193: 陣龍 :2021/01/08(金) 14:53:02 HOST:124-241-072-147.pool.fctv.ne.jp
|д゚)
|д゚)……ダレモイナイ…トウカスルナライマノウチ(旧い)
|д゚ )と言う事で15時より635氏の対馬を題材にしたネタを落とします。まぁ切り良いので途中までですけど
194: 陣龍 :2021/01/08(金) 15:04:50 HOST:124-241-072-147.pool.fctv.ne.jp
『アメリカ人観光客の記録映像』
「」…日本語
『』…英語
『……よ、良し。録画、録画、録画出来てるな……OK、記録を開始する。俺はジョッシュ・パーカー、アメリカ合衆国のワイオミング州出身、
男性、今年で二十歳になる…ああ、つまり、今はまだ十九だ』
画面に映し出され話し出したのは、スマートフォンで自撮りをしていると見られる一人の白人男性。せわしなく周囲を見渡して警戒し、
言葉の端々が震えている事から、怯えている事が容易く見て取れる。
『あぁ、えっと、俺は先週、旅行で日本に観光に来た。キュウシュウ地方のフクオカって都市だ。ワイオミングでは絶対経験出来ない、
エキサイティングな経験が出来ると聞いてな。実際楽しかった、ゲームからファッションからフードから何から何まで。トーフは…旨く、
無かったけどな、ははっ』
自分の経歴を事細かに話続けている間に少し落ち着いてきたのか、せわしない姿こそ変わらずだが豆腐の感想をスマホに述べた男性。
無理に笑おうとしたのか、顔は完全に引き攣っている。
『それで……旅の最後に、コリアの目の前にあるツシマに行こうと思い立ったんだ。予定には無かった、思い付きだった。小さい頃に読んだ本で、
数十人で侵略者一万人を追い払ったサムライたちが居ると言う話を思い出してね。あの時は何てフェイクストーリだと思ったものだったよ』
相変わらず喋り続けている白人男性だが、揺れ動くスマートフォンのカメラが録画した映像と音声の中には、壁を背にした白人男性越しに
立ち込める煙や連続する破裂音等、普通の観光地や市街地には似つかわしくない物が画面の端に捉えられている。
『ツシマの旅も楽しかった。現地の人は、自分の拙い日本語にも親切に答えてくれたし、色んな施設も回れた。間違い無く最高の旅行だった……この時までは』
そして言葉を途切れさせ、背後の壁から顔を覗かせて周囲を確認する白人男性。先程聞かれた破裂音は、今は聞こえて居ない。
『……ツシマ・エアポートの旅客機のバードストライク、そしてその直後に突然始まった、コリアン・ミリタリーによるツシマへの侵攻、その結果、俺は此処に取り残された』
195: 陣龍 :2021/01/08(金) 15:07:16 HOST:124-241-072-147.pool.fctv.ne.jp
二度にわたり周囲を警戒した男性は、大きなため息を一つ、肺の底から吐き出してから、安全を確認しつつ立ち上がる。
『……コリアン共の虐殺で、何もかもが台無しになっちまった。あいつら……狂ってやがる。ただの一般市民を殺戮している、
銃撃、爆撃、砲撃で……しかもまるで、玩具を壊す様に寄って集って殺している…!』
諦観、絶望、憤怒。様々な感情が入り乱れながらに吐き捨てた言葉と共に、映像には無惨にも唯のスクラップと化した
民間旅客機の残骸と滑走路に抉られた大穴に崩壊した空港施設…そして、最早単なる有機物と無機物の混合体に成り果ててしまった
[元生命体]が多数映されていた。
『俺は今から、自衛隊やカンムスのフェアリーが確保して居ると言う港湾に向けて歩いて脱出する。この映像は、この無惨な光景は、
絶対に残さなければならない。……畜生、本来こういう事はハリウッド映画のヒーローとかの役割だろ、俺は父さんに銃の扱いを色々
教わっていた位の軍人でも何でもない、唯の一般人だぞ…!』
スマホに録画されている事にも構わずにファ〇ク、フ〇ックと呟きながら呟きながら移動を開始する白人男性。『あのイギリス人女性と
イタリア人男性、無事なんだろうか……』との言葉と共に映された、戦闘機の機銃掃射を受けて赤黒いペイントと人体のパーツで
装飾されたアスファルト道路が、この対馬の現状を無言で語っていた。
『……ふざけんじゃねぇぞ、ファ〇キンコリアン』
冒頭の録画から数時間後、所々録画が途切れたりするトラブルで途切れ途切れとなるも、運よく韓国軍兵士に未だ発見される事無く
逃げ続けている白人男性。そんな彼は遠目に確認した韓国軍の車両から逃れる為に滑り込んだ料理店で、起きている事は薄っすらと
予想はしていたが信じたくない光景に遭遇していた。
【(半島語で下卑た笑い声を上げる兵卒)】
「嫌っ、放して、こっちに来ないで!お父さん!お母さん!!お願い、返事をして、返事してよお!!」
見た目にも明らかに未成年……服装からして学生と分かる少女に対して明らかに非友好的極まりない声色で手を掴み上げている
韓国軍の兵士とそれを卑しい笑みで見ているもう一人の兵士。そして床には顔が変形し切るまで暴行を受けた成人男性と、紫に顔色が
変色して衣類を引き裂かれて性的暴行をされた女性が、白人男性が飛び込んだ料理店の厨房に居た。蘇生措置は考えるだけ無駄な事は、
床の赤い湖が明白に語っていた。
