747: 名無しさん :2021/01/24(日) 15:51:15 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
誰もいないな………ヨシ!!(現場猫)
と言うことで、言いだしっぺのネタを時間が取れて書けたので投下します。

「夢幻」世界(仮)小ネタ 「ある英国宮殿の一日~ジョージ六世怒りの十二日間~」

「西ヨーロッパではフランス・ベルギーに対して、ドイツ・スペイン・ポルトガル軍が協力して徐々に優勢に移行。
 東ヨーロッパでも共産主義者の蜂起とその後のソ連侵攻で混乱が起きるも、主にイタリアとトルコによる介入と、ドイツから徐々にポーランドへ増援が行われていることで膠着状態から優勢に移行。
 一方、インドネシアにおける共産主義勢力の蜂起によって東南アジア各国に飛び火し、主にフランス領では治安の崩壊が引き起っています。
また、大統領による上海虐殺を切っ掛けにアメリカ世論は対日戦線を叫んでいますが、政府では大規模な情報規制の実施内部混乱が加速している模様です。」

「だが、日本に特使として弟を乗せたタイガーが帰還すれば国内のユダヤネットワークによる上海虐殺とアカの浸食を暴露した後、弟の演説によって改めてアジアにおける日本との共同戦線をアピールすることで、パックス・ブリタニカを確実なものとする。これでチェックメイトだ。」

「国王陛下……。ケント公は…」
「在日英国大使館の緊急通信によると横須賀に奇襲攻撃を仕掛けてきたアメリカ小隊によってタイガーは日本の戦艦四隻と共に撃沈。
また、アメリカは宣戦布告を行っておらず、ケント公も生死不明とのことです。」

748: 名無しさん :2021/01/24(日) 15:54:08 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
「…国防大臣、参謀長、陸海軍元帥、MI6長官。以下の者は残れ。」

「どうしてそうなるのだ!
 何故アメリカが宣戦布告も無しに我が国の戦艦を攻撃したのだ!
 よりにもよって王室が特使と乗っていたタイガーに!
 そのような兆候一切報告されていなかったぞ!
 何故誰も事前に情報を掴むことが出来なかったのだ!
その結果がこれだ。
 軍と諜報部は一体何をやっていたのだ!
 どいつもこいつもことごとく後手に回って……………
 ただ予算ばかりを無駄に請求して何の成果も出さない連中は大嫌いだ!」

「国王陛下、まさかアメリカが宣戦布告なしに我が国の戦艦を撃沈するなどだれも予想が…」

「事前に予想できなければ軍と諜報に何の価値がある!」
「フランスによるドイツ進攻と上海虐殺の時も同じことを言ったであろうが!」

「国王陛下、お気持ちは分かりますが少し落ち着いて………」

「宣戦布告も無しに戦艦を沈められた挙句、特使として送り出した弟を殺されて落ち着ける者がいるなら
お目にかかりたいぐらいだ!God damn you!(ちくしょう!)」

「貴様ら、立派な肩書で呼ばれてるが、士官学校で歳ばかり取りやがって!
 アカデミーで覚えたのはナイフとフォークの持ち方だけだ!
 情報の詳細はともかく奇襲の兆候を欠片も察知出来なかったとは
 肝心の国防については何一つ学んでこなかったのか!


私もやっておくべきだった!
 国家改革による旧い既得権益の粛清をすればよかった、日本のように!」

「エリザベス様、大丈夫です。国王陛下は少し錯乱なさっているだけですから。」

「………………アメリカにおけるユダヤ系財閥とユダヤネットワークの活動を全力で援護しろ。
そしてすぐさま日本大使館と連絡を取れ。」
「日英同盟を再締結する。



宣戦布告だ。」

749: 名無しさん :2021/01/24(日) 15:56:12 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
夢幻会無き史実ルートに置ける主要各国の概要(暫定) 陣龍氏リスペクト

オスマン・トルコ(立憲君+連邦制?)……『大戦』にて敗北した後、混乱する国内の状況にドイツの同盟国であったことやエルトゥールル号での接点があったことが日本で取り上げられたことで、ドイツには劣るものの多くのお人よし達による善意や、大陸化していたことで史実より石油に早く注目し、「少ないよりは多い方がいい」と中東に目を向けていた一部企業の利益目的を合わせた膨大な支援によって国内の一時的な平穏に繋がり、その貴重な時間は、日本がイギリスとの友好的な経済関係を築いていたことや、日本式の融和同化政策を吸収していたことで、イギリスのバックアップによるオスマン帝国政府とトルコ大国民会議の和解、及びムスタファ・ケマルを筆頭に新旧政府メンバーが混じった新体制政府をアラビア半島に確立することが出来た。(無論イギリスも善意のただ働きはせず、アラビア半島における油田開発の優先権を日本の譲歩によって多く獲得していた。)

なお、エルトゥールル号での出来事がオスマン帝国国民の親日度をただでさえ世界有数なものにしていたが、ただでさえ、国民に対して莫大な支援をしてくれたにも関わらず、純粋な善意によって日本がイギリスから協力してもらう形で実行し、国を分割させることなく、明治維新のように生まれ変わらせてくれたとして、親日度が市民から政府上層部まで限界突破することになり、アルメニア虐殺やアラブ反乱における対応、独立出来なかったことに不満を持つ人々も、「言いたいことはいろいろあるが国が混乱すると日本が困るから大人しくしておいてやる」という心境であった。

しかし、史実ならばセーヴル条約にて共にオスマン帝国を分割していたフランスとは今回の一件で亀裂が生まれ、イギリスが徐々に融和政策に移行するとは対照的に、植民地に行ける搾取と弾圧を強化していったことが、後の共産主義勢力蜂起においてフランス植民地が飛びぬけて甚大な被害を生み出した原因とされている。
WWⅡではおそらく、周辺をイギリス勢力に囲まれているため、純粋にソ連方面と中東に集中できると思われる。特に、インドによる物量と日英による質の高い装備が加わりWWⅠでの雪辱を晴らすような獅子奮迅の活躍が期待できると思われる。

750: 名無しさん :2021/01/24(日) 15:57:16 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
以上です。取り合えず有力な横須賀奇襲と所々スレで出ていた情報を拾わせて頂いてネタを書かせて頂きました。トルコに関しては以前スレでドイツに支援してるならエルトゥールル号も取り上げて日本が支援したことで生き残るんじゃないかと自分が言い出したことなので書いておこうと思ったからですが、改定案があれば遠慮なく踏み台になさってください。一つ目は某ヒャッハ―世界作品に、二つ目は陣龍氏への多大なリスペクトが含まれています。

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最終更新:2021年01月24日 23:56