490: トゥ!ヘァ! :2020/11/19(木) 18:37:29 HOST:FL1-122-133-236-126.kng.mesh.ad.jp
日本大陸 漆黒世界 日英側の兵器



  • 三八式爆弾
通称サンハチ弾。
日本開発の燃料気化爆弾である。

主に山林や市街地に隠れる民兵対策として開発された。
米民兵がいるだろうなぁという地点に取りあえず投下。軽装備であろう民兵をなぎ倒す兵器。
よく窒息死や焼死されると誤解されるが、大概は急激な気圧変化による内臓破裂や酸素バランスの悪化による呼吸困難で殺傷させる代物である。

またイメージに反して以外にも加害範囲は狭かったりする。
これは確実に操作できる気化燃料散布範囲が左程広くないためである。

完全気密対策された要塞や、地下施設には効果は薄く、建物に対しては大型の木造建築相手も半分程度しか吹き飛ばせないなど、余り効果的ではない。
しかし、表に設置されている露出の多い対空機銃や高射砲などの非装甲火器の掃討には向いている。

米合本土攻略戦までに大量に製造され、陣地化されていないか、半端に終わっている小都市や村落、またゲリラが隠れているであろう森林地帯などに投下されまくった。

艦艇搭載用のロケットやミサイル用のバリエーションも開発されている。
どこぞの架空戦記のように対空兵器として使うことは流石にできない。代わりに上陸作戦の際の露払いとして使用する。

欠点は天候不安の際には使用できない点。
雨、雪、濃霧の際には点火するためにばら撒く気化燃料の分布に悪影響が発生するため。
また風の強い日でも同じく使用できない。
最も濃霧や雨の強い日は航空機も出撃できないため左程気にしなくてもいいかもしれないが。

名前の元ネタは紺碧の艦隊に出てくる三八弾から。




  • マ爆弾
通称マ王弾。
日本開発によるデイジーカッターである。
燃料気化爆弾との違いは、こちらは純粋な通常爆弾である点。つまり超大威力なただの爆弾なのである。

殺傷方法は爆発の熱と破片で殺傷というよりも、その恐ろしい爆風による衝撃で人体内部を破損せしめて殺傷するという兵器。
そして燃料気化爆弾である三八式爆弾よりも実は広い加害範囲を持つ。
また燃料気化爆弾よりも地形破壊効果に優れており、草木や木造建築などを吹き飛ばす能力に長ける。
最も流石に鉄筋コンクリート建築物や要塞などには左程大きな効果が得られるわけではない。

燃料気化爆弾と違って普通の爆弾の延長線上のため天候に左右されず扱える点も差別化と言える。
最も基本の投下がパラシュート投下なので全く気候の影響を受けないわけではないため注意が必要。

例に埋もれずこちらも大量に製造されている。
米合本土攻略戦では時と場合と目的によって三八式爆弾と使い分けられた。




  • バンカーバスター
日英共同開発の対地下施設及び要塞攻略用の高重量高貫通大型爆弾。

米合の要塞都市や地下施設、高射砲塔や海岸要塞砲塔対策に開発された。

史実におけるブロックバスター、トールボーイ、グランドスラムは勿論、史実米軍が計画していた20t爆弾ことクラウドメーカーに匹敵する超大型爆弾も開発している。

核兵器を除けば下手な弾道弾や誘導兵器よりも高価な爆弾たちであるが、日英は米合要塞攻略の切り札として大量生産。

米合の誇る要塞都市や高射砲塔に大量に叩きつけ、力業で要塞化された都市群を廃墟へと変えていった。


敵陣地の堅牢さで使うレベルを変えており、一般都市程度ならばブロックバスター、相応に整えられた陣地ならばトールボーイ、目に見えて要塞化されている施設にはグランドスラムとクラウドメーカーを使用する。

