268: ひゅうが :2020/12/30(水) 23:23:46 HOST:p361175-ipngn200307kouchi.kochi.ocn.ne.jp
「ルイジアナ」級戦艦
全長:277メートル
全幅:40メートル
喫水:10.1メートル
基準排水量:7万4800トン
満載排水量:8万2200トン
機関:P&W式重油専燃12基 蒸気タービン4基4軸18万馬力
速力:27ノット
主砲:45口径18インチ砲Mk.1 3連装4基12門(のち45口径20インチ砲Mk.1 連装4基8門)
武装:51口径5インチ砲Mk.8 連装20基40門
76ミリ高角砲連装8基16門
28ミリ機関銃連装32基64門
装甲:舷側457ミリ(傾斜19度) 水平123+37ミリ 主砲塔防盾650ミリ 主砲塔天蓋280ミリ
同型艦:「ルイジアナ」「オハイオ」「ニュージャージー」「モンタナ」「ウィスコンシン」「ニューハンプシャー」
【解説】――
アメリカが満を持して送り出した新戦艦
各地の国有化された造船会社や海軍工廠において最優先で同時建造が行われたことから、太平洋戦争開戦前のケベック事変(1942年12月)時には4隻が現役でイギリス艦隊を圧倒しカナダ沿岸から駆逐する原動力ともなった
もともとの構想としては、要塞主砲名目でサウスダコタ級の主砲換装用に用意されていた18インチ砲の有効活用からはじまり、最終的には同じくアイオワ級用の20インチ砲を搭載する超大型戦艦へと計画が発展
結局は18インチ主砲塔は1番艦ルイジアナ就役時以外は採用されずにダミー砲身を設置した51センチ連装砲塔で完成するに至る
主機は蒸気タービンエレキトリック方式をとりやめて通常の推進方式としており、堅実な設計となっている
(当初入手予定だったドイツ製プレス機が購入できなかったことから装甲は耐18インチ砲で妥協した)
水圧装置と電機装置改良によってアイオワ級では不可能であった全門斉射も可能となっていることから戦力単位としてははるかに強力であり、太平洋戦争では縦横無尽に海を駆け抜けた
しかしながら本級建造の、特に東京海軍軍縮条約破棄を宣言せずしての極秘裏の20インチ主砲搭載はニューファンドランド沖海戦において露呈したことから英国の戦意をくじくどころか大いに沸騰させ、第2次大戦長期化の要因となってしまった
また、本級および続く「
アメリカ」級の建造に多くの資材をとられたことで特に巡洋艦以下の補助艦艇の建造予定が大きく乱れ、大半が未成艦となってしまったことからも、軍艦としての性能はともかくとして酷評される要因であろう。
269: ひゅうが :2020/12/30(水) 23:27:28 HOST:p361175-ipngn200307kouchi.kochi.ocn.ne.jp
訂正、舷側装甲は457ミリでお願いします
最終更新:2020年12月31日 14:55