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短編ネタ 現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件 番外編その24 超大陸日本の国防軍兵器性能諸元その15

30式改戦車

全長:11.2m
全幅:4.3m
全高:2.8m
重量:65.0t
懸架方式:油気圧式
速度 70㎞/h(整地)
   40㎞/h(不整地)
行動距離:350㎞

兵装
主砲:55口径120㎜複合砲
副兵装:M2 12.7㎜重機関銃(砲塔上面)
    74式車載7.62mm機関銃(主砲同軸)

装甲:複合装甲
エンジン:水冷4サイクルV型12気筒ターボチャージド・ディーゼル 1800馬力
     超小型核融合炉(レールガン及び各種電子機器作動用)
乗員数:3名

862: 194 :2020/11/27(金) 19:21:00 HOST:ai126192001243.75.access-internet.ne.jp
【解説】―――超大陸化と共に齎された、次世代主力戦車。ここでは、ティ連の技術による性能向上型である30式改を解説する。
超大陸化による恩恵で、以前ほどは重量問題に悩まされずに済む事となった事と、後述する複合砲の搭載の為、これまでよりも車体が大型化している。特にこれまでよりも幅の広い履帯を装備する事となった為、幅が増えている。
特筆すべきは、主砲である120㎜複合砲であろう。この主砲は、通常及びレールガンの二つのモードで射撃する事が可能となっている。特にレールガンモードの破壊力は凄まじく、主力戦車の複合装甲を易々と突き破ってしまう程だ。実際、日韓戦争においてはK2戦車の複合装甲が施されている部分を易々と貫通。一撃で撃破している。
通常砲モードも、砲弾に液体装薬を採用している事も有り、破壊力が増大。レールガンモードが使用不能な状態になってもなお、高い戦闘力を誇る。
装甲は、端島鋼を全面的に使用した新型複合装甲を採用。レールガンの反動を打ち消す為の重量の振り向け先として装甲が強化された形だが、結果として耐弾性能は大きく向上。
西側標準の120㎜滑降砲では、近距離以外では貫通不可能な程だ。
エンジンは、10式のエンジンをベースに新規開発された水冷4サイクルV型12気筒ターボチャージド・ディーゼルエンジンを搭載。1800馬力の出力を誇り、この巨体を70㎞/hの快速で走らせる事が出来る。懸架方式は74式以来の伝統である油気圧式サスペンションを採用。前後左右の車体傾斜を可能としている。
肝心のレールガンを作動させる電力源だが、無印の30式は重量15tの電源車を牽引していた。だが、ティ連の技術援助により戦車用の超小型核融合炉の実用化に成功した事により、電源車を廃止。機動性の向上に成功している。この核融合炉は、戦車の機動には使用せず専らレールガン及び電子機器の稼働用に使用されている。なお、電子機器の方はディーゼルエンジンの方でも稼働可能だ。10式でも採用されていたC4Iも勿論採用。各車とのネットワークを利用した効率的な戦闘を可能としている。
乗員数は、自動装填装置を採用している為、3名となっている。
今後は、ティ連技術の導入による機動性の大幅な向上や人工重力発生装置の搭載、それによる大幅な軽量化による輸送の容易さの確保、電磁装甲の採用による耐弾性能の更なる向上等を目標として各種改良がおこなわれて行く事が決定している。今後も、国防陸軍を代表する主力戦車の一つとして、活躍して行く事だろう。

863: 194 :2020/11/27(金) 19:21:30 HOST:ai126192001243.75.access-internet.ne.jp
以上です。国防陸軍の顔、30式改戦車でした。他の兵器と違って、ずるずると後回しになってしまった本兵器ですが、スペックの設定に苦労した為です(何せ、参照になるのが皆無なので(汗))種のリニアガンタンクも、スペックが不明ですからねぇ・・・。
車体がこれまでの主力戦車より一回り大きくなっていますが、レールガンの反動を受け止めるとしたら、従来の主力戦車の大きさでは不可能と判断したので、この大きさとなりました。
他の兵装は、主砲と比べて無難な形となりました。その辺は、コストカットも兼ねていますので。
車体重量ですが、軽量強靭な端島鋼を使用してなおこの重さですので、もし従来品でやったら恐らく70tを超えてたでしょうね(汗)
とはいえ、車体の大きさ同様反動を受け止めるとしたら、最低これ位の重量は無いと話にならないかと。あ、流石にスラローム射撃は不可能です(汗)。それに関しては、仮称・30式改二戦車への課題となります。
そして、この重量がこの戦車の泣き所の一つでして、専用のタンクトランスポーターが必須となってしまっています。今後の課題の一つの軽量化は、その辺の問題の解決の為です。
もし超大陸化する前の日本だったら、恐らく採用されてなかったんじゃないかと思います(重量的な意味で(汗))
色々とツッコミ所が多いであろうネタですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
wiki掲載は、自由です。

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最終更新:2020年11月30日 14:23