英名は上記の通り。日本では破壊爆弾という名称で運用されている。

491: トゥ!ヘァ! :2020/11/19(木) 18:38:04 HOST:FL1-122-133-236-126.kng.mesh.ad.jp
  • 80cm列車砲
米連とカナダがドイツへ特注した超巨大列車砲のこと。

両国との国境線近くに建造された米合の国境陣地や要塞都市群を攻略するためだけにドイツに発注した超兵器である。

米連とカナダはこれらの超大型列車砲を建造、整備するためだけの工場をドイツから招いたクルップ社技師の指導の下で建設するなどの念の入用であった。

カナダと米連ではそれぞれ二両ずつ。計四両が建造された。
それぞれグスタフ、ドーラ、ヘルタ、アドルフという名称がつけられた。

両国は国境線上の米合要塞や要塞都市を射程に収めるために、これら専用の線路と射撃陣地を新たに作り運用。
この余りにもVIPすぎる対応は当のクルップ社からしても驚愕するレベルであり、世界一手厚く保護された列車砲と言わしめた。

WW2勃発時には先んじて米合国境線近くの要塞や要塞都市への80cm列車砲からのベトン弾を撃ちまくり、多くの高層建築物や高射砲塔を瓦礫に変えている。
まさに国境線の壁を無理矢理壊すためだけに開発された兵器の面目躍如であった。


米合国境要塞群に穴を開けるという目的を果たした四両であったが、これを脅威と見た米合からは最優先破壊目標として狙われてしまい、戦時中に四両のうち三両が破壊され、残りの一両も手酷いダメージを受けて大戦が終わるまでドッグ入り(専用工場での修理)する羽目となってしまう。

戦後は残った一両であるアドルフが米連戦争博物館に飾られ余生を過ごしている。




  • 超重量徹甲砲弾
日本軍の開発した対要塞用超重量砲弾。

史実のスーパーヘビーシェル(SHS)弾を基に更に重量を重くした代物である。

主に米合の海岸線要塞に対応するために開発された砲弾であり、41cm砲モデルと46cm砲モデルの二種類がある。

射程と命中率が通常砲弾よりも大きく低下する欠点はあったが、その威力は本物であり、海岸線に築かれていた要塞や高射砲塔へ効率的にダメージを与えることに成功している。
命中率と射程の問題に関しても、制海権は基本日英側が握っており、更に動かない地上目標相手ということで問題ないとされた。

一応は対艦戦にも使用できるよう設計されているが、WW2に対艦戦にて使用されることはなかった。

英国軍にも採用されており、日本戦艦と共に多くの英戦艦で使用されている。




  • 特殊砲撃艦ビッグベン級
英国が開発したモニター艦。対米合本土攻略のためだけに建造された。

旧式化した軽空母の船体を流用して建造されており、搭載しているのは51cm砲2門。
一門ずつ独立しており、交互に射撃することが可能。

搭載している51cm砲はこの船のためだけに英国が特注したものである。
英国がどれほど米合の湾岸要塞を脅威と見ていたかわかる一品である。

既存戦艦で運用している超重量徹甲弾や大型爆撃機や輸送機から投下するバンカーバスターのみならず、専門のモニター艦まで用意してしまうのは流石英国面と言うべきだろうか。

当の英国は割と大真面目に考えていたらしく、なんと10隻もの同型艦を就役させている。

WW2中では日英の戦艦群に交じりながらも米合の湾岸地帯やベルギー本土、ブラジル本土などに砲撃を叩きこむ様が写真として幾つも残されている。

因みに史実の英国軍も38cm砲搭載の新造モニター艦をWW2中に二隻建造していたりする。

492: トゥ!ヘァ! :2020/11/19(木) 18:38:49 HOST:FL1-122-133-236-126.kng.mesh.ad.jp
投下終了

漆黒世界の日英陣営が運用する特殊な兵器たちであります。

前に何度か話題に昇っていたやつを改めて書き出しました。

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最終更新:2020年11月20日 11:12