516: 名無しさん :2021/02/06(土) 16:48:49 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
投稿無し………………ヨシ!!(現場猫)
夢幻世界で以前のドイツ飯ネタと返信で焼きおにぎりについて言及されていたので、ネタを一つ新たに
付けさせていただいて、勝手に補足して見ました。
焼きおにぎり(独:Yaki-Onigiri / J-Onigiri)
芋煮と同じくルール地方において土着した料理。
日本のおにぎりと同一のものであり、発音もそのまま「オニギリ」として定着している。
定着した経緯としては芋煮が大きく関わっていて、流入初期においてはドイツ人労働者が仕事の合間に素早く食べられ、なおかつ素早く作ることが出来る塩おにぎりとしてそこそこの人気を誇っていたが、初期にフランスやベルギーによる嫌がらせや食料徴発が発生した際、多くの労働者が口にしていることや見た目が白くて衛生的という理由から真っ先にその対象になってしまった。
しかし、芋煮に対する反応からアイデアを得た人道支援として派遣されていた日本人が、芋煮に使用されてもなお余り気味であった醤油や味噌を表面に塗って焼いた焼きおにぎりを代わりに出し始めた。その結果「白いコメに得体のしれない混ぜ物をし始めた」という偏見と誤解によって嫌がらせや食糧徴発を免れ、芋煮と同じく無事に追放労働者たちへと提供された貴重な料理となった。
なお、芋煮と同じように味噌派、醤油派、日本米派、欧州米派と細分化したまでは一緒であったが、芋煮派と焼きおにぎり派という論争を超えて一時肉体言語を交えた激論が繰り広げられたため、ルール地方でそのことについて不用意に言及するのはよほどの度胸が無い限りタブーとされている。(現在も年に一度はこの手絡みの問題が起こるが、全盛期であったWWⅠ~WWⅡの期間では凄まじいものだったことが記録されている)
517: 名無しさん :2021/02/06(土) 16:52:13 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
ブラックウインナー(独立: Schwarzebrühen / J-Weißwurst)
第一次世界大戦後のドイツで生まれたウインナーの一種。シュヴァルツアーブリューエン。
Jヴァイスヴルストともいわれる。
誕生の経緯としては非常に複雑で、まず黒ニンニクの誕生から語る必要がある。
ドイツの善き人々を救えと膨大な量の支援物資が民間から届けられ、それらを乗せた大小さまざまな船がドイツへと向かう中、滋養強壮に良く栄養も豊富だとして大量のニンニクを乗せた船が日本から出港したものの、たまたま船のメンテナンスを業者が行っていたことで高温の水蒸気が積み荷の区域に流れこみ、ドイツに到着するまで高温多湿の状態が保たれ、偶然黒ニンニクが誕生することになった。
船の船員は荷下ろしする際その見た目に驚愕し、始めはその見た目に面食らったものの何人かは「これは茶が発酵して紅茶になるのと同じではないだろうか」と思い至り、現地の人道支援団体や在独日本大使館に現物とともに事情を話したところ、人体に影響が無いか現地の研究所で栄養成分の分析が行われた。その結果、通常よりも非常に高い栄養価を持つことが判明し、黒ニンニクが誕生した経緯と共に日本大使館から本国に伝えられると栄養補給と言う観点から民間・軍事ともに非常に需要が見込めるとして試行錯誤の末、生産が開始されることになった。
これが、ドイツと結びつくのは赤子には粉ミルクがあるが、子どもには粉ミルクだけでなくもっと栄養があるものを食べさせたいと言う大人たちの切実な声に「なら、最近噂の日本の黒ニンニクってやつをドイツで一般的なソーセージに練り込んだらどうだ?」と言うやり取りを得て日本関係者と現地の精肉関係者が協力して作り上げたとされる。
原料は豚肉に豚の血と黒ニンニクをふんだんに使い、まろやかにする隠し味として粉ミルクを入れ混ぜ合わせて茹でたものをマスタードやケチャップで食べたり、醤油で焼いたりする食べ方を日本関係者とドイツ当局の協力で子どもを中心に広め、見た目とは裏腹に癖になる味から子どもたちが成人する頃には定番の人気料理として完全に定着し、後にブラッドウインナーとして日本に逆輸入されることとなった。
518: 名無しさん :2021/02/06(土) 16:52:53 HOST:M014013212160.v4.enabler.ne.jp
以上です。他には日本酒やみりん、じゃがバターなんかも伝わって人気になってるのかなーなんて思っています。
最終更新:2021年02月08日 15:20