459: ひゅうが :2021/01/04(月) 07:58:14 HOST:p361175-ipngn200307kouchi.kochi.ocn.ne.jp
夕張型巡洋艦
全長:190メートル
全幅:20.2メートル
喫水:6.5メートル
基準排水量:1万2860トン
満載排水量:1万5400トン
機関:艦本式ロ号缶8基 艦本式タービン4基4軸 15万馬力
速力:36ノット
主砲:60口径15.5センチ砲3連装4基
武装:60口径12.7センチ砲連装6基
ボフォース40ミリ機関砲4連装4基
20ミリ機関砲3連装6基 単装4基
搭載機:水偵2機
装甲:舷側130ミリ(傾斜20度) 水平80ミリ 砲塔防盾210ミリ 砲塔天蓋100ミリ
同型艦:「夕張」「天塩」「幌内」「石狩」
【解説】――八八艦隊計画後期において日本海軍が量産を開始した巡洋艦
第2次ジェットランド沖海戦における通称「第4戦隊事件」から巡洋艦火力の増強を目指して開発された新型砲 60口径15.5センチ砲を砲塔形式にして搭載している
当初は5500トン型同様に14センチ砲を砲塔形式にして搭載する仮称軽巡洋艦と、1万トンを優に超えた20.3センチ砲を砲塔搭載した仮称重巡洋艦の二本立て整備が目論まれていたものの、いずれも防御力に不足があることが発覚
とりわけ第4戦隊事件で露呈した手数不足との批判を払しょくすることができなかった
そこで、海軍は米国のオマハ級巡洋艦なみの武装を施したうえで1万トン級の船体に搭載、英海軍のホーキンス級巡洋艦の19.1センチ砲にも対抗できる装甲を張りつつ砲塔形式ゆえの高速での連打が可能な巡洋艦を構想
準同型艦に20.3センチ砲を搭載した艦を建造して比較検討することにした
だが、建造中に発生した関東大震災によって後者は廃艦処分にせざるを得なくなり、本級のみが就役することになった
本級に特徴的なのはなんといってもその長砲身主砲である
巡洋艦に魚雷を搭載するというコンセプトが第2次ジェットランド沖海戦において大被害を続出させたことを鑑みて当初から魚雷を搭載していない本級は、そのかわりに大重量化された徹甲弾を発射する15.5センチ砲を搭載している
そのため威力はのちの20.3センチ砲にはやや劣るも敵艦の装甲を考えれば全く問題ないレベルだった
機力による補助を当初から設計に組み込んでいるために短期間であれば毎分6.5発の発射が可能とされスペック以上の部分で米国オマハ級を圧倒している
(もっとも採用当初は故障も多く、安定して性能発揮が可能となったのは1930年以降である)
また、艦橋まわりも近代化されておりすっきりとした塔型艦橋となっていることから、見るからに革新的な巡洋艦であると各国に印象付けられていた
装甲については妥協せずに施されたことで、一昔前の装甲巡洋艦以上の防御力を有している
基準排水量についてはのちの軍縮条約を見越して1万トンにおさえられたが、ワシントン海軍軍縮会議が流会したことや東京海軍軍縮条約において非常に緩い制限が施されたことから本級は結果的に小型と評価された
このため、本級の建造は4隻で打ち切られ、1930年代に5500トン級の代艦として砲塔を1基増大させた最上型が大量生産されることになるのである
460: ひゅうが :2021/01/04(月) 07:59:07 HOST:p361175-ipngn200307kouchi.kochi.ocn.ne.jp
メロンはベリーメロンなどと作者はいっている模様です。同志スターリン
878: ひゅうが :2021/01/14(木) 22:47:20 HOST:p279123-ipngn200204kouchi.kochi.ocn.ne.jp
877
夕雲型の建造期間を1年に、夕張型の排水量は1万2860トンとしておいてくださいませ
879: ひゅうが :2021/01/14(木) 22:48:39 HOST:p279123-ipngn200204kouchi.kochi.ocn.ne.jp
ついでに満載排水量を1万5400トンで
最終更新:2021年01月14日 22:57