627: バーコードハゲ :2020/12/30(水) 09:19:06 HOST:KD113150061086.ppp-bb.dion.ne.jp
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ゲート先はHITMAN世界だった件 INマラケシュ 黄金の鳥籠
まずはいつもの通り一任ダイアナさんからのブリーフィングから
ダイアナ「ごきげんよう47、今回の目的地は暴動がおきつつあるモロッコのマラケシュ。ターゲットは個人投資家であるクラウス・ストランドバーグとモロッコの将軍レーザ・ゼイダン将軍よ。彼らは脆弱なモロッコ政府の転覆を画策しているの。」
ダイアナ「個人投資家だったストランドバーグはモロッコ国民から多額の預金を横領し、不正投資の疑いで裁判を控えていたわ。ところが今日未明、何者かが護送車両を襲撃しストランドバーグを解放してしまった。その際警察側に死傷者が出たわ。」
ダイアナ「ストランドバーグは現在、自身の母国であるスウェーデン領事館に立てこもっている。モロッコ国民はスウェーデン領事館を包囲、身柄をモロッコ当局に引き渡すよう要求している。」
ダイアナ「今回の逃亡は民衆を暴徒化させ、国家規模の暴動を理由に戒厳令を発動させるよう。ゼイダン将軍が引き起こしたものと推測されている。大使館近くの学校に本部をかまえるゼイダン将軍は中央政府の『無能さ』『脆弱さ』を見せつけて大規模なクーデターを画策しているの。」
ダイアナ「クライアントは建設業者のハミルトン・ロウ、政府からの事業を大量に失ってしまう懸念からクーデターの阻止を依頼されたわ。ゼイダンの反乱軍を無力化し、暴動がこれ以上激化しないようにして。政治的にかなり危険な任務だから用心して。まさに『国家の運命』がかかっているの。準備は一任するわ。」
妖精B「やったぜ」
神崎島世界にて
辻「1企業や1個人に国家の運命を左右されたり、モロッコは踏んだり蹴ったりですねぇ。」
神崎「モロッコはアフリカでもわりかし安定している方だからクーデターする価値があるということか。」
柏木「この騒動で一番得をするのが黒幕…。とはいえ誰だろう。」
ダイアナ「マラケシュへようこそ47、大使館は封鎖され(原語だとロックダウンって言ってる)戒厳令まであと一歩といったところよ。そうなったらゼイダンは躊躇わず軍を動かすはず。一刻の猶予もないわ。作戦はまかせるけどなるべくいそいでね。」
~中略~
パム「ジェイリーの首を絞めてやるわ!お腹を下したですって!?こんな時に貝を食べるからそうなるのよ!」
タイラー「パム、落ち着け、代わりのカメラマンを手配した。地元の男でフリーのカメラマンだ。問題ない。」
パム「私の取り越し苦労だったみたいねタイラー、確か独占だったと思うけど違ったみたいね!このインタビューそんなに重要じゃないものね!」
タイラー「パム、この間低血糖値の話してたろ。今の君がまさにそうだ。」
パム「はぁ…で?いつくるのよ。」
タイラー「必ず来る、その間君はバナナでも食べとけ。」
ミッションストーリー(ゴールデンタイム)
ダイアナ「クラウス・ストランドバーグがGNNのリポーターパム・キングスリーの独占インタビューを受けるわ。民衆の怒りをさらに高めるのが狙いね。これを利用すれば中に潜り込めるかも。幸い、地元の代理カメラマンは到着していない。」
代理カメラマン「銀行員のクラウス・ストランドバーグの独占インタビューに呼ばれたんだ!1ヶ月の給料前払いでな!行かねぇよそんなもん。あのマヌケ、俺の本名も知らないんだ。俺はこの金を持ってバックレる!偽名は『フィンリー』だ笑えるね?」
青葉「ちょっとこれはお灸据えないとダメですねぇ。」
霞「尻の穴に砲弾突き刺す位なら構わないって。」
どうなったかはご想像におまかせいたします。(いやー免許のある銀河連合日本世界が一段と羨ましく思うよな)
628: バーコードハゲ :2020/12/30(水) 09:20:09 HOST:KD113150061086.ppp-bb.dion.ne.jp
タイラー「遅かったな。何をやっていた?」
代理カメラマン47「すまない。物騒なもんでね。」(大使館方面へ移動)
メガホン持った男(大使館の前で演説中)「70億ドルだ!70億ドル!裕福なスカンジナビアからきた偽善野郎が奪った金額だ!モロッコ政府は何をしたと思う?奴らが一番得意なことだ!そう『なにもしていない!』」
大使館の玄関で
タイラー「よし、パム厳密にはストランドバーグはまだ容疑者だ。だから70億ドルのありかを聞くのはNGだ。」
パム「わかってるわタイラー。」
ダイアナ『入れたようね47さぁストランドバーグを探して。』
最上(スーツ)「うわ汚い。本当に大使館?(あちこちにシュレッダーの切れ端が散乱)」