【(抵抗する事に激怒して少女を罵る言葉を連発する兵卒)】
【(それを煽るもう一人の兵卒)】
「痛い、止めて、殴らないでよ!なんで、どうしてこんな事するのよぉ……!!」
成人男性が受けても間違い無く痛い事間違い無しな殴打を容赦無く少女に叩き付け、耐えかねて泣き出した少女を見て大笑いする兵卒たち。
もしこれが映像で無ければ怒りに任せて飛び掛かる人間が多数居たであろう、余りにも野蛮極まりない光景であった。
『……すまない、料理人さん。包丁、借りるよ』
完全に出口に背を向けて全く気付いていない事から音も無く厨房に入り込んだ白人男性。誰にも聞こえない小声で成人男性に謝罪すると、
まな板の上に有った包丁を手に取る。韓国兵は少女に夢中で未だに気付いていない。スマートフォンは胸ポケットに入れて録画継続である。
196: 陣龍 :2021/01/08(金) 15:09:40 HOST:124-241-072-147.pool.fctv.ne.jp
『……ふぅ……』
一度小さく深呼吸し、呼吸を整える。
『……One……Two……』
韓国兵達は少女を床に引き倒した。一人は両手を押さえつけ、もう一方は小銃から手を外してズボンを
下ろそうとしている。何をやろうとしているかは明白で、そして同じく兵士が二人とも武器から手を放していると言う
千載一遇の隙である事も明白だった。
『……GO』
調理台の角を掴んで勢いをつけ、一気に襲い掛かった白人男性は、先ずは自身から見て手前に居た、ズボンを
下ろしている兵卒の背中に突貫した。
【(突然の激痛に意味も分からず絶叫する兵士)】
『次だ!』
狙っていたのか偶然なのか、背中からの一突きが完全に心臓を貫いて致死傷となった韓国兵を引き倒しつつ
包丁を音を立てて引き抜く白人男性。突然の乱入者に一瞬唖然とし、だが咄嗟に自身の拳銃を取り出そうとした
兵士だったが、目の前で行われた凶行と今し方自らの手で行った殺人により完全に怒りと興奮でアドレナリンを
大量分泌している白人男性の方が、圧倒的に動きが早かった。
【(勢いを付けられた蹴り上げからの喉元への突き刺しで呻き声も出せず即死した兵士)】
『殺(と)ったぁ!』
銃を取り出して狙いを定めようとする直前に白人男性の右足で思いっきり顎を蹴り上げられ、隙だらけの喉元に
対して身体ごとぶつかり突き上げる形で全力で韓国兵の喉を突き刺した白人男性。そして所謂火事場の馬鹿力で、
引き抜くと言うより引き裂くと言うべき乱暴な包丁の抜き取りで頸静脈が切り裂かれて床が鮮血に染められる中、
映像は暫く目の前で噴水の如く流血を垂れ流す元兵士を見下ろす形で映し続けていた。音声は荒い息を吐き続ける
白人男性だけである。
197: 陣龍 :2021/01/08(金) 15:11:28 HOST:124-241-072-147.pool.fctv.ne.jp
「……あ、あの……」
数分程して、少女の声が聞こえた途端に勢いよく振り向く白人男性。そしてその直後何かが盛大にモノを叩く音と
金属品が落ちた音、そして『アーオ』等と言いつつ白人男性が左手を抑える映像が見られた。どうやら振り向いた
拍子に思いっ切り調理台に左手を叩き付けて包丁を取り落とした様子である。
「あ…だ、大丈夫、です、か……?えっと、英語だと……」
「Oh……アー、ダイジョウブ、ダイジョウブ、痛み、平気。問題ナイ」
「えっ、日本語…?あ、上手なのですね、はい」
「上手くない、上手くない。ニホンゴ出来る、少しダケ」
心配そうに上目遣いで白人男性の元に寄る少女に対し、何でも無いと自身の日本語で答える白人男性。日本語が
上手と驚く少女に大した事無いと謙遜する白人男性。床の死体が無ければ何だか微笑ましい会話である。
「オジョウサン、私、エスケープ。南の方、船、来てる、多分。逃げる、一緒。ドウ?」
「……私……はい、一緒に、良いですか?」
「OK……アー、少し、外、見て来る。警戒、必要」
脱出の誘いをしつつ韓国兵から使えそうな銃器と弾薬を剥ぎ取る白人男性は、少女の両親と思われる二人を見ながら
誘いに頷いた姿を見て、警戒を理由に外に出る。白人男性が料理店の外に出る直前から、割れた窓ガラスを通して
小さく少女がすすり泣く声が聞こえてきている。
『……殺っちまったなぁ……』
少女のすすり泣く声を背にして、白人男性は自分の血で染まった両手を見ながら、そう呟いていた。
198: 陣龍 :2021/01/08(金) 15:18:46 HOST:124-241-072-147.pool.fctv.ne.jp
以上となります。本当に旅行中の気まぐれで対馬に来てしまったが為に地獄に取り残されてしまった、人生最悪の不運に見舞われたアメリカ人観光客の脱出記録(出来るとは言っていない)
普通に日韓関係がきな臭い状況になりつつあると言っても、普通に考えてこんな事やらかすとか思う余地が何処にもないですからね、特に情報が薄い外国人だと
実際無関係な外国人観光客も巻き込まれてる可能性有るなぁと言う思い付きネタでした。掲載許可は635氏のOKが出てからで
|д゚)尚エンディングは現状バッドエンドルート確定だったりする。しかし弥次郎先生の顔文字が無いと何か寂しい
最終更新:2021年01月09日 18:42