367: 194 :2020/12/06(日) 10:30:33 HOST:ai126192001243.75.access-internet.ne.jp
短編ネタ 現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件 番外編その32 超大陸世界の中独の駄っ作?兵器その1
ティッセンクルップ・中国兵器工業集団 試作超重歩行戦車「ドラッヘ」※中国名 試作26式超重歩行戦車「鉄龍」
全長:53.3m
全幅:24.5m
全高:31.7m
重量:212.6t
駆動方式:二足歩行
速度:62㎞/h
行動距離:320㎞
兵装:60㎜マシンカノン×10(アーム付け根)
胴体上部ガンポッドマウント(30㎜機関砲・多目的ミサイルランチャー・40㎜ガトリングガンの内、どれか一つを装備・戦闘中に機体内部に引き込んで交換可能)
試作大口径レーザーカノン(機体後部)
格闘用ヒートスタンプ(格闘用フレーム先端)
装甲:新型複合装甲
エンジン:新型ディーゼルエンジン(出力等不明)
乗員:0名
368: 194 :2020/12/06(日) 10:31:05 HOST:ai126192001243.75.access-internet.ne.jp
【解説】―――日本をはじめとする国々の機動戦車に対抗する為に、ドイツ・ティッセンクルップ社と中国・中国兵器工業集団が共同で試作した無人型超重歩行戦車。
中独初の、二足歩行戦車として開発された。機体の外観は、アインハンダーの1面のボス「ドラッヘ」そのもの。
一体どうやって二足歩行システムや新型複合装甲に、新型ディーゼルエンジンや各種兵装、そして何より無人化を可能とするAIが開発出来たのか謎だと言われてきたが、
両政府の現体制崩壊後の資料開示により、当時のガーグ・デーラ、現ゼスタールから流れて来た技術を元に開発された事が判明している。
機体概要だが、特筆すべきは戦闘用AI搭載により戦車としては初めて無人化に成功した事である。これにより、搭乗員という制約に囚われる事が無くなったのは大きい。
次に武装だが、格闘用フレームの付け根付近に60mmマシンカノンを計10門に、胴体上部に新開発のガンポッドマウント。機体後部に試作大口径レーザーカノンを1門に、格闘用フレーム先端に
格闘用ヒートスタンプを装備している。まず60㎜マシンカノンだが、1門ごとの発射レートはそれ程高くない物の、計10門装備する事でそれを補い、軽装甲車やトラック・歩兵等の軟目標を
掃討する事が出来る様設計されている。次に胴体上部に装備されたガンポッドマウントだが、状況に応じてガンポッドと呼称される様々な武装に換装可能となっており、非常に汎用性が高い。同機の場合、
例え破損しても胴体内に引き込む事で、予備のガンポッドに換装する事が可能。機体後部には試作大口径レーザーを装備。射撃時は機体を180度回転させて砲身を露出し、射撃する。
試作型とは言えその破壊力は凄まじく、直撃すれば戦車や航空機は一瞬で消し飛ぶ程だ。
対機動戦車用の格闘兵装として、格闘用フレームの先端部分にヒートスタンプを装備。先端部分に集熱フィールドを作り、敵に叩き付ける。此方も威力は凄まじく、試験で使用された
レオパルド2や99A式戦車を、一撃で文字通りペシャンコにしてしまった。
新型複合装甲を使用する事で高い強靭性も確保されており、新型ディーゼルエンジン(当初は船舶用の物を流用していると思われていた)の採用により、時速62㎞の速度で歩行可能。
なお機体名だが、格闘用フレームを装備した姿が龍をイメージさせる物だった為、その見た目からドイツでは「ドラッヘ」・中国では「鉄龍」と命名された。
本機の開発により、日米露等で開発されているリニアクロウラーを装備した機動戦車とはまた違った未来の陸戦兵器の在り方を、中独両国は示す事に成功したのである。
369: 194 :2020/12/06(日) 10:31:35 HOST:ai126192001243.75.access-internet.ne.jp
Q で、実際の所は?
A 独国面及び中国面でした
言うまでも無く、問題点は山積みであった。まず、日本の機動砲戦車をも上回るその超重量。しかも、日本と違い空間重力制御装置何て物は無い上にキャタピラとは全く違う二足歩行を採用した為、
足回りに大きな負担がかかり、対応したインフラも皆無。平原や砂漠等の何も無い所以外でまともに歩かせる事は不可能に近い。
速度も、機動戦車とは比べ物にならない位遅い。まぁそれでも60㎞/hは出せるので、主力戦車に随伴可能なのは救いだが。一方で運動性能は劣悪で、仮に実戦に投入されても的にしかならない可能性が高い。
武装も、試作大口径レーザーカノンは威力は凄いが装備個所の問題で射角に問題があり、上下方向はそれなりに射角は有るが左右方向は皆無。チャージにも数秒かかる為「見てから回避余裕でした」が
本当に出来てしまう程。高速の目標には、奇襲以外で直撃させるのは不可能に近い。しかも、射撃中は動く事が出来ないから猶更だ。
格闘用ヒートスタンプも、叩き付ける前に一種の溜めが必要という仕様の為、これも「見てから回避余裕でした」が出来てしまう。
AIも未成熟な所が多く、電子妨害に強くない上に度々暴走してしまう程だ。
この様に、兵器としての完成度はとてもでは無いが高いとは言えない。しかし、とにもかくにも形にした事は素直に褒めるべきであり、後日情報開示後に援助の見返りに得られたデータ類も、ティ連にとっては
貴重な発達過程文明のデータの一つとして、注目を浴びている。
日本国内でも
「アインハンダーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 」
「これが独国面と中国面の悪魔合体・・・・・たまげたなぁ・・・(こなみ)」
「おう、次期主力戦闘機にエンディミオン
シリーズやアストライヤーシリーズ作ろうぜ!!」
てな声が上がったとかなんとか。
370: 194 :2020/12/06(日) 10:32:05 HOST:ai126192001243.75.access-internet.ne.jp
以上です。ドイツと中華のやらかし兵器でしt←殴
しゃーないやん、アインハンダー大好きだし(ヲイ)。更に言うとゾードム帝国の言語がドイツ語だから、丁度良かったんだもん(コラ)
色々と不足する技術に関しては、ゼスさん所の技術が流入という形で無理矢理解決させました。まぁ、あくまで技術習得の為の試験機的扱いなので、そういう意味では試作した意味は有ったかと。
なお、機体重量以外は攻略本に記載されていたスペックほぼそのままだったりします(汗)。重量は乾燥重量しか乗って無かったので、適当に設定(ヲイ)
あと、フレイムマインに372㎜スプレッドカノン・司令塔の80㎜レールカノンはオミットさせてもらいました。流石に搭載し過ぎだと思いましたので(汗)
完全にネタに走った代物ですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
wiki掲載は、自由です。
最終更新:2020年12月10日 15:06