曙(スーツ)「これで本当に厳戒体制しかれてるのかしら。」
ダイアナ『あれがクラウス・ストランドバーグ、モロッコの最重要指名手配者。』
インタビュー内容は割愛します。(三行でいうなら)
ストランドバーグ「モロッコは自国の法律を誤解しているとしか思えない。」
ストランドバーグ「彼らがいう不正送金は何れも合法です。何か問題でも?私は目の前のチャンスを物にしただけです。繰り返しますが法の範囲内で。」
ストランドバーグ「まさか資本主義者が罪だとでも?」
インタビューの終わりに
パム「いまこの瞬間あなたの血を求めているモロッコ国民に一言お願いします。」
ストランドバーグ「それでは一言『F×ck you!(くたばりな!)』」
ゴトランド「どうやら罪の意識0のようね。ゴトシープ、殺りなさい。(ストランドバーグの頭の上にはヘラ鹿の金属彫像があるのだが今回生のゴトシープがつってある)」
47(ウィンチを解放する)
ゴトシープ「めぇー!」
グシャッ!ポイーン
ゴトランド「ターゲットダウン。」腕に収まるゴトシープ
チャレンジ 飛べ!ゴトシープ!達成(本来は森の王者の逆襲)
~中略~
領事館を抜け出した47はポスターを手に取った。
ダイアナ『印刷班がパンアフリカ主義のクリスタル・ドーンの仕業に見せかけたプロパガンダポスターを張るようね。これを利用すれば廃校に入れるかも。』
印刷屋47「いま戻った。廃校に戻ろう。」
印刷屋A「そうしよう。」
ダイアナ『あれがレーザゼイダン将軍、平和の番人。』
ゼイダン将軍「印刷機をフル稼働だ!」
しばらくして…
ゼイダン将軍「また連中サボってる…印刷機を止めるな!」
ゼイダン将軍「順調にすすんでいるな。」
IN殺機と化す印刷機(察しろ)
神通「両ターゲットダウン。」
629: バーコードハゲ :2020/12/30(水) 09:22:29 HOST:KD113150061086.ppp-bb.dion.ne.jp
はい以上でございます。マラケシュのデブリーフィングは喫緊であげますので。あと誤字がありましたので転載時に直して下さい。
×あのマネケ→○あのマヌケ
644: バーコードハゲ :2020/12/30(水) 16:27:00 HOST:KD113150061086.ppp-bb.dion.ne.jp
マラケシュ黄金の鳥籠 解説&デブリーフィング
マッチポンプを排除するため建設業者が任務を依頼する。実際運送会社が反乱軍を組織したことがリアルでもあったらしいし。企業倫理0どころかマイナスぶっちぎってるね。
また前払いとはいえバックレたカメラマンえぇ…。リポーター以外にもバックレ対策は必要かと思います。私はね。皆さんどう思います?(予約取ったのにバックレるとかね)
ちなみにストランドバーグは47が暗殺しなくても死んだ模様。70億ドルを奪う事は計画になく脱出用飛行機から落とされて死ぬ予定だった。(ガンダムWでもありましたね。飛行機から落とされてその上拳銃で撃たれるやつ)
ちなみにこの殺り方以外にもマッサージ師に変装して首コキャするとか脱走劇の最中に兄貴が警官で殺されて怒った囚人が暴露しようとしていて変装して首コキャしたり、ゼイダン将軍の悪口言ってる連中の部屋まで誘導してトイレ爆弾(文字通り)したりとか色々あるんです。色々。
デブリーフィング ニューヨーク2日後
?「しかし本当なのか?警報すら鳴ってないんだぞ。」
??「鍵を持つものがヨハネスブルグで消えました。」
?「何で言わなかった?まぁいい鍵はきちんと管理されてるはずだ。」
??「前任者の分をのぞいてはですけどね。」
?「コブか、あれは只の飛行機事故では。」
??「あのときの結論は確かにそうでした。」
カチッヒピッ(開錠される音)ちなみにこの開錠動作コンタクトも無しで同時に開錠している。あんたら人間かよ。
??「人は誰でも死ぬんです。無論あなたも。何者かの陰謀かもしれないしそうではないのかも。」
??「しかし、モロッコでのクーデター失敗、エーテル社のウイルス。誰かが我々の事を知っているのに兆候はありましたがそれを見逃して閉まった。」
??「我々は攻撃を受けている。」
?「いくら入ってた?」
??「金ですか?金は問題ないんですよMr.ファニンさん。」
??「『情報』ですよ。我々の資産やメンバー全てです。無論あなたも。」
??「用心なさった方がいいですよ。それも飛びきりの用心です。最早安全な場所なんてどこにも存在しやしませんから。」金庫に背を向けて去りながら
(ここ日本語だと『trench』を塹壕とそのまま訳してて草)
解説は以上となります。次はタイのバンコク 27クラブを近日中に書き上げます。お待ち下さい。(個人的には一番好きなミッションでもあります。)
最終更新:2020年12月31日 13:49