • 端島炭対応の火力発電所及び製鉄所の技術の提供
  • 福島原発の解体及び周辺の汚染区域の除染 その為のティ連工作艦の派遣
  • 二つの日本の首脳会談の開催
  • 在日日本国防軍の設立と基地の提供※除染後の福島原発跡地に基地設立
  • 信任状奉呈式と首脳会談における合同警護の承認
  • 機を見ての日本国内の反政府勢力の合同での排除
  • 米国での調査及び行動の際の全面協力


といった物であった。それに加えてゲート守備の為の、メガフロート式の防衛施設の設置の承認も併せての提案である。勿論、ゲート自体の共同での管理・運用もセットだ。
対して、ゲート日本側の提案・要求は


  • 有事の際の、敵拠点への攻撃を超大陸世界側に担当してもらう事(敵地攻撃能力が未だ不足している為)
  • 海底資源開発の共同開発と、必要技術の提供の確約と実行
  • 新型コロナ以外の各種難病の治療技術の提供
  • その他、各種技術開発の為の人材派遣の要求

309: 194 :2020/11/19(木) 00:01:00 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
と、この様な形となった。ゲート日本側としては、こちら側の米国が機能不全処か日本自体を切り捨てようとすらしている現状で、何とかして生き残りを図る為にも
超大陸世界との協力関係は不可欠であった。
超大陸側にしても、もしゲート日本が共産支那の手に落ちたら二正面作戦を強いられかねない。国の安全保障の為にも、綿密な協力は不可欠だった。

それぞれの提案・要求が概ね合意を見た所で、菅田総理からこんな言葉が。


菅田「それはそうと、資料を見た所日本列島の他にも樺太も大きくなっているみたいですが・・・。超日本大陸の事を、もう少しお教え願えないでしょうか?辿った歴史も含めて」

柏木「分かりました。では、まずは樺太に関してですが・・・」


そう言って、彼方の日本の現状と起こった歴史を話す柏木。
総理も非常に興味深く聞いていたが、やはりキムチ共との戦争には顔を顰めざるを得なかった様だ。


菅田「・・・まさか奪い返された竹島を取り返そうとして韓国側が戦争を仕掛けた上に、最終的に韓国自体が滅ぶとは・・・」

神崎「まぁ宣戦布告無しでの攻撃や、市街地への巡航ミサイル攻撃。果ては、竹島及びその近海で虐殺とかやらかしましたからね。その為、脅威を排除すべく大規模報復をしなければいけませんでしたが」

菅田「更に信じられないのが、北朝鮮との一定の和解ですかね。拉致被害者の皆さんが帰還出来たのは、本当に喜ばしいですが」

柏木「あ、もし本気で望むのでしたら、ティ連の転送技術を使用しての奪還作戦も出来ますよ?我々の世界では、実行前に自主的に帰して来たので、結局は実行しませんでしたが」

菅田「おお!それもぜひお願いします!」

ハリソン「ああ、戦力提供の点でこちらからも。何でもF-35の供給がストップしていると聞きましたが?」

菅田「・・・はい。米国政府曰く『極東の緊張緩和の為』とかいう訳の分からない理由で、一方的に供給をストップされまして」

ハリソン「ならば、此方の世界から機体と部品の提供を致しましょう。二重契約に近い形となりますが、事態が事態です。我々の世界の米政府とLM社も承諾しています」

菅田「本当ですか!?ありがたい話です。何せ部品の供給すらストップしているので、整備すら困難になりつつある状態だったのですよ」

ハリソン「この世界の日本の安全保障は、巡り巡って我が国の安全保障にすら影響が有りますからね。その代わり、此方の世界のステイツでの調査の際には」

310: 194 :2020/11/19(木) 00:01:35 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
菅田「その調査の協力ですが・・・具体的には何を?」

柏木「実はですね、ティ連の技術の一つにキグルミシステムというのがございまして」

菅田「キグルミ・・・?」

柏木「そのシステムを使用すると、全く違う外見の人物になる事が出来るんです」

菅田「何と!?・・・では、協力というのは?」

柏木「彼方の米国に調査員を送る際の人員に、そちら側による正式な身分を用意して欲しい訳です」

菅田「成程。そして入国後に、更なる別人の姿になって調査を行うと」

柏木「その通りです。で、調査する内容というのは・・・」

菅田「やはり、前年度の大統領選挙の不正疑惑・・・ですか」

神崎「ええ。資料を見させていただきましたが、どう見ても大規模な不正が有ったとしか思えませんので」

ハリソン「加えて、バイゲンとかいう男の死も不審点が多過ぎる。・・・・・全く、此方のステイツはどうしてあんな有様と化したのか」

菅田「前大統領だったランプ氏も、民所党の手を逃れる為に行方をくらましているとの事ですしね。場合によっては、救出や保護も考えませんと・・・」

ハリソン「証拠こそまだ固まってはおらんが、間違い無くチャイナの干渉だろうな。暴れている大馬鹿共の陰のスポンサーも同じくチャイナだろう。・・・ステイツの理念を踏み躙った報いを、連中に思い知らせてやる!」

菅田「・・・いずれにせよ、中国側も何かしらの行動を起こして来る事でしょう。何としても、阻止しなければ」

柏木「まず狙ってきそうなのは、信任状奉呈式と首脳会談でしょうね。我々の世界でも、連中が破壊活動をしてきましたし」

神崎「我々の方からも人員を出しますので、何としても成功させましょう」

菅田「・・・貴方方が来てくれて本当に良かった。でなければ、今頃は・・・」

柏木「総理。それは、全てが終わってからですよ」

菅田「・・・そうでしたね。では、まずは信任状奉呈式と首脳会談から取り掛かっていきましょう」


こうして、信任状奉呈式と首脳会談を成功させるべく行動を開始する事に。
超大陸側は過去に経験している事とは言え、どう出るかは分からない。その為、様々な手を打って行く事となる。

311: 194 :2020/11/19(木) 00:02:05 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
以上です。そんな訳で、初の会談の様子でした。
それぞれの要求ですが、超大陸側が出す物が多過ぎじゃね?と思う人もいるかもしれませんが、そこは日日間の貿易で補填して行く事になろうかと。
地下資源や一部技術の輸出だけで、大きな儲けが出ますからね。ゲート日本側が大赤字になりそうですが(汗)
まぁゲート日本側も、超大陸日本の資源や技術を使用した輸出品の開発が出来れば、それ等の輸出で利益を上げられるかと。
次回は原作でも有った信任状奉呈式&首脳会談となります。事前の予告通りフリンゼ・サーミッサ級とかも出しますので、お楽しみに。
まぁその前に、第二次改装後のやまと級等のネタが先になると思いますが(汗)
wiki掲載は、自由です。

353: 194 :2020/11/19(木) 15:43:58 HOST:ai126244192056.61.access-internet.ne.jp
それと、修正要請を。

308
  • 誤 柏木「こちらこそ初めまして。全権大使の柏木 正人と申します。・・・にしても、歴史が似ているからか、我々の世界の総理に瓜二つですな」
  • 正 柏木「こちらこそ初めまして。全権大使の柏木 正人と申します。・・・にしても、歴史が似ているからか、我々の世界の前内閣の官房長官をしていた人と瓜二つですな」

wiki掲載時に、修正をお願いします。

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最終更新:2020年11月20日 10:45